CHANT(チャント) 鹿島アントラーズ

[鹿島] ユニフォームが汚れるサッカーを見せて欲しい

2015/03/15 16:20配信

ユッキー8番

カテゴリ:マッチレポート

2015年3月14日に行われたJリーグ第2節。

鹿島アントラーズにとっては今シーズンのホーム開幕戦であった。

昨シーズンを3位で終えた鹿島アントラーズに対して、今期の優勝候補に推す声もあった。しかし、結果は1対2での敗戦。前節に続いての連敗。ACLも含めれば公式戦4連敗である。今年が、2シーズン制に移行した短期決戦の年であることを考えれば、希望の見えないホーム開幕戦というほかない。

スタートダッシュが必要だったこの時期の連敗は、サポーターにとっても予想外の結果だったに違いない。

2節終了時点で2連敗でのスタートはJ1の中で、昇格組のモンテディオ山形と鹿島だけである。しかも、2節の相手は昇格組のひとつ湘南ベルマーレである。ベルマーレには20年ぶりの敗戦だという。まあ、ずーっと負けてなかったというよりは、相手がJ2にいた期間が長かったために対戦が無かったということなのだが(ベルマーレ昇格時には連勝していた)。

ホーム開幕戦で、先制点を奪ったのは鹿島だった。小気味良いボール回しで押し気味に試合を進めていたのは鹿島だったし、金崎夢生はまったくのフリーでシュートが打てたほどの完璧な崩しだった。柴崎の上がりも見事だったし、スルーにも意外性があった。前半の早いうちの、してやったりのゴールに、スタジアムには「今節はいける」という雰囲気がただよった。ビハインドを背負ったベルマーレが前掛かりになれば、さらにカウンターのチャンスが増える。そんな展開を予想したのは私だけではあるまい。新加入の金崎はボールに良く絡んでいたし、体も張っていた。相手は金崎に手を焼いているようにも見えた。

ひとつだけ不安があるとしたら、それはボールを奪われた瞬間のベルマーレの帰陣が物凄く早かったことだ。

鹿島にしても、攻守の切り替えの早さはチームのストロングポイントのひとつだし、だてに試合巧者と呼ばれているわけではない。

しかしながら、1点取って以降、何度かカウンターのチャンスがありながら、ベルマーレの戻りの早さに阻まれ、得点を挙げられていなかったのも事実。ACLで対戦し鹿島から勝利を挙げていたウェスタン・シドニー・ワンダラーズの高萩洋次郎が残したコメントが心に引っかかっていた。「技術は鹿島の方が上だったが力強さではうちが上回った」。

今節もそんな展開だった。確かに遠藤の放ったシュートがゴールポストにはじかれたり、金崎がドフリーのシュートをふかしたりといったことはあった。

「決めるところで決めておかないとやられるぞ」そんな言葉も頭をよぎったが、チャンスは作れているので心配はしていなかった。そう、小笠原がPKを与えた時点でさえも。

スタジアムが不安に駆られるといった雰囲気はなかった。押し込んでいるだから、じきに点が入るだろうと思っていた。しかし、後半のアディショナルタイムに入ろうかという時間帯で、決勝点を奪ったのは鹿島ではなくベルマーレの方だった。

「何で!?」 という思いが胸をよぎったが、冷静に見てみれば、ベルマーレの遠藤航は1得点1アシスト。決定的な仕事をしていた。決勝点を呼び込んだクロスも、あの時間帯にあの位置までサイドバックが上がってきていたことを褒めるべきだろう。鹿島の左サイドバック山本はサイドをえぐってきた相手選手をきちんとマークしていたから、遠藤航にボールを戻させた瞬間は、「防いだ」と思ったかもしれない。しかし、遠藤航は、戻されたボールをフリーでゴール前に放り込んでいるのだ。

鹿島側からしたら、「どうして負けたのか分からない」というくらいに押していた試合だった。

しかし、鹿島は偶然負けたわけではないと思う。上がるべきときに、リスクをとって上がり、ボールをうしなったら相手より早く帰陣していたベルマーレが、自分たちのスタイルをアウェーである鹿島スタジアムでしっかりと見せた試合だったと言えるのではないだろうか。

まさに「ショーザスタイル」である。

ACLと並行してリーグ戦を戦わなくてはならないとき、苦戦するのは今回が初めてではない。いや、むしろ毎度のことと言えるかも知れない。しかし、同じくACLを戦っている浦和レッズは2連勝だし、1分1敗のガンバ大阪に成績で見劣りしているのも事実。柏レイソルはACLを含めても無敗である。

大幅な若返りを図った鹿島。かつてのような嫌らしさ・試合巧者ぶりはまだ見られない。

伝統が受け継がれていることを示すには、2列目ではなくフォワードの得点が必要なのではないだろうか。また、球際の激しさはボールを奪う局面だけでなく、相手がパスを出す瞬間、シュートを打つ瞬間まで示さなくては勝利は呼び込めないだろう。

柴崎は本当によく首を振っているし、西大伍のダイレクトプレーは正確だ。今シーズンも鹿島が良いサッカーができることは分かった。次は、ユニフォームが汚れるサッカーを見せてもらいたい。そうすれば必ず優勝を争うことができると信じている。いや、そうしなければアジアで勝てないどころか、Jリーグでも勝てない、ということが分かったホーム開幕戦だった。

Good!!(91%) Bad!!(8%)

その辺のスポーツ紙よりも的確なレビュー!
ぜひ毎試合お願いします!^ ^

名無しさん  Good!!0 イエローカード0 2015/03/17|16:08 返信

コメントありがとうございます。毎試合カシスタに通いたいのですが、東京在住サポなもので、思うに任せません。できるだけ頑張ります。

ユッキー8番   Good!!0 イエローカード0 2015/03/18|00:13

いいこというね!!

名無しさん  Good!!0 イエローカード0 2015/03/16|15:14 返信

コメントありがとうございます。
実際、シュートチャンスが多くてスタジアムはとても盛り上がってました。
悪いサッカーをしてるわけではないんです。点に結びついてないだけ。心配はしていません。

名無しさん  Good!!0 イエローカード0 2015/03/16|17:25

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