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灼熱の日本列島。真夏の日中にサッカーの試合が行われるという「あたりまえ」は変えられないのか。

2018/08/02 13:42配信

サカログ花子

カテゴリ:コラム

連日、日本列島は灼熱という言葉が使われるほどに、
気温の高い日が続いています。
毎年のこと…といっても、明らかに数十年前の日本の夏とはちょっと違ってきていますよね。

サッカーの現場でも、そういった日本の夏の現状に
考えなくてはならない時にきているのではないかなと感じます。

・Jリーグはナイターゲームもアマチュアは日中のゲームが当たり前

Jリーグは6月の下旬頃からほとんどの地域でナイトゲームになりますよね。
屋内で年中ほとんど空調によって環境が変わらない札幌ドーム開催の札幌以外は、
強い日差しのない夜に試合が開催されることになっています。
9月の下旬頃までナイトゲームが続きます。

しかし、小学生からJFLまで…J3でも
ほとんどの試合が日中に行われています。

さらには人工芝の場合は、照り返しも芝の温度もかなり高く
ピッチにいる選手たちは気温以上のものを感じ、身体に影響が出る状況の中で
試合をしているのです。

全部の試合をナイターにすると、施設の数の問題や照明施設の電気代など
さまざまな問題にぶつかると思いますが、開催時間を最大限考慮するなど
環境に関する改善をすることはできるのではないでしょうか。

この暑さの中で、熱中症に気を付けましょうと毎日何度もメディアなどを通じて
伝えられているものの、その中で運動をするという矛盾。
気を付けていても、ふつうに生きる以上に身体を動かすわけですから、熱中症の危険性は高くなってしまいます。

・サッカー総合施設の充実が今度み抜けての改善策か

日本サッカー協会が手がける第一のサッカー施設であり、日本サッカーはじめてのナショナルトレーニングセンターである
Jヴィレッジは2011年3月に起きた東日本大震災・福島原発事故の影響によって閉鎖されていましたが、
7年ぶりに再開されました。

他にも静岡県のJステップ大阪のJグリーンとサッカー総合施設があり、
日本サッカー協会のものではなくとも、サッカーグラウンドを複数持ち合わせる施設が日本全国で増え続けています。

そういった施設では、照明施設がついているところも多く、費用面で課題はあるものの
そういった場所が増えることで日中だけでなくナイトゲームとして試合を開催できるのではないでしょうか。

サッカーは今となっては日本で子供たちのプレーヤーが多いスポーツとなりました。
サッカークラブの数はとてつもなく多くなりましたし、その分試合数も増えているはずです。

日本人はつらいことをする=根性、トレーニングという位置づけですが
暑さに我慢して熱中症ギリギリでプレーすることが決して良いことではないはずです。

現状では難しいでしょうが、炎天下の下で真夏に試合をする「常識」をどこかで
改善する、そういう時期にきているのではないでしょうか。

例えば季節自体を変えることもできるはずです。
そうなるとまた出てくるのが秋春制なのですが、真夏に試合を避けるという方法は
秋春制だけではない方法があるのではないでしょうか。

サッカー夏の風物詩といえば、高校のインターハイ。大学の総理大臣杯でしょうか。

大学の総理大臣杯は今年は9月開催で、年々試合開始の時間が遅くなっているので暑さを考慮しているスケジュールだと感じます。

 

まずは、健康第一。
怪我に気を付ける前に、命を守ること。

それが大事だと感じます。

 

 

 

 

 

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