CHANT(チャント) FCバルセロナ

光を失いつつあるカタルーニャの雄【FCバルセロナ】

2014/11/05 06:34配信

OG

カテゴリ:コラム

数年前、美しいパスサッカーの時代を築き、観客を魅了し続けたFCバルセロナ。

ライカールトがロナウジーニョやデコとともに作り上げた魅力的なスタイルに

ペップ・グアルディオラがバルサイズムを注入し、若手と共に育み、数々のタイトルを獲得してきた魅力的なポゼッションサッカー。

昨シーズンはタタ・マルティノが新たなスタイルを導入するも上手く機能せず6シーズンぶりの無冠に終わり、

今シーズンからルイス・エンリケが立て直そうとしています。

美しいポゼッションサッカーをしようと試みていますが、時代はそれを許してくれないみたいです。

先日のクラシコでも、レアル・マドリードの現代サッカーに敗れ、その次節でも敗戦。

リーガ・エスパニョーラ(スペインリーグ1部)では、現在4位とバルサにしては低迷しもがき苦しんでいます。

今シーズンからはルイス・スアレスという世界最高峰のストライカー獲得しましたが

以前獲得して結果を残せなかったイブラヒモヴィッチと同じような雰囲気を感じています。

なぜバルサは変わってしまったのでしょうか。

◆バルサらしさ

バルサはソシオと言われる一般の方々の会費によって運営されていてユニフォームにロゴを入れないことで有名でした。

当初はユニセフにバルサが寄付をしながら、胸にそのロゴを入れていました。

しかし、時代が変わり、現在はカタール航空やインテルなどのスポンサーを受け入れ

ユニフォームにもスポンサーロゴが入っています。

もちろん強化費や運営費を考えればスポンサーは重要ですが、バルサらしさを感じられなくなってしまったのは事実です。

◆現代のサッカーについていけるのか?

現在はブラジルワールドカップや多くのクラブを観ていてもそうですが、

ボールを奪った後にできるだけ、早く人数をかけてゴールを奪いにいくサッカーが成功を収めつつあります。

より走る量や質が求められ、前線の選手も守備ができなくては試合に使われません。

バルサのサッカーを見ていると、そういった前線からのプレスにより、ボールを失う回数が増えているように感じます。

彼らが彼らのスタイルで勝ち上がっていくためには、そのスタイルの進化が必要になってきます。

究極のポゼッションサッカーに速攻や切り替えのスピードが高まってくれば、

彼らのポゼッション率も相手を苦しめる大きな要素となってくるはずです。

シーズン中盤に入ろうとしている中、スアレスも復帰し、これからがバルサの進化が問われる時です。

ルイス・エンリケの手腕がバルサ復活の大きなカギを握っていることは間違いありません。

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