CHANT(チャント)

口論騒動に見るサポーターのあるべき姿とは

2018/03/19 20:29配信

武蔵

カテゴリ:コラム

J1第3節の柏レイソルとC大阪のゲームで、異例の事態が起こった。試合も終盤に差し掛かった後半35分、ゴールキックを蹴ろうとしたC大阪GKのキム・ジンヒョンが、柏レイソルのサポーターと口論になり、試合が一時中断する事態にまで発展したのだ。

ジンヒョンは主審に対し、しきりに何らかの挑発行為があったことをアピール。その後、柏レイソルMFの大谷がヒートアップするサポーターをなだめ、事態は収束したものの、何とも後味の悪い結果となってしまった。

サポーターの品格

ネット上ではジンヒョンに対する人種差別行為があったのではないかと噂されているが、事実確認がされてない以上、そこに関しては言及を避けるとして、何らかの挑発行為があったことは間違いないだろう。

サッカーの試合において、サポーターが相手チームの選手にブーイングや野次を飛ばすことはよくあることだ。ピッチの中で選手たちと一緒に戦うことはできないまでも、ピッチの外から相手チームにプレッシャーをかけることで、応援するチームの勝利に貢献する。それもサポーターとしての一つの形だろう。

しかし、そうした行為は、あくまでも選手のプレーや振る舞いに対して向けられるべきものであり、大前提として個人の尊厳を損なうようなものであってはならないと思う。当たり前のことだが、サッカー選手だって普通の人間であり、それぞれに譲れない部分がある。それを「相手チームだから」という理由で、サポーターが好き勝手に中傷することは決して許されるべきではない。

私は現場にいたわけではないので、今回の件に関して細かい状況を知ることはできない。しかし、画面を通して見ている限りでは、ジンヒョンの振る舞いに何か問題があったようには見えなかった。もしも柏レイソルのサポーターが、その場の感情に身を任せて、キム・ジンヒョン個人に対して攻撃を行ったのだとしたら、それはもはやサポーターとは呼べないだろう。

相手チームの選手にもリスペクトを

ここまで長々と持論を述べてきたが、要するに私が言いたいのは、相手チームの選手にもリスペクトを持とうということだ。
試合中についつい熱くなってしまう気持ちは分かる。今回のような拮抗している試合では尚更だろう。しかし、その中でも相手チームの選手に対するリスペクトの気持ちは忘れず、試合が終われば自チームの選手たちと同じように拍手を送れるようなサポーターに、私はなりたいと思う。

Good!!(100%) Bad!!(0%)

現地にいたけどすごかった

名無しさん  Good!!0 イエローカード0 2018/03/27|20:39 返信

この記事も読んでみる