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中島翔哉がポルトガルで活躍できるワケ

2018/02/26 19:46配信

武蔵

カテゴリ:コラム

FC東京からポルトガルのポルティモネンセSCに移籍してはや半年、中島翔哉は異国の地でスターへの階段を登り始めた。

シーズン途中に加入すると、すぐにレギュラーの座を奪取。

左のウイングとしてコンスタントに出場を重ね、ここまでで9ゴール 5アシストと目覚ましい活躍を見せている。

その活躍に、同じポルトガルリーグの強豪であるポルトをはじめ、複数のビッグクラブが関心を寄せていると言われ、

今後さらなるステップアップが期待される。

さて、そんな成長著しい中島だが、なぜ大した順応期間も経ずにブレイクすることができたのだろうか。

若くして海外へ渡ったはいいものの、生き残ることができずに帰国を余儀なくされる選手が多い中、中島が成功できた要因について考えてみたい。

“上手い”ではなく“怖い”

卓越した技術と高い俊敏性を武器に相手陣内を切り裂くサイドアタッカー。中島にそのようなイメージを持っている人も多いだろう。

確かに間違いではない。しかし、私が思うに、中島の魅力はそうしたテクニックやアジリティーといった部分よりもボールを持ったときの迷いのなさにあるのではないかと思う。

例えば、周りに相手選手がいる中、ゴールを背にした状態でボールを受けたとしよう。

普通の選手なら簡単にバックパスでボールを戻すかもしれない。

しかし、中島の場合、少しでもスペースがあれば、前を向いてドリブルを仕掛けようとする。

ゴール前でも同様だ。味方選手がサポートに来ていても、構わずシュートまで持ち込んでみせる。

フリーの味方が「何でパスを出さない」と要求してきても、自分のプレーを貫く姿には、一種の芯の強さを感じる。

上手い選手というのは日本国内にもいるだろう。しかし、中島ほど怖い選手というのはほとんどいない。

ボールを持ったら何の迷いもなく、ひたむきに相手ゴールを狙い続ける。そうした積極性こそ、

他の日本人選手にはない中島の魅力ではないだろうか。

ぜひ日本代表のジョーカーに

日々スケールアップを続ける中島翔哉だが、これまで日本代表に選出された経験はない。

しかし、個人的には充分W杯メンバーに食い込む力は持っていると思う。

実際にハリルホジッチ監督もポルトガルに視察を送っており、中島翔哉の活躍には注目している様子。

中島が得意とする3トップの左は乾や原口といったライバルが多いものの、ぜひ限られた椅子を掴み取ってもらいたいと思う。

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