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J2降格チームが決定 2017/J1リーグ終了 甲府・新潟・大宮…3チームの今季。

2017/12/04 10:33配信

サカログ花子

カテゴリ:コラム


J1の全日程が終わりました、J2への降格チームが決定しました。
降格したチームは3チーム。
来季は、J1で戦うこととなります。

・苦手な相手に勝利という結果。しかし決まってしまった、J2降格。

ヴァンフォーレ甲府は、残留の可能性を最終節まで残し迎えたベガルタ仙台戦でした。
甲府にとって、仙台はあまり相性の良くない相手。
前期の対戦では0-3と完敗、過去の対戦をみても仙台にはほとんど勝てていませんでしたが
残留をつかむためには、絶対勝利が必要な甲府は、仙台をホームに迎え勝利を目指しました。

結果、1-0の勝利。
しかし、残留争いをしていた清水エスパルスがヴィッセル神戸に勝利したため、勝ち点及ばず
J2降格が決定してしまいました。

J1の中でも人件費が少ないチームといわれる甲府。
なかなかJ1で戦える強力な戦力を獲得することが難しい中で、外国人選手を上手くチームの軸として立て
大学サッカーを経験した選手を中心に戦力を整え、戦ってきた甲府。

ボールを保持することを求めるのではなく、しっかり守ってカウンターという
自分たちの力で勝てる限りのサッカーを追求し、失点はなんと降格チームとしてはかなり少ない39。
上位チーム水準の堅守は、降格したチームといえども評価されるべき甲府の武器でした。

吉田達磨監督の下、選手たちが一丸となって一生懸命さが伝わる試合が多かったことも今季の甲府の魅力だったと思います。
特に吉田監督にとって特別な対戦相手であろう柏レイソルとの対戦は、指揮官の想いを汲んだ選手たちが
本当に一生懸命になって戦う姿は、感動がありました。

ヴァンフォーレ甲府
勝ち点32 7勝11分16敗 総得点23 総失点39 16位

・降格チームながらリーグの主役の一角となったアルビレックス新潟の強さ

本当に強かった。
降格することが本当に惜しいと感じるのがアルビレックス新潟です。
前期は、2勝3分12敗という結果となりかなり厳しい戦いとなった新潟でしたが、
後期は 5勝5分7敗。特に最後の6試合では負けなし5勝1分。4連勝でシーズンを終えました。
最終戦では、ACL行きを決めた3位のセレッソ大阪に1-0で完封勝利。
降格が決まってしまってからも、気持ちが切れることなく1試合1試合強さを増していったアルビレックス新潟のこれからが
本当にみたかった!と感じます。

呂比須監督が本当に素晴らしいチームマネジメントとして、選手たちに非常に良い影響を与えながら
戦い続けてきた結果だと感じます。
このひとつとなり戦い、強さを増していった経験は絶対に来季J2で活きるはずです。
もっともっとアルビ旋風が見たかった!と感じさせるほど、終盤はリーグの主役の一角となっていたと感じます。
最終戦で勝利し、ついには圧倒的だった最下位から脱出。17位でリーグを終えました。

アルビレックス新潟
勝ち点28 7勝7分20敗 総得点28 総失点60 17位

・最下位でのJ2降格 大宮アルディージャ

昨季はJ2から戻り、リーグ5位という結果を残した大宮アルディージャ。
しかし、今季は序盤からうまくいかずサポーターから愛されていた渋谷監督が解任となると、
伊藤監督が監督に就任。主に攻撃に変化を感じさせるチーム作りをしたものの結果に結びつかないまま終盤を迎えてしまいました。
そして、残り3試合でのまさかの石井監督の就任。

残り僅かに残っていた残留に懸け、3試合を戦ったものの3試合で1分2敗。
石井監督となって3試合での得点は0。失点は3試合で8失点というかなり厳しい結果となりました。
最終戦では、川崎フロンターレの奇跡の逆転優勝試合となってしまう5失点での敗戦でした。

結果、新潟にも抜かれ大宮は最下位に。
毎年最下位となり降格していくチームは、メンタル的にもズタズタになりサポーターも極限を迎え
クラブとしてかなり厳しい状況となり落ちていく姿を目の当たりにしますが、
今季は新潟が最下位ながらも勢いを持って強く歩みを進めていると感じていたら…最終的に最下位となった大宮がそのような状況となり
負の雰囲気を背負ったままの降格となってしまったという印象にあります。

サポーターはもちろん実際にピッチに立っていた選手たちとチームの信頼をも崩れてしまっているのではないかと心配になるほど
大宮の今回の降格までの道のりは迷いが見えたものでした。

3年前の降格とはまた違った形となった大宮が、来季のJ2をどう戦うのか。

大宮アルディージャ
勝ち点25 5勝10分19敗 総得点28 総失点60 18位

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