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ロシアW杯最終予選で波乱続出 本大会に進めなかった強豪国

2017/10/16 18:53配信

武蔵

カテゴリ:コラム

先月、オーストラリアに勝利し、無事ロシアW杯へのチケットを手にした我らがハリルジャパン。

世界各国でも最終予選が終了し、次々とロシアW杯の出場国が決定している。

スペイン、ドイツ、ブラジルをはじめとする優勝候補が危なげなく本大会進出を決めていく一方、今回も世界各地で波乱が起きている。

いくつか紹介していこうと思う。

オランダ

今大会最大の波乱といえばオランダの最終予選敗退だろう。

前々回大会では決勝進出、前回大会では準決勝進出という輝かしい実績を持つ強豪の予選敗退に驚きを隠せない人も多いのではないだろうか。

フランス、スウェーデン、ブルガリア、ルクセンブルク、ベラルーシとともにAグループに振り分けられた同国。

順当にいけばフランスとともにW杯行きの最右翼と見られていたが、蓋を開けてみればスウェーデンに次ぐ3位。

プレーオフにも進むことができず、ロシアW杯への道が絶たれてしまった。

今予選を通して感じたのは純粋なタレント不足だ。

今まで代表を支えてきたロビン・ファン・ペルシー、ヴェスレイ・スナイデル、クラース・ヤン・フンテラールらが年齢を重ね、

パフォーマンスにも陰りが見える一方、若手の台頭が思うように進んでおらず、かつての力強く攻撃的なサッカーは見られなかった。

オランダが強豪国として再び世界の舞台に戻ってくるためには世代交代の推進が必須事項だ。

これまでエースとしてチームをけん引してきたアリエン・ロッベンが今大会を機に代表引退を表明。

オランダ代表は今、ターニングポイントに立たされている。

チリ

欧州予選同様、毎大会過酷なサバイバルが繰り広げられることでお馴染みの南米予選だが、今大会も最終節までもつれ込む大混戦となった。

そんな苛烈な競争の中、コパ・アメリカ2連覇中のチリ代表がW杯への切符を取り損ねた。

最終節を残して3位につけていた同チームだったが、最終節でブラジルに0-3で敗れ

一気に6位に転落。メッシのハットトリックにより本大会進出を決めたアルゼンチンと入れ替わる形で、予選敗退の苦渋を味わうこととなった。

チリといえばアレクシス・サンチェスやアルトゥロ・ビダルらを抱える南米屈指の強豪。

豊富な運動量を活かした強烈なプレッシングと卓越したパスワークを基盤に展開するスペクタクルなフットボールは、

世界中のコアなサッカーファンを唸らせる。そんなチリ代表の姿が見られないのは、いちサッカーファンとして寂しさを感じずにはいられない。

アメリカ

北中米カリブ海予選でも波乱が起きた。これまで7大会連続で本大会に駒を進めていた、いわば“W杯常連国”であるアメリカが予選で姿を消したのだ。

最終節を残して3位につけていたアメリカ代表。

最終節の相手は最下位のトリニダード・トバゴということで、本大会進出はほぼ確実視されていたものの、結果は1-2。まさかの黒星を喫し、

予選敗退となってしまった。

ダビド・ビジャやアンドレア・ピルロを筆頭に、世界各国のスター選手がメジャーリーグサッカー(MLS)に移籍を果たし、

近年サッカー熱が高まりつつあったアメリカ国内において、今回の失態は国民の失望を買ったことだろう。

それ以外にも様々な強豪国が…

もちろん紹介した以外にも世界各地で様々な強豪国が姿を消している。

例えば、ウェールズ。ギャレス・ベイル、アーロン・ラムジーら“黄金世代”がチームの根幹をなし、

EURO2016で大躍進を果たしたウェールズ代表だったが、W杯予選では力を発揮することができず、敗退することとなった。

アフリカ予選ではエジプトが7大会ぶりのW杯出場を果たした一方、カメルーンやガーナ、

前回大会ハリルホジッチの下で旋風を巻き起こしたアルジェリアが敗退。

また、アフリカ屈指のコートジボワールも未だにW杯出場を決められずにいるなど、まだまだ安心できない。

まとめ

新たな国、新たな選手が台頭するのもW杯の醍醐味の1つではあるが、

やはりサッカーファンとしては1人でも多くのスター選手を見てみたいと思うのが本音だろう。

残りの出場枠をかけて行われるプレーオフの行方にも注目していきたい。

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