【W杯】 ブラジルだけではない!日本サポーターのゴミ拾いという素晴らしき姿が拡げる影響 【日本代表】
2014/06/17 20:46配信
カテゴリ:コラム
現在、世界中でSNSなどを中心に日本サポーターの姿が話題となっている。
試合後、日本のサポーターたちが応援に使った青いゴミ袋を手にゴミ拾いをし、スタジアムの座席部分のゴミ広いをしほとんど座席にはゴミを残さなかったとその姿が讃えられているのだ。
日本サポーターがこのような行動をとるようになったのは実は今に始まったことではなく、フランスW杯から続く日本サポーターの伝統となっている。
●日本を青く!からはじまった青いゴミ袋
時は1997年。
フランスW杯がはじまり日本ではドーハの悲劇を経て、悲願のW杯に向かっていた。
その予選時に日本を青くしようとはじまったのがこの青いゴミ袋での応援だった。
スタジアムを青く染めるために青いゴミ袋を持ち、試合後はゴミ拾いをしてゴミを集める。
それがスタートだった。
アウェイの試合でもそれは継続して使われ、もちろん本戦フランスでも日本サポーターはたくさんの青いゴミ袋を持ち、スタジアムで応援しその後、ゴミ拾いを積極的に行った。
それは勝った時でも、負けた時でも変わらない。
それが日本サポーターの姿となっている。
●広がるゴミ0 サポーター
最近ではJリーグのサポーターの中でもゴミ拾いの意識は拡がっている。
Jリーグがはじまった当初、紙ふぶきがまた認められていた頃は、紙ふぶきを使ったサポーターたちがゴミ拾いをすることが多く、それが習慣化しているチームサポーターも多い。
ホームはもちろんだが、アウェイは「お邪魔する」という感覚だからこそ、ひとつもゴミを残さずにきちんとゴミ拾いをして帰るといいうサポーターが多くなっている。
ゴミ袋はサポーターにとっては実は重要なアイテムだ。
ゴミ袋は万能で、ゴミの収拾はもちろん、雨が降った時の簡易カッパ利用や、雨から荷物を守ることができる袋として活躍する。
長年スタジアム通いをしているサポーターのほとんどがゴミ袋を持っているのではないkというほどゴミ袋は重要なサポーターグッズなのだ。
そのゴミ袋を使って試合後ゴミ拾いをし、スタンドをキレイにするサポーターは素晴らしい。
この風習はどんどん広がってほしいものだ。
一方でまだまだゴミをそのままにして帰ってしまう ゴミをゴミ箱へという常識すら守れない人間もたくさんいる。
そういった人たちに言葉ではなく姿で、姿勢で、意識で発信していくことが大切なのかもしれない。
●ブラジルだけではないゴミ収拾
実はこの行動は、ブラジルだけではなく、いつも混乱となってお祭り騒ぎとなる渋谷、そしてパブリックビューイングの各会場でも日本代表サポーターグループであるULTRASを中心に行われているのだ。
渋谷でバカ騒ぎをするのは彼らではない。それでも足を運び、どんなサポーターでもサッカーサポーターとして一括りにされてしまうことを踏まえ、ゴミ拾い活動を行っている。
サッカーサポーターがゴミを残さない、ゴミを放置しない、そういった意識を持ってもらうことをめざし、彼らは青いゴミ袋を片手にさまざまなところでゴミ拾いを行うのだ。
マスコミも渋谷で負けてもハイタッチを行い交差点で騒ぐ人たちをサポーターとして取り上げるのではなく、こういった真のサポーターの姿を取り上げるべきではないのか。
サポーターとはこういったfootballに敬意を持った人たちのことを指す名称ではないのか。
この世界からの賞賛をひとつきっかけに、全国のサッカーファン、サポーターたちがゴミに関して、そしてfootballに関して敬意を払い、拡がっていくことが好ましい。
サッカー観戦の場も、パブリックビューイングの場も、当たり前にあるわけではない。
W杯期間であっても、社会は普通に動いておりサッカーが中心なわけでもなんでもなく、サッカーサポーターのマナーが悪いと一般の方たちに迷惑がかかってしまう。
そしてサッカーサポーターはマナーが悪いというレッテルを貼られてしまうことでそういった場所が減ったり、スポンサーが離れてしまったりとマイナス要素が生まれてしまうのだ。
スタジアム全体をたくさんの人でカバーすることでたった10分でスタジアムがキレイになることもある。
一人が周囲の席を見渡してゴミ袋いっぱいではなくても両手いっぱいにゴミを持つだけでも全然違うのだ。
日本が誇れるサポーターの姿を
マネすることは全然恥ずかしいことではない。むしろ胸を張って取り入れるべき姿だ。
ゴミを拾う前に、捨てるなよ。
名無しさん | 0 0 |2014/06/21|08:23 返信