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【浦和レッズ】 J1優勝に向けての天王山。優勝の行方を示す決戦は11/22 【ガンバ大阪】

2014/11/05 08:35配信

CHANT編集部

カテゴリ:コラム


2014シーズンもついに佳境というところまでやってきた。
11/2.3に行われたJ1第31節を終え、現在J1は日本代表週間となり、短期中断に入った。
ナビスコ杯の決勝を戦うサンフレッチェ広島とガンバ大阪以外のチームは数日間の休みに入ったチームが多く、ラスト3試合に向けてまずは身体を休め、最終決戦に挑む準備をする。

現在J1首位を走っているのは浦和レッズ。
ラスト3試合でJ1はどこが優勝という栄冠を手にするのだろうか。

●優勝に一番近い 浦和レッズ

現在首位に君臨し、その勢いと確実性が高いのは浦和レッズだ。

浦和は今シーズン序盤はスタートダッシュとはならなかったものの、10節には首位を獲得。
その後2位に後退することが2度あったものの、ほぼ首位のままここまで走り続けている。

昨年の浦和も優勝候補の一角に挙げられ勢いがあった時期もあったが、大量に失点してしまうという終盤の危機から抜け出せずに、結果的にACL圏内にも入ることができなかった。
チームとしての熟成度は増し、名将ペドロヴィッチ監督のサッカーが浸透してきたことに加え、個々の能力が高い上にチームとしての理解度もそれぞれが高く、プロサッカー選手としての意識も高い浦和レッズだったが、失点癖という言葉で表現されてしまうほどに、昨年の終盤は苦しんだ。

その失点の多さは選手たちはもちろんスタッフたちも問題として第一に考え、積極的にその部分を補おうと適切に動いた。

まず広島から日本代表GK西川周作を獲得。
アジアNO.1のキックを持つGK西川を獲得したことで、GKから攻撃にも転じることができる展開ができるという武器を得たこと、そしてキックだけではなくセービングも現在日本にいるGKでは圧倒的な能力があるため守備力が上がることは間違いなかった。
DFを動かす能力も高く、西川を得たことでディフェンス陣のポジションの取り方や動き方も適切となった。

最終的にかなりの失点をしてしまった昨年の浦和レッズだったが、今季はリーグ最少失点の位置に存在している。
31試合で27失点というのは黄金期のジュビロ磐田ほどの失点率となっている。
昨年の56失点から考えるとかなり少なくなったと言えるだろう。

攻撃力の浦和というイメージが強いものの、今季はエース興梠の得点が多いもののそれでもどこからでも誰でも打てる、ゴールを獲れるというのが浦和の武器である。
興梠が重ねた得点は現在12ゴール。しかし、骨折という大きな怪我に襲われ現在は興梠なしで戦わなくてはいけない状況になった。
しかし、全員で得点をどこからでも狙えるという攻撃力を持つ浦和にとって、興梠の不在はかなり痛みはあるものの、戦力として落ちるとは考えにくい。

李のゴール嗅覚に加え、途中出場からでも結果を残すことができるルーキー関根、2列目から梅崎や柏木や狙えば、阿部のミドルもあり、セットプレーでは那須の魂のこもったヘッドもある。
槙野だってゴールは常に狙っているし、サイドを駆け上がる宇賀神もミドルがある…
隙を与えたが最後というように浦和レッズは常にゴールを狙えるサッカーを展開できるチームだ。

10月の仙台での敗戦からの連戦で、思うように結果を重ねることができなかったものの、先日のマリノス戦では関根が決めて約1か月ぶりの勝利を挙げた。

2位の位置にまで追い上げてきているガンバ大阪との勝ち点は5。

残り試合は3試合

11/22にはガンバ大阪との直接対決が、ホーム埼玉スタジアムで待っている。
それに勝利すると、優勝が決まることとなる。

直接対決はまさに死闘となる戦いとなりそうだ。

浦和レッズとガンバ大阪 2強時代という歴史があったJリーグ。
だからこそ、この戦いはどちらも譲れない試合となることだろう。

 

●逆転を狙うガンバ大阪の追撃

浦和レッズの優勝を阻止することがあるのだとすると、可能性のあるチームはガンバ大阪だろう。

まさかのJ2降格となった一昨年。オリジナル10クラブであり優勝経験も持つガンバ大阪がまさかの降格をするとはだれもが予想できなかった。
日本代表の心臓部だった遠藤を主に持ちながらもJ2降格となってしまった2012年。

J2でも序盤はなかなか結果をコンスタントに出すことができず、若干後退する時期もあったものの、最終的には強さとレベルの違いを見せつけるほどの存在感を放ち、J2優勝、そして昇格を決めた。
転機となったのはエース宇佐美の復帰だ。

宇佐美が戻ってきたガンバ大阪は、宇佐美が得点を重ねるだけでなく攻撃に厚みが出て、他の選手たちの能力をいかすことにも成功した。
そして今季J1に復帰したガンバ大阪だが、序盤はかなり苦しい試合が続いた。
降格圏と呼ばれる順位の位置にいたこともあり、戻ってきてもダメかなんて声が聞こえてくる時期もあった。

しかし、そんなことはなかった。
W杯中断を終えたガンバ大阪は一気に調子を向上させ、順位を駆け上がった。
ひとつずつ戦いながら勝利をつかむということを繰り返していくと、一切見えることのなかった位置から浦和の位置が見えるところまで来た。

エース宇佐美のプレーはもちろんガンバ大阪になくてはならないものとなっているが、ここにきてW杯を終えて戻ってきた遠藤の良いところにさらに磨きがかかった状態に見える。
年齢的にも落ち目のように言われることもあったが、遠藤は現在ここ数年で一番状態が良いのではないだろうか。
日本代表という重さを一度下ろしてなにか解き放たれたのではないかというほどに、遠藤はガンバの心臓として強烈な存在感を示している。

遠藤が躍動することで、選手たちの能力が最大限に生かされる。
遠藤は選手の能力を引き出すプレーを展開することに優れているのだ。

ガンバ大阪は近年、世代交代を取り入れてきたが、それでも遠藤はまだ経験の少ない若い選手に対して優しいパスや戦い方はしなかった。
選手に合わせることは簡単だが、合わせてレベルを下げてしまうとそのレベルの選手になってしまい、チームになってしまう。
だからこそ、高いレベルを保ち、それに無理矢理にでもついてきてもらうことで選手たちの経験とレベル向上に貢献した。
その成果が今、形になっていると感じる。

数年前にはチームの戦力として力が足りなかったと感じた選手たちが今、チームになくてはならない戦力といて戦っているのはそういった経験を積み重ねたからだろう。
遠藤の撒き続けてきた種は、確実に葉をつけ成長し、実となっているのだ。

ガンバ大阪は現在、得点数ではリーグ2位。そしてガンバも長年守備力が問題視されてきたものの、リーグ4番目に少ない失点であり、1試合平均1失点。
攻守にバランスの取れたチームとなっている。

浦和との勝ち点差は5。

優勝のチャンスを得るには次の直接対決で勝利を掴む方法以外にない。
浦和に勝利しても首位に立てるわけではなく、次勝利をしても追う側の立場であることは決まっている。

しかし。今年は常に追う側の立場に存在し、徐々に徐々に時間をかけて今の状態にまで持ってきたという強みがある。
3試合すべてを使って優勝を争う状態となった時。
結果を長くに渡って掴んできたガンバ大阪にも、充分優勝の可能性が出てくることであろう。

 


優勝の可能性は3位鹿島アントラーズ、4位サガン鳥栖まで可能性が残っている。

まずは天王山である11/22 次節 浦和レッズvsガンバ大阪が大きな鍵となることは間違いない。

 

2014のJ1の王者は果たしてどのクラブに―。

 

この短期中断期を 選手としてチームとしてどう過ごすかに 懸かっている。

 

 

 (2014.11.5 12:45修正)

Good!!(71%) Bad!!(28%)

勝ち点差は5です。

名無しさん  Good!!1 イエローカード0 2014/11/05|11:14 返信

ご指摘ありがとうございます。
大変申し訳ございません。修正ささえていただきました。

読んでいただき、ありがとうございます!

CHANT編集部   Good!!0 イエローカード0 2014/11/05|12:46

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