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海外で通用しない理由

2016/02/16 22:52配信

KY

カテゴリ:コラム

1年くらい前に海外のクラブチームへ移籍した日本人選手が、気付いたら日本に戻って
プレーしていた。なんて事はよくある話で、本田や長谷部のように海外で活躍できる日本
人選手はほんの一握り。
なぜ日本のサッカー選手は海外で通用しない事が多いのか。この問題、やはり日本人
の特徴が深く関係しているのではないか。

発言しない日本人

海外のクラブチームには様々な国籍の選手がいる。そういった国際的な場では、自分
達の意見を主張しあうのが当たり前。これはサッカーに限らずビジネスとか政治の世界、
例えば国の首相や大臣が出席するような国際会議とかでも同じ事。アメリカやヨーロッパ
の国々は、積極的に自分達の意見を主張していく。なぜなら自分が優秀な人間である事
を示すのに、1番簡単な方法が発言する事、これをよく理解しているからだ。

しかし残念ながら日本人はあまり発言しない。その理由は2つあると考えられる。1つは
間違った事を言って周りの人から笑われたくないから。もう1つは発言に伴う責任を負い
たくないから。
だが海外において、発言しない者は能力の無い無能な人間だと評価される。よっぽど
突出したプレーでも見せない限り、発言しない無能にパスは来ない。パスが来なければ
監督にアピール出来ない、アピール出来なければ試合にも出れない、試合勘に不安が
あるという事で代表にも呼ばれない。

要するに多くの日本人選手は、プレーが通用する以前にコミュニケーションの時点で
通用してないから、早々に日本へ戻ってくるのも当たり前。これもサッカーに限らず野球
とか他のスポーツでもそうだろう。

遠藤を目指すか 海外を目指すか

わざわざリスクを負って海外に行かなくても、遠藤のようにG大阪でのプレーや経験が
国際舞台でも通用する選手はいる。そういったプレーヤーになれるよう努力したり、育成
する環境を整えた方がリスクも低いし楽ではないか。

それでも海外を目指すのであれば、まずは恥ずかしがらず積極的に発言していく精神
を育む事、発言しやすい環境を整える事。これが進まないと、例えば国が力を入れている
英語教育も時間の無駄に終わるのではないか。

発言しない日本人が英語を覚えても、宝の持ち腐れになるという事だ。

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