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【Jリーグ】 2016キャンプへ行こう!~ 沖縄編~【J1/J2/J3】

2015/12/27 22:09配信

Tomoko Iimori

カテゴリ:コラム


来季もリーグ開幕前に、キャンプを組み時間をかけて一年を戦う土台を創るチームが多いことと予想されますが
近年、多くのチームが沖縄でキャンプを行っていますよね。
沖縄でサッカークラブがキャンプを行ってきた歴史は長いものの、数年前までは「多くのチーム」という印象ではなかった気がしますが、近年は本当に多くのチームが沖縄でキャンプを行うようになりました。

Jクラブのキャンプは一次キャンプ、二次キャンプと2部に分かれていることが多いのですが
そのどちらでもチームが入れ替わる形で1月から開幕直前までの約2か月間、沖縄にてたくさんのチームがキャンプを実施する予定です。

観光地としても日本有数の地、沖縄。
応援するチームや、気になるチームのリーグへの準備を行うトレーニングを観に行きたいという方も多いのではないでしょうか。
サッカーを観て、観光をする。
そんなことも可能な地、沖縄。

キャンプへ行こう 第2回目は沖縄県です。

沖縄へ行こう!


●温暖な気候はキャンプ地に適し、キャンプ招致の経験が豊富

昨季キャンプ実施チーム

FC東京
ガンバ大阪
サガン鳥栖
ヴィッセル神戸
名古屋グランパス
横浜Fマリノス
ジェフユナイテッド市原・千葉
コンサドーレ札幌
水戸ホーリーホック
Vファーレン長崎
FC岐阜
グルージャ盛岡


沖縄でキャンプを行うことの大きなメリットとしては、やはりその温暖な気候にあります。
2月であっても平均気温は18度近く、日中は20度以上になることも多くトレーニングを行う気温としては最適な環境と言えます。

寒い地でトレーニングを行うと、筋肉が寒さによってあたたまるまで時間がかかったり、筋肉が縮みやすく怪我をしやすい環境となることが知られていますが、
沖縄の温暖な気候はトレーニングを行う上で快適であり、環境としては贅沢であるほどです。

冬でも青い空がどこまでも続き、南の国のような雰囲気に包まれています。

プロ野球のキャンプも多く行われ、スポーツキャンプを行う上で歴史も古く、国内外からのプロスポーツキャンプが多く行われています。
そのため、多くのキャンプ誘致が行われ実施例が多いことで得たノウハウがあることで、各チームに良い環境を提供することができ、
Jクラブからの評価も高く、チームが長期に渡ってキャンプを組むことに加え、そのチームを観に来るサポーターなどによって経済効果は大きく
積極的に招致が行われています。

そのため2011年には、7チームの実施だった沖縄ですが、昨年は14ものチームが沖縄キャンプを実施し
近年、沖縄キャンプを行うチームが増えているなと感じます。

来季も多くのチームが、沖縄でキャンプを行う予定です。

沖縄キャンプは広い範囲で各チームがキャンプすることになり、多くのサッカー場が利用されています。
Jリーグクラブが本拠地で多く利用するティフトン天然芝のサッカー場を整備することで、Jクラブの求める環境を用意し、多くのチームのキャンプがより行われるようになりました。

多くのチームがキャンプを行うことで、沖縄県内でキャンプをするチームと練習試合を組むことができることもクラブにとっては利点です。
来季はスカパーニューイヤーカップも沖縄編が行われることになり、より多くの注目試合が組まれることになります。


●360度海に囲まれた島、沖縄。飛行機が絶対のアクセス。

沖縄本島でキャンプを行うチームが多いため、他都道府県からのアクセスは那覇空港を利用しての飛行機でのアクセスが主要といえます。
関東からは羽田空港からANA/JALの大手航空会社、スカイマークが。成田空港からはジェットスター、バニラエア、2月20日からはピーチも参戦しLCCが関東と沖縄を破格な価格で結んでいます。

関西からも大手航空会社の他、ピーチ、ジェットスターで沖縄に飛び立つことが可能です。
神戸空港からはソラシドエア、スカイマークも沖縄とを結んでいます。

飛行機で那覇空港に降り立つと、その後の移動はレンタカーを借りて過ごすのが一番便利です。
沖縄といえばレンタカー!というように、沖縄を満喫するには車という移動手段がとにかく便利でレンタカー会社も多彩です。
その他、ちょっとした観光や移動にはレンタサイクルを利用できるエリアもあり、その他の公共交通機関としてはバスの利用ができます。
沖縄県内は電車はありませんが、ゆいレールというモノレールが2003年に開通し、那覇空港から利用することができます。
その他、路線バスが通っていますので、路線バスを利用することが可能ですが、観に行きたいチームのトレーニングを行うサッカー場近くにバスの利用が適しているかを事前に調べて行くことをオススメします。

プロ野球のチームやJクラブ、その他韓国リーグのチームや中国リーグのチームなど、さまざまなチームが利用する時期なので
ホテルは混雑していることが多いです。
早めの予約が必要といえます。
沖縄県内の観光時期としては落ち着いている時期ではありますが、一年を通じて国内外からの観光客が多い地なので、ホテルの確保は早めにが良いでしょう。


●多彩で歴史を感じることのできる観光地 一番人気はやはり巨大な水槽のあるあの場所

沖縄のすべてが観光ポイントといっても過言ではないほどに、美しい風景がどこでも拡がっています。
どこか異国のような南国の雰囲気や南国を感じる食べ物や飲み物の数々が旅行気分を高めてくれることでしょう。

・美ら海水族館

沖縄の一番人気の観光スポットは美ら海水族館です。
沖縄へ行ったことがない人でも誰もが知っているといっても過言ではないほどに有名な観光スポットですよね。
大きな大きなジンベイザメが泳ぎ、世界最大のエイの一種であるナンヨウマンタを世界ではじめて繁殖に成功させた水族館でもあります。
視界一面に拡がる巨大な水槽は圧巻。海の中をそのまま観るような感覚で、海の生き物たちが悠々と泳ぐ姿を観ることができます。

・首里城

首里城は、琉球王国の象徴ともいえる場所で、国王の居城であり、政治や外交、文化の中心となった場でした。
無料エリアと有料エリアがあり、中国と日本の建築様式が取り入れられた朱色の沖縄県最大の木造建築物であり、独自の雰囲気を感じることができます。
レストランなどもあり、休憩や食事をしながら時間をかけて回ることもできます。

・とにかく海

海に囲まれている沖縄は、当然のことながらさまざまなビーチが存在しています。
沖縄の砂といえば星の砂が一時期とてもブームになりましたが、今は少なくなったとのことです。
しかし、それでも砂浜で星の形をした砂を見つけることもできます。
本来は砂ではなく、有孔虫の殻だといいます。
エメラルドグリーンの海や、澄んだ青い海などさまざまな海を観ることができます。
白い砂浜でサンセットやサンライズを観ることももちろん可能です。

・国際通り

沖縄で買い物といえば国際通りです。
お土産店も多く、たくさんの人が買い物目的で歩いています。
飲食店も多いので、沖縄を感じる食べ物も食べることもできます。
観光客でいつでも賑わっている場所です。

・アメリカンビレッジ

アメリカンな雰囲気が漂うショッピングスポット。
大きな観覧車が目印です。お店がたくさんあり、夜にはライトアップされ、また違った雰囲気を楽しむことができます。
レストランも多く食事をすることも可能です。

等、多くの観光地が存在します。
それぞれ近い場所を選択したり、移動時間を考えて向かうと良いでしょう。

●多彩な沖縄グルメ

・素敵なカフェ

キレイな海を望めるカフェが沖縄には多く存在します。
南国を感じさせるドリンクとスイーツを海を見ながら楽しむのも沖縄ならでは。

・ソーキそば

沖縄そばとも呼ばれる沖縄の定番料理です。
面の太さや盛り付け方など、地域によって多少の違いがあるようです。
ラーメンにもさまざまあるように、ソーキそばもお店によってその味や具に違いがあります。
定番の具は味付け豚肉、かまぼこ、錦糸卵、ねぎ、紅ショウガが「沖縄そば」と呼ばれるものです。
ソーキそばは骨付きの豚肉を味付けしたものを「ソーキ」と呼び、ソーキを載せた沖縄そばをそのままソーキそばと呼んでいます。

・海ぶどう

海の宝石とも呼ばれる海ぶどうは、独特の見た目ですが食べると口の中でプチプチと弾け、その食感にやみつきになるという方が多いです。
しょうゆやポン酢で食べ、沖縄では海ぶどうを海鮮丼のようにして食べられるお店もあります。
その他、サラダに入れて食べたりとさまざまな食べ方ができます。

・ブルーシール等アイス

温かい地域なので、やはりアイスが食べたくなる地でもあります。
ブルーシールという沖縄のアイスショップを始め、多くのアイスクリーム屋さんが存在します。
なかなか食べることのない沖縄ならではの味もあり、温かい日はちょっとした休憩にアイスクリームを食べるというのも良いでしょう。


観光にグルメにと訪れる魅力が多い沖縄。
サッカーを観るために訪れるその機会で、その地の食や文化、歴史を知ることもまたfootballな出会いであり、footballな旅。

寒い冬に温かい地で、サッカーを観るというのも良いのではないでしょうか。


footballな旅。

沖縄へ行こう!!

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