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【日記】 子供の成長とサッカー観戦 親子のコミュニケーション 【Jリーグ】

2015/04/30 09:56配信

Tomoko Iimori

カテゴリ:日記


子供たちが溢れるスタジアムへ―。

子供たちがJリーグに足を運ぶことにスポットを当てた記事を執筆しましたが
私も仕事での試合でない時には、子供を連れてスタジアムに行く親の一人です。

サッカーが空気のような一家なだけに、子どもは0歳の頃からスタジアムへ連れて行きました。
はじめての観戦は10か月の時。真夏の昼開催という今考えると過酷だったかもしれません(^^;
子連れ観戦は気になるポイントがたくさんありますよね。

授乳室やオムツを交換できる場所があったとしても、それだけでは足を運ぶというスタートには至らないですよね。
もちろんそれでも行きたい!という気持ちがあれば、可能なこともありますが、子連れにはさまざなリスクがあります。

まずは天候と気温です。
私がはじめて子連れでいった時、30度以上の気温、そして快晴でした。
まずしなくてはいけない対策が多かったです。
暑さ対策。
その暑さの中、言葉を発することのできない子供を連れて行って熱中症などの心配はないか
ベビーカーを持って入ることができるか、日蔭は存在するかなど様々なことを考えていきました。

状況に対応できる準備をできるだけして、そして子供を抱っこすることも想定して荷物やベビーカーを持ってくれる人が必要でした。
子供が小さければ小さいほど一人で連れて行くのはつらく、当然子供のことが中心なのでサッカーに没頭はできません。
試合を観ながら何度も授乳しにいったり、オムツを交換したり、子供が泣くと席を離れて日陰で過ごしたりといった感じでした。

それでも行かなきゃよかったとは思いませんでしたし、無理ではなく可能なんだという印象を持ったことを今でも覚えています。
子供が小さくて大変なら来るなよ、という意見の人も多いかもしれません。
しかし、子どもを連れていける環境に少しでもしてくれている今のJリーグは、子連れ世代にとってはとてもありがたいことなのです。
特に、はじめての子供を育てる日々ははじめてだらけのことも多く、愛する我が子を連れて歩くにも不安がたくさんついて回るものです。
だからこそ、用意周到にしてダメだったら帰ろう♪ぐらいの気持ちで臨むと良いかもしれませんね。

その後、コンスタントに試合観戦を重ねました。
ある程度大きくなり、自分で立って歩けるようになると広いスタジアムを歩くことは子供にとっても楽しく刺激をたくさん感じることのできる場所になりました。
ただ日本代表の試合のように、人でぎゅうぎゅうになる場合だと大変だとは思います…(・・;)

札幌ドームは屋内なだけに子連れにはとてもやさしいスタジアムです。
授乳室も完備されオムツを交換できるうえに授乳もできる、屋内なのでスタジアム内の移動も当然室内となり子どもが歩くのも体育館の中を歩いているようで普通の道を歩くよりは安心できます。
例えば虫の心配もほとんどなく、気温の心配もない。石につまづいたり道の凹凸もない。階段は急なので大変ですが、最上階には子供を遊ばせることのできるキッズパークが開放されており、2歳以下の子供が遊べるキッズルームは柔らかい床と壁、そしてクッション製の大きな積木のようなおもちゃが置かれており、さらには試供品としてオムツまで設置されているので、子連れにはとてもあたたかいスタジアムです。

2歳以上になってくるとおとなしく座っているのが難しい年頃になってきますが、うちの娘はあまり活発な子供ではなかったのか歩き回ることなく育ちました(^^;
サッカーは座ってみるものという意識がどこか小さな頃から根付いていたのかもしれませんね。

逆に大きくなった今の方がお友達と自由にスタジアム内を探索しています。
スタジアムに長く通うことでできた、チーム共通で出会ったお友達ができることもスタジアムの魅力のひとつかもしれませんね。
同じ年代のお友達と試合で会って、同じ時間を過ごすことが楽しいという年頃になりました。
お友達と一緒にスタジアムの中を探索し、マスコットやクラブの人と接し、その日のイベントに参加し、それをお友達と巡ることでお友達と過ごした大切な思い出として残っていきます。

学校のお友達と偶然遭遇したりすることもありますし、そこで学校でチーム共通で話が出ることもあるそうです。

そういった日々が当たり前のように幼い頃から積み重ねられてきたことで、サッカーを観に行くということが生活の一部となっているような感覚だと思います(^^;

うちの子供は私がこういったことをしていることで、全国津々浦々サッカー遠征によく連れ出されています(^^;
今年もすでに6チームのチームを観ており、全国様々な地へと足を運んでいるのですが、その土地の文化の違いに触れたり自分の住んでいる地域にはないものを実感したり、言葉の違いや習慣の違い、さまざなな刺激に出会いながらサッカーの旅をすることで、良い刺激になっていると感じます。
サッカーチームの名前を覚えることで地域の名前も都道府県もすんなりと覚えていくんですよね…地理はバッチリですw


スタジアムへ行けば楽しいイベントもあり、
会いたい友達がいて
選手たちを覚えて応援し
おいしいものを食べる

そんな楽しみを持って子供も大人も 共通して楽しめる。
0歳で初めてスタジアムへ連れてったあの日から今年で10年を迎えますが、スタジアムでの過ごし方やサッカーとの向き合い方に成長を感じます。


Jリーグって、良いですね。

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