進化するスペイン代表
2015/03/30 08:47配信
カテゴリ:日記
先日ユーロ2016の予選が行われました。
ユーロはヨーロッパチャンピオンを決める大会で、勝ち上がるのが非常に難しい大会。
ワールドカップよりも難しいのではないかと言われているくらいレベルの高い大会です。
今はあのオランダ代表ですら予選突破が危ぶまれている状況。
強豪国の仲間入りはしていないが素晴らしい選手を輩出し続けるウェールズがグループ首位にたつなど
波乱が起きています。
そんな中、2014年ブラジルワールドカップで予選敗退をしたスペイン代表も戦っています。
ワールドカップでは「ティキタカ」と言われる得意のパスワークが影を潜め、
ディフェンスの脆さを露呈していました。
自信も完全に失ってしまった無敵艦隊が果たして立ち直ることができるのかが注目ですよね。
現代サッカーの波にのまれつつあるスペインのポゼッションサッカーは少し変化を魅せつつあります。
スペインリーグで首位争いをしているクラブ、FCバルセロナ、レアル・マドリード、アトレティコ・マドリードから
今までどおり多くの選手が招集されているのですが、少し変わってきたのが
スペイン国外で活躍する選手たちが代表に多く選ばれるようになりました。
それは今、イングランドのプレミアリーグやイタリアのセリエAなどに移籍する選手が増えてきている現象が起こっているからです。
なぜスペインから国外へ移籍した選手たちが選ばれ活躍をしているかというと
現代のスピード感あふれるサッカーを経験しているからです。
スペインリーグよりも、フィジカルの強さやスピードが求められるプレミアリーグやセリエAは
スペイン人選手たちの足りなかった部分の成長につながります。
今回ウクライナ戦で得点を決めたユベントスのモラタ選手もまだ若いにもかかわらず
パワーとスピードをつけ、結果を出しました。
そのほか各国で主力で戦う、ジエゴ・コスタ、セスク・ファブレガス、ダビド・シルバ、ヘスス・ナバス、フェルナンド・ジョレンテ…
などなど、もうどのクラブにもスペイン人が所属しているのではないかと思えるほど各国に散らばっています。
もともとテクニックレベルの高いスペイン人選手たちが、パワーとスピードを兼ね揃えていくと
まさに2014年のブラジルワールドカップで優勝したドイツ代表をもっとテクニカルにした感じになるのではないかと感じています。
国外経験という意味でも多くの経験ができます。
プレミアリーグやセリエAではもう必要不可欠になってきているスペイン人選手達。
今後さらにスペイン国外へ流出していく勢いが大きくなっていくでしょう。
それが代表の成長にもつながり、また素晴らしいサッカーを魅せてほしいと思います。
わ
名無しさん | 0 0 |2016/07/22|21:50 返信