日本のメディア
2015/03/25 07:52配信
カテゴリ:日記
また0からのスタートになってしまった日本代表。
新しく代表監督となったのはボスニア・ヘルツェゴビナ人のハリルホジッチ氏。
前回のブラジルワールドカップでアルジェリア代表をベスト16まで導き、優勝したドイツ代表を苦しめたとよく報道されています。
元日本代表監督のイビチャ・オシム氏推薦という報道もありましたが、どうやら本人は推薦してなく、どういう人物か問い合わせに答えただけみたいです。
そんなことで最近はよく日本のメディアを疑います。(笑)
誇張されていたり、ストーリー性を重視されているケースが結構あり、なんだか事実がよくわからなくなったりします。
批評自体も少ないですし、ヨーロッパの報道とは全然違い、日本のメディアは特殊な感じがします。
ストーリー性のあるものを好む国民性もあると思いますし、それが日本流なんだと思います。
スペインではストーリー性を重視する報道はほぼありませんでした。
逆に批評が多く、監督、選手への評価や批判が毎日飛び交っています。
なにが良くてなにが悪いのかをよりはっきりと伝えられていますし、議論になりそうなプレーを好んで取り上げられていました。
例えば得点シーンでオフサイドかオフサイドでないかとか。(笑)
今回の監督交代劇も、スペインであればきっとサッカー協会側が批判の的となり、もっと大きく取り上げられて追及していたと思います。
きっと追い込まれて最終的には協会会長の交代などに発展していたのではないかと想像できます。
この件での協会スタッフのコメントが「責任逃れになる。」とか「逃げずに職務をまっとうしたい。」などで、そのまま続投をしています。
誰一人辞めることがなく続投している不思議な感じ。
コメントもあまりにも主観的で、周りの空気を無視している感は大きいですよね。
きっとメディアがもっと大きく取り上げていたら、状況は変わっていたかもしれません。
大きく追求し続けているのは、セルジオ越後さんくらいでしょうか。(笑)
なにか取り上げてはいけない理由があるかのように、静かにこの責任問題が消えていきます。
日本サッカーが厳しい状況にあり、ワールドカップのアジア枠も減らされるかもしれません。
ワールドカップへの出場する難しくなってくる中で、大きな改革はあまり聞こえてきません。
ビジョンも見えてきません。
いつも代表監督を代えるだけ。
日本のサッカーが世界の舞台で活躍するために、土台の部分の改革や新しい血の投入が必要ではないかと感じてしまいます。
ワールドカップや海外を経験している中田英寿氏や宮本恒靖氏、名波浩氏など、
日本にはすごい経験をしている素晴らしい人間性を持った方々が存在しています。
ぜひそういった方々を日本代表の強化のために、使ってほしいと願うばかりです。