CHANT(チャント) ボルシア・ドルトムント

香川真司の進化

2015/03/23 07:29配信

OG

カテゴリ:日記

先日のドルトムント対ハノーファーの試合。

日本人選手が3人スターティングメンバーに名を連ねていました。

私の子供の頃は海外で活躍する日本人選手は少なかったのですが、今では同じ試合に多くの日本人選手が出場することも増えてきました。

ドイツという国での活躍は私も理解できます。

ヨーロッパの中でも日本人に近いのはドイツ人だと思います。

私も多くの国の仲間と一緒にルームシェアをしていましたが、ドイツ人との生活が一番住みやすく落ち着きました。

比較的静かでルールをきっちり守る。

もちろん日本人と違う部分もたくさんありますが、それでもドイツ人とは合う方だと思います。

他国よりも住みやすく、コミュニケーションをとりやすい国であることが

日本人選手達の活躍につながっているように思います。

さて、その試合で活躍した日本人選手達、香川選手も1ゴール1アシストと

ヨーロッパでは特に大切な結果という形で表現しました。

香川選手はマンチェスターUに移籍する前の状態に戻っていないとよく言われています。

それは結果で見られている部分もあると思いますが、確かに私が見ていてもチームの連携の中で合わない場面が結構見受けられました。

私が感じたのは、それが本当に香川選手の状態が悪いからなのだろうかというところ。

ドルトムントが調子を落としていたということもありますが、

ドルトムントのサッカーやブンデスリーガ自体が香川選手が所属していた時よりも進化しているからではないかと感じています。

世界のサッカーも変化を遂げてきているのですから、ドルトムントのサッカーも進化が必要であると思います。

実際に香川選手がいたころよりもプレスの強度が高まり、カウンター的な機会が多くなっているのを見ていて感じます。

そうなれば香川選手のいる中盤を省略して攻撃することも多く、縦へのスピードが速くなっていきます。

そのスピードについていけなければ、活躍は難しくなります。

今回の試合ではアシストの場面も含め、スピード感に慣れてきている感じが見られました。

あとはゴール前での自信を取り戻せば、進化した香川真司になるのではないでしょうか。

今回の得点は無人のゴールに流し込むだけ。

キーパーとの1対1の場面などの決定的な場面での得点を決めれるようになってきた時に

進化した状態での復活となるような気がします。

日本人特有のスピードとテクニックを兼ね揃えた香川選手。

彼は世界から注目をあびている日本人選手の一人ですので、彼の活躍で日本への注目度が上がってくるはずです。

ヨーロッパのシーズンも終盤になってきましたが、彼の活躍に注目していきたいと思います。

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