2014 ブラジル ワールドカップ開幕戦
2014/06/13 05:45配信
カテゴリ:マッチレポート
ついに4年に一度のサッカーの祭典、ブラジル ワールドカップ2014が開幕しました。
開幕戦は開催国のブラジル-クロアチアといったカードになり、そして審判団は日本の歴史上初の快挙である日本レフェリーを代表する3人(西村氏、相樂氏、名木氏)が勤めました。
非常に開幕戦に相応しい均衡した試合展開でもあり、見ごたえのある試合でもありました。
私的の審判目線から考える今試合…
~試合展開はクロアチアだが、なぜブラジルが勝利を収めたのか??~
今回の開幕戦の勝敗を決めた瞬間はブラジル代表の2点目のゴールを導いたPKになる判定ではないかと思います。あの瞬間誰もが驚いたと思いますが、あの判定を下すには本当に審判の毅然な態度が十分に発揮された瞬間でもありました。
ペナルティエリア内といった非常にシビアなエリアで起こった出来事でもあった。ブラジルの選手がクロアチアの選手に反則になるかならないかぐらいで、体を預けながらボールコントロールをし、振り向いてシュートを打とうとした瞬間にクロアチアの選手の手が一瞬動かして相手を抑えたという瞬間を見ることはできましたか。あの瞬間は本当に際どく判定に対して『白黒』つける事が難しく、グレー的な事象であったのではないかと思います。がしかし、一瞬の競技者の行為を見抜けば判定が『白黒』はっきりとつきます。その瞬間がクロアチアの選手が手でブラジルの選手を抑えたという瞬間でした。
もちろんクロアチアの選手は主審に抗議に行っていたが、サッカー好きで審判を経験した私でも同じような判定をしていたと思うので同然だと思います。結局、あのプレーに対しての判定が開幕戦のブラジルの勝利はなかったのではないかと思います。でも、もしあれがノーファールであったらブラジルの選手から抗議を受けることになっていたと思います。
私が選出する今試合のベストオブプレイヤー
誰もがベストオブプレイヤーは2得点の活躍しブラジルを勝利に導いたネイマールを選ぶであろう。しかし、私が選ぶベストオブプレイヤーはブラジル代表のオスカルです。攻守の切り換えが早く、攻守に渡って大活躍して右サイドはオスカルエリア呼ばれるくらいプレーを転換し、1得点に絡むという活躍…本当に素晴らしい選手でした。
彼が今試合の私が選ぶベストオブプレイヤーです。