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【大学サッカー】 第39回総理大臣杯 大阪の夏の陣 出場校決定まであと1校

2015/06/15 22:19配信

飯守 友子 (CHANT編集部)

カテゴリ:ニュース


今夏も熱戦が繰り広げられる。

今、大学サッカーが熱い。
Jリーグクラブでも大卒ルーキーや大卒後入団数年の選手たちが活躍することが多い。
Jリーグ開幕後、大学サッカーから選手たちがプロですぐに活躍しチームの中心選手として活躍することが多かった時代から、一時期は大学よりも高卒やアカデミーからの選手たちを獲得する傾向におさまり、大学サッカー界が盛り上がらない時期も経験した。
しかし、徐々に大学サッカー出身選手たちが再びその力をみせつけることで需要が増え、今となっては数多くあるプロクラブよりも力を持っている大学もあり、選手育成の部分でも注目が高い。

アカデミーや高校サッカー出身の選手たちはプロで戦える身体作りに数年を費やすことが多い中、大学サッカー出身選手は年齢的なこともありサカーへの理解度が高く即戦力として考えられ獲得されることが多い。
大学サッカー出身選手がチームでさらに成長を重ねチームの核となることも多く、大学サッカー出身選手たちへの注目度が年々高まっているのは、Jリーグにて結果を出している選手が多いからということもあるであろう。

毎年、夏に大阪で行われる39回目の開催を迎える総理大臣杯は、大学のカップ戦では一番大きな大会となっている。
全国の地域を勝ち上がった20校で頂点を目指し、トーナメント戦を戦う大会となっている。


●注目すべきはやはり関東 熾烈な戦いの末に勝ち上がった7校

熾烈な戦いとなる総理大臣杯予選。
関東のアミノバイタル杯を勝ち上がった7校が今年総理大臣杯に出場するとあり、例年通りトーナメント戦だからこその激戦だった。

総理大臣杯出場を決めたのは以下の7校

アミノバイタル杯優勝 明治大学(2年ぶり12回目)
準優勝 筑波大学(3年ぶり22回目)
3位 流通経済大学(3年連続11回目)
4位 法政大学(3年連続19回目)
5位 東洋大学(初出場)
6位 専修大学(2年連続3回目)
7位 平成国際大学(3年ぶり2回目)

まずは明治大学。
明治大学といえば五輪候補にも挙げられている室屋をはじめ、ユニバーシアード代表にバックアップメンバーも含め7名が選出されており、Jリーグクラブからのオファーも多い明治大学は今タレント揃いといえる。
昨年は総理大臣杯出場とはならず悔しい想いをしただけに、今年こそはとの意気込みも強い。

アミノバイタル杯2位となった筑波大学は現在関東リーグ2部で戦っている。
筑波大学といえば大学サッカーの真髄ともいえる大学であるが、昨年は屈辱の2部降格を経験。
一年での1部昇格を目指すのはもちろんのこと、2部といえども力があるのはどこの大学でも知っていることだ。
実力は充分。そんな筑波大学は関東二部所属であっても力は充分であり、大学№1を目指している。そのためには総理大臣杯を獲ること。それが目標だ。

(昨季二連覇時の流経大)

3位となったのは総理大臣杯二連覇中であり、総理大臣杯優勝候補である流通経済大学だ。
今年は三連覇をかけて総理大臣杯に臨むことになり、サッカー部創立50周年の節目の今年、タイトルへ向けて全力だ。
準決勝で筑波大に敗戦となったものの出場権を得たからといって力を落とすことなく最後まで戦いに全力で臨み4ゴールを得て、法政大学に勝利し3位となった。
今年も大注目のチームであることは間違いない。

昨季のインカレ(全日本大学選手権)が関東の大学が優勝だったため(流通経済大学)インカレ優勝地域枠として1がプラスされ7校が強豪関東から出場となるが、
注目したいのは初出場の東洋大学だ。

東洋大学は現在関東2部で戦っている大学だが、指揮を執るのはコンサドーレ札幌やモンテディオ山形で選手として活躍した古川毅氏。
以前ツエーゲン金沢の記事でもお伝えしたが
エース清原を札幌大学の監督として指導した指導者であり、京都サンガU-15では宮吉や駒井などを指導。
バルセロナの指導メゾットを軸にした独自の理論を持っている監督である。
東洋大は総理大臣杯初出場となるが、強豪校が多く歴史ある大学が多い関東から大宮アルディージャからの派遣で指導者が派遣されている東洋大が初出場というのは新たなケースであり、注目したいところだ。

●ホームで戦う力 関西地区代表

関西では関西学生サッカー選手権大会が行われ、総理大臣杯出場の4校が決定した。

優勝 関西学院大学(2年連続5回目)
準優勝 阪南大学(2年連続12回目)
大阪体育大学(6年連続21回目)
大阪経済大学(34年ぶり3回目)

関西学院大学はJ特別指定選手も在籍している関西強豪大学のひとつだ。
同じく阪南大といえば、関西の中では強豪校として長年君臨し、多くのJリーガーを輩出している大学だ。
関東に続き関西も力を持っている大学が多く、大阪で行われる大会のため関西勢がホームとなることで力を発揮したいところだ。


●関東関西にどう挑むか 強豪福大を中心とした地方校

北海道代表 北海道教育大学岩見沢校(3年ぶり3回目)
東北代表 仙台大学(2年ぶり30回目)
東海代表 中京大学(2年ぶり23回目)
常葉大学浜松キャンパス(2年ぶり6回目)
中国代表 IPU環太平洋大学(3年ぶり3回目)
四国代表 高知大学(15年連続25回目)
九州代表 福岡大学(7年連続32回目)
鹿屋体育大学(4年連続12回目)
※北信越代表は6月21日決定

開催されるのは大阪府内となっており、
開催場所は

キンチョウスタジアム
ヤンマースタジアム長居
ヤンマーフィールド長居
J-GREEN堺

となっている。


8月7日(金) 1回戦
8月10日(月) 2回戦
8月12日(水) 準々決勝
8月14日(金) 準決勝
8月16日(日) 決勝

が行われる。


組み合わせは今後発表されることとなる。
夏の大阪の陣。

今季の大学サッカー全国の戦いが火蓋を切る。

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