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【ナビスコ杯】 今更ながら…ナビスコ杯 対戦相手と試合プレビュー 【2014】

2014/08/11 17:05配信

Tomoko Iimori

カテゴリ:まとめ

 

 


ナビスコ杯の決勝トーナメント オープンドローが8/4行われた。
昨年に引き続き、フジテレビで行われたオープンドローには各クラブからの代表者が参加。

チェアマンが順番を引き、クラブが番号を引くという手順で行われた。

その結果決まったカードがこちら。


サンフレッチェ広島×浦和レッズ

9/3 エディオンスタジアム
9/7 埼玉スタジアム2002

横浜Fマリノス×柏レイソル

9/3 ニッパツ三ツ沢球技場
9/7 日立柏サッカー場

セレッソ大阪×川崎フロンターレ

9/3 ヤンマースタジアム
9/7 等々力競技場

ヴィッセル神戸×ガンバ大阪

9/3 神戸ユニバー記念競技場
9/7 万博記念競技場

 

●サンフレッチェ広島×浦和レッズ

因縁の相手といっても良いこのカードはお互いに絶対に負けられない相手だろう。
浦和レッズには元広島が6名在籍し、監督のペドロヴィッチ監督も広島を率いた指揮官だ。
広島で育った選手たちが浦和に行く後ろ姿を見てきた広島の選手たちやサポーターにとっては負けると悔しい相手であることだろう。
浦和にとっても意識する相手であり、選手たちとしては戦いを挑みたい相手であることは確かだ。

決勝のカードがこのカードになっておかしくはなかった好カードはどちらが2回戦に進むことができるだろうか。
リーグでも好調を続けている浦和、そして中断後調子の上がらない広島だがこのままで終わるはずがない。
興梠×佐藤寿人のタイプの違うエース対決も見物だ。


●横浜Fマリノス×柏レイソル

昨年のナビスコ杯覇者である柏レイソルはカップ戦の戦い方をよく知っているチームである。
そしてネルシーニョ監督の徹底したスカウティングが試合を動かす原動力にもなるだろう。
リーグ戦でも調子を上げてきている柏レイソルだが、横浜Fマリノスを相手にするのは当然容易ではない。
マリノスは数々の試合を知るベテランたちと力を融合させここぞというときに特典できる能力を持っている。
斎藤学が代表に選ばれるかどうかはまだわからないが、日本代表が不在となる時期だけに代表選出でも大きく左右することになるかもしれないがそれでも伊藤翔などマリノスの新しい必勝パターンを持っており、どう戦うのか注目したい。


●セレッソ大阪×川崎フロンターレ

川崎フロンターレは先日4失点と大量得点を奪われ敗戦となったものの中断後も好調という評価をしても良いだろう今ノッているチームだ。
セレッソ大阪とは7月の中断明け、そして8月の後半戦で当たることとなり、2か月で4回もぶつかるというカードになった。
7月の戦いではフロンターレが勝利。セレッソ大阪は今年良い結果は残せていない。エース柿谷が移籍し、監督の交代もありまだ模索している状態だが能力の高い選手は多い。
チームとして戦えるようになったときの力は未知数。フロンターレも当然油断はできない相手となる。
セレッソ大阪はリーグ戦で苦しい戦いとなっているだけにナビスコ杯で結果を残して上に上がりたいところだ。
日本代表が抜けること、そして先日負傷してしまった山口蛍が不在となる可能性が高いと考えられ、その大きなマイナスを考えてセレッソがそのような対策をし戦うかを8月の試合を経てスカウティングが必要だ。

●ヴィッセル神戸×ガンバ大阪

関西ダービーとなるこのカードは関西のクラブならではの意地のぶつかり合いとなるカード。
お互いに関西のカードと当たりたいと希望した中で実現したカードとなった。
リーグの出足こそつまづいたものの、現在好調を続けるガンバの大きなチカラはやはりエース宇佐美。
対する神戸は前半戦では調子が良かったものの、最近は少し調子を落としている。それでも神戸のチーム力は固く、外国人3人を中心とした攻撃力はガンバ大阪は警戒することだろう。
タイトルに向かうことを視野に戦う両チームは関西で負けるわけにはいかないと熱い戦いになる。


ホーム&アウェイで行われるナビスコ杯決勝トーナメント1回戦。
アウェイゴールも大きく絡む試合となるだけにホーム側は失点はなるべくしたくないなど駆け引きも必要となる戦いになる。

決勝トーナメント1回戦が行われる9月の第1週には日本代表が札幌で合宿することが発表されている。
日本代表に選出された選手は9/1から札幌で行われる日本代表キャンプに参加することになり、チームには不在。
日本代表は9/9まで札幌、横浜でキャンプと試合をこなすことになる。

今年はどのような戦いになるか、注目だ。


 

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