レフェリー団に新たな進展。 ~無線システムの導入~
2014/07/21 23:13配信
カテゴリ:ニュース
●遅れていた日本サッカー協会…世界ではいつ導入されていたのか??
世界では、8年前の2006 FIFAワールドカップ ドイツ大会で初めて、このレフェリーコミュニケーションシステムが導入され、以降FIFA主催の国際大会、各大陸連盟主催大会で使用されています。また各国のリーグ戦でも導入が進んでいる状態です。
●なぜ、8年も経った今になって日本には導入されたのか・・・
レフェリー間でも特に重要視されている、コミュニケーションが問題となっているからではないか思います。以前までは野球の需要が高かったが、少しずつサッカーの需要も増えている現状でもあります。
その中、観客数も年々増加し、各チームの独特な熱狂的な応援があります。これまでは、レフェリー団はその応援に悩まれていたが、今回の「レフェリーコミュニケーションシステム」の導入で、状況が逆転。
使用目的としては、4名の審判員(主審、副審2、第4の審判員)が即時かつ同時にコミュニケーションをとることで、ピッチ上での選手たちのプレーに対し、迅速かつより正確に対応する補助となることを期待して使用することとする。
「レフェリーコミュニケーションシステム」仕様については、ボタンを押す必要もなく、すべての審判員間での常時通話が可能であり、音声認証とすべての外部のノイズ(叫び、どよめき、歌、音楽等)を除外できる。また、他の人に傍受されない安全で機密なコミュニケーション。同じ会場で複数のシステムも使用可能ということです。
このようになシステムなので、大きな楽器の音や声援に影響することなく、判定に関することに対して取り組むことができると最大のメリットがあります。
このシステムは今後使用されることで、日本のサッカーは更に進歩していくのではないかと思います。