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【UEFA】 ホワイトカード?ルール改正への新たな提案 【プラティニ会長】

2014/10/21 17:42配信

飯守 友子 (CHANT編集部)

カテゴリ:ニュース


今現在、サッカーというスポーツでは主審が選手を裁く方法として、イエローカードとレッドカードというカードが用いられている。
カードにまでは該当しないファール、そして警告、退場とその段階は3つといって良いだろう。

しかし、新しくホワイトカードというカードの導入が提案されているのをご存じだろうか。

●ホワイトカードという新たな裁きの提案


UEFA(欧州サッカー連盟)のミシェル・プラティニ会長はは、現行のサッカーのルールーのいくつかの改定や新ルール導入を提案しているという。

かつて、サッカーでは審判が警告と退場の処分を口頭によって伝えてきたという歴史がある。
しかし、国際試合が多いサッカーシーンにおいて、言葉が通じないというリスクがあり、さらに口頭で行われるので理解していない場合などが生じることも多く、退場処分が出ているにも関わらず退場しないなどという誤りがよく起きていた。
そのため、見ている人たちにも、そしてピッチ上の選手たちにもわかりやすいようカードの提示制度が導入された。
それがイエローカードとレッドカードの導入だった。

サッカーだけでなく様々なスポーツで、このイエローカードとレッドカードが用いられているが、新たに提案されたのはホワイトカードというカードだ。

ホワイトカードは、審判に対して不適切な抗議を行った選手に提示をする。
そしてラグビーにおいて用いられている「シン・ビン」という制度と同じく、10分間選手を一時的に退場処分にするというものだ。

この一時的に選手を出場停止にさせるのはラグビーやアイスホッケーなどで導入されている。
10分間一人少ない状況というリスクが課せられるとうカードというわけだ。


その他、プラティニ会長が掲げる提案は、公式戦で3人までとされている交代枠をハーフタイムに限り、別枠で2人の交代をさせることができる5枠案や、GKがペナルティ・エリアにて決定機を阻止し、それがファールとなった場合、GKは退場、さらに次の試合での出場停止、そしてGKが絶対的に必要となるためせざるを得ない交代という3重苦に迫られる処分に対しての特別ルールを提案。
エリア内においては、イエローカードとすること、そしてエリアの外であればレッドカードで同じく次節の出場停止で交代もする、が、FKという場所によってのリスクの重みのバランスをみた処分を化せてはどうだろうという提案を出したのだ。

これらはプラティニ会長が出版した著書の中で提案をされているものであり、まだまだ現実的な話ではない。
しかし、こういった案が正式に提案された場合は時間がかかるものの、今後導入されることもあるかもしれない。

そしてそれらが実行となった際に、一番に理解し取り入れるのは主審や審判団ということになる。
各国の審判たちがしっかりとした準備の上で導入し、ピッチ上に取り入れることとなるのだ。

●スポーツにはルール改正が付き物

これまでも細かなルール改正や、導入が行われてきた。
今回のW杯でも数点導入されたルールやシステムがあったように、これからもfootballを取り巻くルールは根本は変わらないだろうが細かな部分は変わっていくものだろう。

ルールの改正が大幅に行われているスポーツといえばバレーボールだ。
バレーボールはもともとのルールからかなりの変化を遂げている。
最初は6人の選手たちのローテーションによってポジションが変わっていったものの、リベロという固定ポジションができ、7人でローテーションしていくルールと進化し、足に当たるだけで反則だったが今では足でのレシーブが讃えられる時代だ。
スポーツにおいてルール改正は通るべき道なのかもしれない。

こういったルール改正が行われる際に、実験となるのは育成世代だ。
バレーボールも同じだった。ルール改正となるかなり前に小学生世代から徐々にそのルールを試していき浸透させていた。
サッカーも同じく育成世代から実験的に取り入れ浸透させる動きになることだろう。

ルール改正に違和感を覚える人が多数だろ思うが、それもサッカーの歴史のひとつのポイントを受け入れられる時代に生きているのだということは貴重だと思うと良いかもしれない。


 

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