CHANT(チャント) インテル・ミラノ

ミラノダービーで実現【ACミラン・インテルミラノ】

2014/11/26 09:19配信

OG

カテゴリ:コラム

週末に行われたイタリアセリエAのミラノダービー。

ACミラン対インテルの試合は日本でも注目の試合となりました。

ACミランには本田圭祐選手、インテルには長友佑都選手が所属しています。

この世界でも有数のビッグなダービーに日本人選手対決があることはすごいことです。

今ではセリエAでなにも臆することなく結果を出し続けている二人の選手。

ダービーでも他の選手たちと同じように堂々とプレーしているところに日本の成長を感じました。

この試合、インテルの長友選手はスターティングメンバーでしたが、ACミランの本田選手はベンチスタート。

インテルの長友選手はこのクラブで5シーズン目を迎えています。

インテルに5シーズン所属できる選手ということは、世界のスーパースターであれ大変なことです。

それを普通に感じさせる長友選手はすごい選手であるということ。

このダービーでも彼はいつも通りのプレーを魅せ、豊富な運動量でサイドを上下動し、

マンチーニ監督から求められている守備面だけでなく、攻撃面でもACミランにとっては危険な存在となっていました。

彼のクロスボール、折り返しからシュートまでいく場面が何度もあり、

1点目につながるクロスは速いボールで相手ディフェンス陣を混乱に陥れました。

本職の左サイドバックでなく、右サイドバックでもこれだけのプレーを魅せられることは

マンチーニ監督を喜ばせる材料となっているはずです。

対する本田選手は後半の27分にピッチへ投入されました。

右サイドからシュートまで持って行けるところ、展開力、そして最近上がってきた走力も見せ、

ACミランの攻撃の中心になっていたことは間違いありません。

FWメネズ選手とのコンビネーションの悪さは相変わらずでしたが

ここが合ってくるとさらに多くの得点やアシストが生まれるような気がします。

明らかに交代したフェルナンド・トーレス選手よりかはチームに貢献していました。

長友選手も『後半に彼が入ってくるほど嫌なことはない。』と言っていましたが、

対応したインテルの左サイドバックのドドも対応に苦しめられていたのは明らかでした。

本田選手は長友選手を『守備面の貢献、攻撃面では危険な存在。』と評価していましたが、

二人の日本人選手がミラノで輝いていたことには間違いありません。

次回のミラノダービーでは二人ともスターティングメンバーに入り、

もう一段上のプレーを見せつけ、得点に絡んでほしいと願っています。

グランデ!本田!長友!

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