CHANT(チャント) 浦和レッズ

悔しさを力に変えて、最高の瞬間へ

2014/11/21 12:05配信

達也★命

カテゴリ:コラム

こんにちは。

代表戦も終わり、いよいよJリーグは最終盤を迎える季節となってきました。

 

そして明日のJ1リーグ第32節では、首位の浦和レッズと2位のガンバ大阪の直接対決が行われ、浦和が勝てば浦和の8年ぶり2度目の優勝が決まります。

この大一番のチケットは早々に完売。

浦和サポーターである私ももちろんスタジアムに足を運ぶ予定です。

 

この試合に懸ける浦和の監督、選手たちの想いは並大抵ではありません。

 

監督を務めるミハイロ・ペトロヴィッチ、通称ミシャは2006年に来日し、広島と浦和を指揮してきましたが、まだタイトルを獲得することはできていません。

勝てば優勝のこの試合に向けてミシャも気持ちが昂っていることでしょう。

 

チームの司令塔柏木陽介も、広島と浦和でプレーしてきましたが、まだタイトルを獲得したことがありません。

槙野智章、李忠成も同様です。

 

この3人はみな広島時代からミシャを父のように慕っており、ミシャを優勝させたいという気持ちが強いのです。

 

また、ミシャも含めた4人とも広島を2011年以前に退団しましたが、その後広島は2012年、2013年とJリーグ連覇を果たしました。

その悔しさも当然抱えているでしょう。

 

アタッカーの梅崎司も、まだタイトルを獲得したことがありません。

しかも梅崎も大分から移籍した翌年に大分がタイトルを獲るという経験をしています。

 

キャプテンの阿部勇樹は「浦和でJリーグ制覇したい」と決意し、2012年にイングランドから浦和に帰ってきてくれました。

しかしまだその目標は達成できていません。

 

浦和は2007年のアジアチャンピオンズリーグを最後にタイトルを獲得できていないため、それ以後に浦和に入団した生え抜き選手、宇賀神友弥や山田直輝もタイトルを獲ったことがありません。

 

タイトルを数多く獲得してきた浦和生え抜きのベテラン勢も、この数年は悔しさを味わってきました。

鈴木啓太も平川忠亮もレギュラーポジションを失った時期がありました。

 

加藤順大もようやく掴んだポジションを今年西川周作に明け渡してしまいました。

そして坪井慶介は昨年からポジションを失い、今年契約満了を言い渡されました。

 

昨年加入して以来、チームの攻撃を牽引してきた興梠慎三はこの終盤にケガを負い、悔しい想いをしているでしょう。

 

今までこれだけ悔しい思いをしてきた選手たちの明日に懸ける想いは相当なものでしょう。

 

 

そして私たちサポーター。

数多くのタイトルを獲得し、アジア王者にまで登りつめた栄光の時代は過ぎ去り、ぶれる運営方針によって残留争いまで強いられたクラブを忸怩たる思いで見続けてきました。

 

そして起こった今年の横断幕事件。

多くのサポーターは悲しみに暮れ、誇りを失いました。

 

しかしそれでも一年間、もがきながら必死でサポートを続けてきました、

 

そしてこの舞台までたどり着きました。

 

 

確かに今のチームにはツイてない選手が多いかもしれない。

でもみんな悔しさを力に変えて、浦和で優勝するために必死に戦ってきてくれた選手たちです。

そして、今年はあんなことがあったのに、それでも浦和を愛してくれる選手たちです。

 

 

ミシャは来日一年目の2006年の最終節、浦和が優勝を決めた浦和対G大阪の試合を観て、「このような舞台で指揮を執りたい」と思ったそうです。

明日はミシャにとっても選手にとっても私たちにとっても夢舞台です。

 

夢舞台で、散々悔しさを味わってきたみんなと一緒に優勝したい。

喜びを分かち合いたい。

嬉し涙を流したい。

 

その願いが叶うように、明日も精一杯サポートしたいと思います。

 

明日は間違いなく白熱した、日本最高レベルの試合になることでしょう。

ミシャや選手たちの願いは叶うのか。

たくさんの方に見届けていただきたいと思います。

 

明日は喜びに浸れることを願って…

We Are REDS!!!

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We Are REDS!!!

名無しさん  Good!!0 イエローカード0 2014/11/21|12:33 返信

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