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ベガルタ仙台 監督解任!監督交代の大きなリスク

2014/04/09 21:24配信

飯守 友子 (CHANT編集部)

カテゴリ:コラム

2014シーズンがはじまってから早1か月が経過したものの、リーグとナビスコ合わせて結果を残せていないチームがある。
その中で監督交代を経てチームの調子があきらかに崩れたチームがあった。
いくつかその原因をみるチームがあるが中でも一番厳しい戦いをしていたのは仙台だといって良いだろう。
ベガルタ仙台といえば手倉森監督といっても過言ではないほどチームの顔にもなっていた監督がU21の監督に就任したこともあり、監督が交代。
オーストラリア監督経験のあるグラハム・アーノルド氏を招へいした。

●8戦 3分5敗

仙台の変調は今はじまったかのように見えるが実は去年から序章があった。
手倉森監督が指揮したものの昨年大幅なサッカーの改革を行ったからだ。
それまではカウンターサッカーを基盤としていた仙台のサッカーが、ポゼッションをしようというサッカーに変わった。
その変化にチームは厳しい戦いをみせ、終盤はカウンターサッカーに戻し、13位。
立て直しをする意味でも期待されていたが、今年に入りリーグ6戦、ナビスコ2戦を経て仙台が失ったのは13失点。守備陣の崩壊、そしてひとつも勝てないという事実。

先日の浦和戦では4失点と崩壊し、マナーが良く一丸で知られる仙台の熱きサポーターたちが試合中に横断幕を片付け応援をやめるなどチーム内外の我慢は限界に達した。

そのタイミングでの解任劇。
仙台は早くに手を打ったことになる。
監督を解任するだけが方法ではないこともあるが、今回の解任劇は妥当といって良いだろう。
今、外国人監督はJリーグで苦しんでいるといって良い現状で、外国人監督がフィットするには時間がかかるからだ。

●新しい外国人監督を招くリスク

新しい外国人監督を呼ぶにはかなりのリスクが今必要となっている。
記憶に新しいのはガンバ大阪が長年の西野サッカーから新監督として呂比須氏を招へいしようとしたがライセンスの問題で厳しく、コーチとして招くことになり、セホーン氏を新監督に招いた。
しかし、ガンバのサッカーは西野サッカー時代の強さは垣間見ることはできずセホーン氏はリーグがはじまって半年で監督を解任されることとなった。
監督解任劇は結果が伴わない場合は起きてしまう現象だが近年目立つのは外国人監督の難点だ。
外国人監督であってもネルシーニョ監督のように日本サッカーに精通している監督に関しては成功をおさめているが、新外国人監督は日本サッカーを知るまでに時間がかかりすぎている印象があり、柔軟さが足りない部分を感じる。

良い監督とはどんな戦術よりも先に選手一人一人の能力を見極め、その良さを引き出す必要がある。
選手の長所を生かして引き出せるチーム作りをすること。それが第一だ。
しかし、外国人監督が日本人選手の長けているところを見出すのに時間がかかり、勉強時間、必要材料が少ないまま指揮を執ることとなる。
チームには監督の他にスカウティングスタッフがおり、分析をすることになるがそれでも監督が日本のサッカーを知らない状態で相手の戦い方を知り、選手の良さを把握し、それを引き出すまでには時間がかかってしまってように見える。

●これからのJリーグ監督

今のJリーグは外国人監督の再利用が目立つ。
どこかの監督だった外国人選手が他のチームの監督になったり、以前チームで結果を出した監督が戻ってきたりという例だ。
それだけ新しい外国人監督は難しいということだろう。
しかし、同じ監督のサイクルではJリーグが伸びるには難しい。
これから先Jリーグの発展には、外から新しい刺激と強化を入れるために指導者を海外で育成させることも必要なのではないか。
日本人監督が海外で指揮をし、海外を知った上で日本で指揮することも必要となってくる。
指導者側の育成も必須なのだ。

Good!!(100%) Bad!!(0%)

何事も、管理職(フロント)・上司(監督)・部下(選手)が一枚岩でないと、ということでしょうか。

利益(結果)が出ないと、株主(スポンサー/サポ)は納得(満足)できないので、難しいところもありますが(;^_^A

iizy   Good!!0 イエローカード0 2014/04/12|18:45 返信

iizyさん♪
コメントありがとうございます!
一枚岩であるチームはやはり強いのですが、一枚岩にするためには心臓部であるフロントがどれだけ先を見越して適格な準備ができるかが重要だと思っています。
フロント力のあるチームはやはりしっかりしているなぁという印象です。
スポンサーとの連携も重要ですよね。スポンサーへの協力を得るための営業力も必要なのかなと思います。

みんと  Good!!0 イエローカード0 2014/04/13|20:26

仙台は手倉森氏が偉大過ぎました。実力未知数の監督を招聘した結果がこれだった気が。
チームに喝を入れる上では、解任は止むを得ないでしょうね。
私は長年の鹿島サポですが、現在宮城に居住している身としては、仙台にも頑張ってほしいです!!

たかよ   Good!!1 イエローカード0 2014/04/11|03:58 返信

たかよさん♪
コメントありがとうございます!宮城在住なのですね。それは仙台の動向も気になるところですね。
仙台は監督を代えて結果が出た試合になりましたね。サポーターの方々の涙が印象的でした。ひとつの勝利に全力になるという意味では良い試合を経験できたのではないかなぁと思っています。
仙台はパスサッカーよりもボールを入れるサッカーの方が選手の個が出やすく合っているという話をある仙台の選手から聞きました。その結果赤嶺選手の2ゴールだったのかなと思います。仙台らしいサッカーにシフトしてこれからが注目ですね。

みんと  Good!!0 イエローカード0 2014/04/13|20:23

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