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ハットトリックが未だ「0」の今季J1。ハットトリックとJの歴史を振り返る。

2014/07/18 16:01配信

サッカー君

カテゴリ:コラム


いよいよ明日Jリーグが本格的に再開します。
ワールドカップも楽しかったですが、やはりJリーグの好きなクラブの試合が一番楽しいですね!

しかし、今期のJ1では、少し淋しいデータがあるのです。。
それは、ハットトリックがまだ生まれていない、という事実です。

ちなみに、これまでのハットトリック数を振り返ってみると、こんな感じ。


中山雅史が4試合連続ハットトリックというギネス記録を叩きだした1998年がダントツですね。。
J1しか存在しなかった年ですが、現在でも過去最多の年となっています。

誰かが活躍すれば、そのライバルが「なにくそ」と頑張りますので、その相乗効果でリーグ全体の回数が増えたのかもしれませんね。
そんな感じで、高いレベルの競争が生まれるためにも、ハットトリックは早く生まれてほしいですね。

さて、そんな訳で、今回は「ハットトリック」にフォーカスしてみました。
J開幕から今までのハットトリックに関するデータをほじくり出して、以下のデータを見てみました!

この記事でまとめているデータ

・ハットトリック最多達成選手
・ハットトリック最多達成クラブ
・ハットトリックを最もされたクラブ
・ハットトリック最多得点
・ハットトリックが最も生まれたスタジアム
・最短ハットトリック達成記録

ハットトリック最多達成選手は誰だ?

まずは、過去に最も多くハットトリックを達成した選手は誰でしょう?
長くJリーグに在籍した選手が、1位になりそうですね♪

川崎フロンターレで長く活躍した、ジュニーニョが11回で単独トップです。
2位が名古屋で活躍したウェズレイ。
そして、3位が浦和レッズで絶対的エースとして君臨したエメルソンです。

4位が、累計で7回の中山雅史。
ただ、4試合連続ハットトリックを達成していましたから、意外な印象ですね。
それだけ、ハットトリックとは難しい偉業であることが感じられますね。。

ハットトリック最多達成クラブは??


さて、選手から焦点をずらして、クラブに視線を移してみましょう。
すると…、別に意外ではない結果が…(笑)

やはりジュニーニョの影響が強く、川崎フロンターレが1位。
次いで、エメルソン、ワシントンと常にリーグトップクラスのストライカーを擁することが多い浦和レッズが2位。
3位が、攻撃サッカーの代名詞、ガンバ大阪です。

この辺りは、totoなら簡単に当てられそうな順当な結果でしたね(^ ^;)

ハットトリックを最も多く受けたクラブはどこだ?

ハットトリックを応援しているクラブが生み出せば、テンションはMAX。
一方で、ハットトリックをくらった方は、涙目確定です。

そんな、ハットトリックを最も多く受けているクラブをまとめてみました。

千葉が20回と、単独でハットトリックを多く受けています。
千葉相手に2点取れたら、自信を持ってもう1点を狙いに行けそうですね^ ^;

また、長年を通じた強豪クラブとしてはガンバ大阪とジュビロ磐田が4位、5位と高い傾向です。
最近J2に降格してしまった両クラブですが、この辺りから守備の一抹の危うさが感じられたりして。。

ハットトリック最多ゴール数は??

ついでに、1回のハットトリックで決めたゴール数、というデータも副産物的に生まれましたので、これもまとめてみます。
すると…。


過去で最も多いゴール数が5ゴールで、4選手が達成という結果でした。

ただ、今回のJリーグが公開しているデータからは漏れてしまっていますが、2005年のJ1/J2の入替戦。
柏レイソルvsヴァンフォーレ甲府で、バレー選手が6ゴールを決めたのは、覚えている人も多いでしょう。


見よ。このバレー地獄。

このデータを見る限り、バレー選手が最多得点記録のようですね!

ハットトリックが最も生まれたスタジアム

これも副産物的なデータです。
ハットトリックが最も生まれたスタジアムも、サクッと紹介。



やはり等々力、次いで万博。
両クラブとも得失点が多い試合が多いチームですから、その結果が如実に現れていますね^ ^

最短ハットトリック達成記録は??

さて、最後に1点目と3点目の時間が最も短い、ハットトリック最短達成の記録を見てみましょう!

ワールドカップのドイツvsブラジルも記憶に新しいですが、サッカーとは入る時にはバカスカと点が入る時があるもの。
Jリーグの最短記録はどんな感じでしょう??


2001年にセレッソ大阪の真中選手が達成した「3分」が最も短いという結果です。
そして、2006年のマグノ・アウベスの「5分」が2位。

本当に、瞬きをする間に…、といった感じですね。。


7分からは1分刻みで下位が続いています。
15分での達成も素晴らしいですが、Jリーグも20年の歴史を積み重ねてきたのです。
日本にもこれだけの短達成記録があると思うと、少し感慨深いですね。。


さて、そんなこんなで、2014年のJ1に、早くハットトリックが生まれることを願います!!




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