ニュース|CHANT(チャント)http://chantsoccer.com/http://chantsoccer.com/サポーターが作るソーシャルサッカーマガジン【大学サッカー】 混戦極める2016関東大学リーグ後期 週末開幕!日本サッカーの近い未来が、ココに。【関東】http://chantsoccer.com/posts/1061http://chantsoccer.com/posts/1061<p><img src="/uploads/b37f6ddcefad7e8657837d3177f9ef2462f98acf/post-1061/1473137949" alt="" width="400" /></p> <p><br />JR東日本カップ2016 第90回関東大学サッカーリーグ戦 後期が9月11日に開幕を控え、記者会見が行われた。</p> <p>8月に行われた大学サッカー夏の陣となる主要大会・総理大臣杯ではベスト4に勝ち進んだすべての大学が関東リーグ所属のチームだったことは記憶に新しい。<br />いつでも全国の主導を握り、大学サッカーを引っ張る関東大学リーグのチーム、選手、スタッフたちの熱き戦いが再び開幕する。</p> <p>前期リーグを終えた時点で首位に立っているのが、総理大臣杯を制した明治大学。<br />そこから勝ち点5差で筑波大学となっているが、この2位から11位までの10チームの勝ち点差が7という混戦状態にある。<br />ひとつの試合の勝敗で大きく順位が入れ替わることになるであろう後期リーグは、より緊張感のある戦いが続くことが予想される。</p> <p>明治大学が総理大臣杯で優勝したため、インカレへの出場権を獲得した。<br />それにより今季はリーグ最終順位が6位以内となったチームがインカレへの出場権を得ることとなる。<br />そして7位のチームが北信越リーグのチームとのプレーオフに進むこととなり、インカレ出場権への挑戦権を得ることとなる。</p> <p><img src="/uploads/b37f6ddcefad7e8657837d3177f9ef2462f98acf/post-1061/1473137916" alt="" width="400" /></p> <p>「例年以上に激戦であり、展望が読みづらい」<br />「関東のチームは今総理大臣杯ベスト4がすべて関東のチームだったことからもわかるように、力のあるチームが多い。<br />だからこそ、どのチームにも可能性がある」と、全日本大学サッカー連盟副理事長・中野雄二氏。</p> <p>混戦の関東大学リーグ後期が幕を明ける。</p> <p></p> <p>Jリーグとはまた違う、大学としての伝統や歴史を感じる大学チームの戦い。<br />毎年、学年が進み二度と同じチームをみられる年はない。<br />この年だけの限られたチームながら、1試合1試合積み重ね熟成度を増していくチーム。<br />プロ内定者やJクラブユース出身者、来年のユニバーシアード大会に向けて全日本大学選抜で戦う選手たちや、東京五輪へ向けての世代とあり強化が始まっているU-19全日本大学選抜の選手たち等<br />未来ある選手個人にスポットを当て、注目しても大変興味深い関東大学サッカー。</p> <p>毎年50名以上の大卒選手たちが、Jリーグへ進む。</p> <p>日本を代表する選手、Jリーグクラブを背負う選手たちが<br />ここから、生まれる―。</p> <p></p> <p></p> <h2>●前期首位 総理大臣杯を制した明治大学 リーグ優勝を目指す</h2> <p><img src="/uploads/b37f6ddcefad7e8657837d3177f9ef2462f98acf/post-1061/1473137939" alt="" width="400" /></p> <p>総理大臣杯を制したのは、悲願の初優勝となった明治大学。<br />日本を代表する選手たちを輩出してきた伝統校ながらこれまで成しえなかった悲願の達成に<br />「やってきたことは間違いじゃなかった」という確信と自信を持ったという小出選手の言葉から見えるように、優勝という結果を力として加えた明治大学。<br />前期リーグで重ねた勝ち点は24。<br />2位との差を5差と拡げた状態から後期がスタートする。</p> <p>「総理大臣杯の戦いで、より自分たちを応援してくれる方々がたくさんいてくれることを知った」とたくさんの後押しを実感したと話した小出選手。</p> <p>「2年連続2位という結果で終わっているので、明治らしいサッカーをして今年は優勝したい」<br />「感謝の気持ちを持って戦いたい」</p> <p>明治大学は総理大臣杯優勝によってインカレへの出場権を得ているが、すべてのタイトルへ向けて後期リーグも優勝を目指す。</p> <p><img src="/uploads/b37f6ddcefad7e8657837d3177f9ef2462f98acf/post-1061/1473137960" alt="" width="400" /></p> <h2></h2> <h2>●前期3位。すべてのタイトルを目標に 法政大学</h2> <p><img src="/uploads/b37f6ddcefad7e8657837d3177f9ef2462f98acf/post-1061/1473137922" alt="" width="400" /></p> <p>伝統と歴史あるサッカー部である法政大学は「例年リーグ・総理大臣杯・インカレ」という三冠を目指していると山田選手。<br />しかし、今季総理大臣杯出場を逃した。<br />総理大臣杯を戦わずして迎えた夏を経て、法政大学は後期リーグ、そしてインカレを目指しタイトルを目標に掲げる。</p> <p>「後期リーグ、そしてインカレを獲りたい」と目標を語った山田選手はFC東京への入団が内定している。</p> <p>「FC東京という偉大なチームに入団が決まったということでホッとしている。<br />新たな責任と覚悟を持って後期リーグに向けてしっかりと準備したい」と意気込みを語った。</p> <p>前期リーグ3位という位置に付けている法政大学は、タイトルへ向けて進む。</p> <p><img src="/uploads/b37f6ddcefad7e8657837d3177f9ef2462f98acf/post-1061/1473137955" alt="" width="400" /></p> <p></p> <h2>●前期5位 最後に笑うのは自分たちであると信じる 慶応大学</h2> <p><img src="/uploads/b37f6ddcefad7e8657837d3177f9ef2462f98acf/post-1061/1473137927" alt="" width="300" /></p> <p>「前期リーグ、総理大臣杯で非常に悔しい想いをしたので、後期リーグには並々ならぬ想いを持っている」と宮地選手。<br />前期リーグは勝ち点17の5位の位置に付け、混戦極める順位の中に位置している。<br />総理大臣杯予選では2回戦で敗退し、総理大臣杯に出場できない夏を経験した。</p> <p>「まずは初戦に必ず勝つこと。それ以降のことはこれから考えるが、最後に笑うのは慶応だと信じている」というように<br />初戦に重点を置き、強い信念を持って準備してきていることがわかる。</p> <p>宮地選手は名古屋グランパスへの入団が内定している。<br />「歴史ある素晴らしいクラブに入団が決まり幸せに感じ、一層身の引き締まる思い」<br />「特別指定強化選手という立場でもあるので、大学サッカーそしてJリーグの両面でいつでもどちらでも活躍できるよう準備していきたい」と意気込みを語った。</p> <p><img src="/uploads/b37f6ddcefad7e8657837d3177f9ef2462f98acf/post-1061/1473137975" alt="" width="400" /></p> <p></p> <h2>●前期8位 インカレを目標に後期に向けて最善の準備 日本体育大学</h2> <p><img src="/uploads/b37f6ddcefad7e8657837d3177f9ef2462f98acf/post-1061/1473137933" alt="" width="300" /></p> <p>今季関東リーグ1部に昇格した日本体育大学は、前期リーグでは8位の位置に付けた。<br />総理大臣杯予選では関東6位で出場権を獲得し、本大会ではベスト4に勝ち上がるなど印象を強く残した。</p> <p>「前期は昇格初年度ということでなかなか波に乗れず自分たちのサッカーができなかった」と振り返った高野選手。<br />前期は思うようにできなかったという気持ちが残ったが夏の陣・総理大臣杯でベスト4という手ごたえを掴んだのではないであろうか。</p> <p>横浜Fマリノスに入団が内定していることについて<br />「心境の変化は特にはないが、ずっと目指していた場所なので入団が決まってよかった」<br />「入団してすぐにポジションを獲りにいきたい」と個人としても強い気持ちを持って、後期リーグを迎える。</p> <p><img src="/uploads/b37f6ddcefad7e8657837d3177f9ef2462f98acf/post-1061/1473137965" alt="" width="300" /></p> <p></p> <h2>●前期最下位 歴史を終わらせるわけにはいかない 国士舘大学</h2> <p><img src="/uploads/b37f6ddcefad7e8657837d3177f9ef2462f98acf/post-1061/1473137944" alt="" width="300" /></p> <p>前期リーグではまさかという表現が適しているであろう最下位に位置した国士舘大学。<br />サッカー名門校としての歴史は深く、「1部昇格から一度も2部に降格したことがないと聞いた」と松本選手。</p> <p>「自分たちがその歴史を終わらせるわけにはいかない」と残留への決意は強い。</p> <p>中野雄二 全日本大学サッカー連盟副理事長が「国士舘大学はこの位置にいるような力ではない」と話した通り、<br />国士舘大学はタイトルや順位変動に大きく関わることになるであろう力のあるチームという印象はまだまだ強い。<br />混戦極める今季のリーグだが、現在国士舘大学のひとつ上の順位である専修大学との勝ち点差は5。<br />まずはひとつひとつの勝ち点の積み重ねが重要となる。</p> <p>「前期はふがいない試合をしてしまった。なにがなんでも残留。そしてインカレ出場だけでなく優勝も目指したい」。</p> <p>名古屋グランパスに入団の内定が決まっている松本選手は<br />「歴史あるクラブへと入団できる喜びと、プロをずっと目指してやってきたのプロへ挑戦できるという夢が叶ったという喜びがある。<br />まだスタートラインに立ったばかりなので、大学リーグその先のプロとしての自分の活躍に向けて進んでいきたい」<br />「これまで育ててくれた親や中高大学に関係していただいたスタッフのみなさんに感謝をし、頑張っていきたい」と後期リーグに向け、そしてその先のプロの道へ向けて感謝の気持ちをしっかりと語った。</p> <p><img src="/uploads/b37f6ddcefad7e8657837d3177f9ef2462f98acf/post-1061/1473137970" alt="" width="400" /></p> <p></p> <p></p> <p><br />後期リーグは9月11日に開幕する。<br />カードは以下の通り。</p> <h4>関東大学リーグ【1部】</h4> <p><strong>11:30 法政大学&times;駒澤大学 味の素スタジアム西競技場</strong><br /><strong>14:00 明治大学&times;国士舘大学 味の素スタジアム西競技場</strong></p> <p><strong>11:30 桐蔭横浜大学&times;流通経済大学 県立保土ヶ谷公園サッカー場</strong><br /><strong>14:00 慶応義塾大学&times;早稲田大学 県立保土ヶ谷公園サッカー場</strong></p> <p><strong>11:30 順天堂大学&times;早稲田大学 岩名運動公園陸上競技場</strong><br /><strong>14:00 筑波大学 &times;専修大学 岩名運動公園陸上競技場</strong></p> <p></p> <p>注目は1部だけでなない。</p> <p>関東大学リーグ2部は全国と比較しても力のあるチームが多く、2部のチーム所属の選手たちであっても優秀な選手たちが多く、Jリーグへと進む選手も多い。</p> <p>来季1部へ昇格するであろう上位の戦い等、多くの見どころがある。</p> <p></p> <p>関東大学リーグ1部、2部の後期がスタートする。</p> <p></p> <p><img src="/uploads/b37f6ddcefad7e8657837d3177f9ef2462f98acf/post-1061/1473137980" alt="" width="400" /></p> <p></p>Tue, 06 Sep 2016 13:57:30 +0900【速報】 リオデジャネイロ五輪 サッカー男子日本代表 発表 【18枠】http://chantsoccer.com/posts/1023http://chantsoccer.com/posts/1023<p>【速報】リオ五輪代表発表</p> <p><br />本日14時よりJFAにてリオデジャネイロ五輪へと挑むサッカー男子日本代表の発表が行われた。<br />これまでU-23代表と呼ばれた代表は本日より、リオ五輪代表となる。</p> <p>リオデジャネイロ五輪サッカー日本代表に選ばれた選手たちは以下の通り。</p> <p></p> <h4>GK&nbsp;&nbsp;&nbsp; &nbsp;中村航輔 柏レイソル<br />&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp; 櫛引政敏 鹿島アントラーズ</h4> <h4>DF&nbsp;&nbsp;&nbsp;塩谷司 サンフレッチェ広島 OA<br />&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp; &nbsp;藤春廣輝 ガンバ大阪 OA<br />&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp; 植田直通 鹿島アントラーズ<br />&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp; 岩波拓也 ヴィッセル神戸<br />&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp; 室屋成 FC東京<br />&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp; 亀川諒史 アビスパ福岡</h4> <h4><br />MF&nbsp;&nbsp;&nbsp;遠藤航 浦和レッズ<br />&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp; 大島僚太 川崎フロンターレ<br />&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp; 矢島慎也 ファジアーノ岡山<br />&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp; 南野拓実 ザルツブルク<br />&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp; 中島翔哉 FC東京&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp; <br />&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp; 原川力 川崎フロンターレ<br />&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp; 井手口陽介 ガンバ大阪</h4> <h4>FW&nbsp;&nbsp;&nbsp;興梠慎三 浦和レッズ OA<br />&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp; &nbsp;浅野拓磨 サンフレッチェ広島<br />&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp; &nbsp;久保裕也 BSCヤングボーイズ<br />&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;</h4> <p><strong>バックアップメンバー</strong></p> <p>GK 杉本大地(徳島ヴォルティス)<br />DF 中谷進之介(柏レイソル)<br />MF 野津田岳人(アルビレックス新潟)<br />FW 鈴木武蔵(アルビレックス新潟)</p> <p><strong>トレーニングメンバー</strong></p> <p><br />東京五輪を踏まえても考えてU-19から選出<br />(GK 杉本 大地はトレーニングから参加)<br />DF 小島雅也 ベガルタ仙台<br />MF 渡辺皓太 東京ヴェルディ<br />MF 冨安健洋 アビスパ福岡<br />FW 小川航基 ジュビロ磐田</p> <p>背番号は後日、発表される。</p> <p>キャプテンは遠藤航。</p> <p></p> <p></p>Fri, 01 Jul 2016 14:25:05 +0900【FC町田ゼルビア】 4年ぶりに同じ東京をホームとするダービー『東京クラシック』復活 先駆けてトークバトルも開催 【東京ヴェルディ】http://chantsoccer.com/posts/952http://chantsoccer.com/posts/952<p><br />今季、4年ぶりにJ2の舞台で戦っているFC町田ゼルビアだが、<br />同じく東京都内に本拠地を置く東京ヴェルディとの試合が3月26日に味の素スタジアムで行われる。</p> <p>はじめてのJ2での戦いとなった2012年。<br />この東京ヴェルディとのダービーが開催されたが、4年ぶりにダービー【東京クラシック】が再び開催されることとなった。</p> <p><br />トップチーム同士としては2012年に続き4季ぶりとなる、2シーズン目のダービーながらも<br />育成年代としてはFC町田とかつての読売クラブ時代から続く伝統の一戦とされ、東京都内の強豪同士として屈指の好カードとされてきた背景がある。</p> <p>前身であるFC町田、そして読売クラブの育成組織は各年代共に練習試合や東京都の大会、そして全国大会の舞台でも何度も対戦し、<br />互いにその試合を通じて成長し、ライバルとなり、同じ時を過ごしてきた。</p> <p>Jリーグが生まれる前から共に育成世代からの強化をはじめ、多くのサッカー選手を生んできた。<br />育成年代から続く伝統の一戦がJリーグの舞台で実現され、同じく東京を舞台にfootballを発信するチーム同士の戦いということで<br />伝統=クラシックを合わせ【東京クラシック】と名付けられたこの一戦。</p> <p>ダービーにはさまざまな歴史があるものだが、FC町田ゼルビアと東京ヴェルディの一戦も<br />これまでの育成年代での戦いの歴史と、トップチームでの戦いを積み重ね今後歴史を重ねていくことになるであろう。</p> <p><br />【東京クラシック】開催を前に、『東京クラシック』トークショーが3月21日に緊急開催されることが決定した。</p> <p>FC町田ゼルビア・東京ヴェルディの番記者、担当レポーターによるトークショーをはじめ、<br />ヴェルディのOBであり現在は東京Vユースの監督を務めている藤吉信次氏、ゼルビアのOBであり現在はひろめ隊隊長を務めている酒井良氏によるトークバトルが行われ、<br />さらにゼルビーとヴェルディくんを加えた記念撮影会も予定されている。<br />飲み放題付きのイベントとなっており、東京クラシックの一戦をより深く楽しむことができる前哨戦となりそうだ。</p> <h3>●東京クラシック復活記念トークショー</h3> <p>◇日時</p> <p>2016年3月21日(月・祝)15:30開演<br />※14:30より列整理開始<br />※15:00より受付・会場<br />※15:30スタート</p> <p>◇開催場所</p> <p>ゼルビア&times;キッチン<br />東京都町田市野津田町919<br />神奈中バス「綾部入口」バス停下車すぐ</p> <p>◇内容</p> <p>第1部15:30-16:00<br />・番記者・レポータートークバトル<br />第2部16:10-16:40<br />・ヴェルディOBの藤吉信次氏、ゼルビアOBの酒井良氏によるトークバトル<br />※16:45よりゼルビー、ヴェルディくんも加わって記念撮影会</p> <p>◇料金</p> <p>料金は入場料と飲み放題の料金となっています。</p> <p>・着席(約40席) 2,500円(税込)<br />※小学生から未成年者は1,500円、幼稚園以下の未就学児は無料</p> <p>・立ち見(約20名) 2,000円(税込)<br />※小学生から未成年者は1,000円、幼稚園以下の未就学児は無料</p> <p>・テラス席(約30名) 1,500円(税込)<br />※小学生から未成年者は500円、幼稚園以下の未就学児は無料</p> <p></p> <p><br />東京のクラブ同士、意識しないわけがない。</p> <p>【東京クラシック】という一戦がJリーグにおいて欠かせないダービーとなるような熱い一戦を期待したい。</p>Fri, 18 Mar 2016 09:50:33 +0900【FC町田ゼルビア】 カルフィン・ヨン・ア・ピン選手加入!J2での戦いに向けてプラスされた強力な戦力 【J2】http://chantsoccer.com/posts/936http://chantsoccer.com/posts/936<p></p> <p></p> <p>開幕を直前に控えているが、大型補強の発表があった。<br />元オランダ五輪代表として北京五輪で日本代表とも戦い、J1でも活躍したDFカルフィン・ヨンアピンをFC町田ゼルビアが完全移籍で獲得したと発表した。</p> <p>今月28日のJ2開幕戦となる、セレッソ大阪戦から出場が可能となる見通しだ。</p> <p></p> <h2>●北京五輪に出場 元オランダ五輪代表</h2> <p>ヨンアピンは2011年に清水エスパルスに加入。<br />昨季2015年までの在籍中、J1で93試合に出場し外国人選手の中でもJリーグ経験をしっかりと積んだ選手だと言って良いであろう。</p> <p>ヨンアピンが日本にやってきたときは、元オランダ五輪代表という経歴があったこともあり、大きく期待され話題となった。<br />その期待通り、当時の清水エスパルスのJ1の中でも屈指といえる強力な中盤の形成の一角としてチームの軸となる選手の一人として活躍した。<br />当時清水に在籍していた小野伸二やユングベリといった世界でも活躍したビッグネームと中盤を組み立て、守備範囲の広いヨンアピンはチームの底に守備を敷き、チームのピンチの芽を摘んだ。</p> <p>オランダ五輪代表時代は、北京五輪で本田圭佑や長友佑都、西川周作、岡崎慎司、内田篤人などが出場した日本代表とも対戦し、ヨンアピンはディフェンダーとして出場。オランダが1-0で勝利した。</p> <p><br />FC町田ゼルビアは昨季、36試合18失点とJ3最少失点を記録し堅守のチームであったものの、ディフェンダー陣がレンタル元のチームへと復帰したり、移籍をしたりと堅守を形成した主力選手たちが移籍してしまい補強ポイントとして注目されたが、<br />今季水戸から金聖基、群馬から有薗、東京Vから畠中といった多彩な持ち味の違うディフェンダーの補強に成功。<br />さらには国士舘大卒ルーキーの福田も揃う。</p> <p>ディフェンダー陣のポジション争いは激化しているが、守備という絶対的な持ち味を持った強力な助っ人として期待されるであろうヨンアピンが加入したことで、ステージが1つ上がった場所での戦いとなる今季も町田のディフェンス力に注目だ。<br />強力な攻撃陣が存在するチームも多いJ2で、Jリーグ経験も豊富であり日本人にはない強さを持っているヨンアピンの存在は、チームに大きなアクセントを生むことになるであろう。</p> <p><br />ヨンアピン選手のコメントは以下の通り。</p> <p><strong>私のことは&lt;キャラ&gt;と呼んでもらえたら嬉しいです。</strong></p> <p><strong>プレースタイルは、皆さんが想像されている通り強さが武器ではありますが、チーム戦術に適応する柔軟さも持っていると思っています。</strong><br /><strong>でも、皆さんが期待している通り、強さを発揮して勝利に貢献します。</strong></p> <p><strong>ゼルビアの目標はJ2残留、J2定着と聞いているので、まずはその目標に向かって全力を尽くします。</strong><br /><strong>そして少しでも上に行けるよう、自分の持っている全てを発揮したいと思います。</strong></p> <p><strong>当然、皆さんに楽しんでもらえる魅力的なサッカーをしますので、是非スタジアムに応援にきてください。</strong><br /><strong>これから熱い声援をよろしくお願いします。</strong></p> <p></p> <p></p> <p>中盤の底、そして最終ラインとどちらもこなすことのできるヨンアピンをプラスし、FC町田ゼルビアのJ2への準備は急ピッチで進められている。</p> <p>過酷な連戦、負けられない試合が続き、緊迫した長い期間を集中力切らさず全員で目指す方向へと戦い切った昨年の経験を経て、総力で掴んだ念願のJ2昇格。<br />4年ぶりに戦うこととなるJ2の初戦となる開幕戦は、セレッソ大阪を迎えての試合となる。</p> <p>初戦というのはいつでもどんな形式の戦いでも、大切なポイントとなる。<br />ホームで迎えることのできるJ2開幕戦、支えてくれる多くの町田の人々と共に、戦う。</p> <p></p> <p></p> <p><img src="/uploads/b37f6ddcefad7e8657837d3177f9ef2462f98acf/post-936/1456191615" alt="" width="450" /></p>Tue, 23 Feb 2016 10:30:49 +0900【大学サッカー】 第39回総理大臣杯 大阪の夏の陣 出場校決定まであと1校http://chantsoccer.com/posts/754http://chantsoccer.com/posts/754<p><img width="400" alt="" src="/uploads/b37f6ddcefad7e8657837d3177f9ef2462f98acf/post-754/1434374164" /></p> <p><br />今夏も熱戦が繰り広げられる。</p> <p>今、大学サッカーが熱い。<br />Jリーグクラブでも大卒ルーキーや大卒後入団数年の選手たちが活躍することが多い。<br />Jリーグ開幕後、大学サッカーから選手たちがプロですぐに活躍しチームの中心選手として活躍することが多かった時代から、一時期は大学よりも高卒やアカデミーからの選手たちを獲得する傾向におさまり、大学サッカー界が盛り上がらない時期も経験した。<br />しかし、徐々に大学サッカー出身選手たちが再びその力をみせつけることで需要が増え、今となっては数多くあるプロクラブよりも力を持っている大学もあり、選手育成の部分でも注目が高い。</p> <p>アカデミーや高校サッカー出身の選手たちはプロで戦える身体作りに数年を費やすことが多い中、大学サッカー出身選手は年齢的なこともありサカーへの理解度が高く即戦力として考えられ獲得されることが多い。<br />大学サッカー出身選手がチームでさらに成長を重ねチームの核となることも多く、大学サッカー出身選手たちへの注目度が年々高まっているのは、Jリーグにて結果を出している選手が多いからということもあるであろう。</p> <p>毎年、夏に大阪で行われる39回目の開催を迎える総理大臣杯は、大学のカップ戦では一番大きな大会となっている。<br />全国の地域を勝ち上がった20校で頂点を目指し、トーナメント戦を戦う大会となっている。</p> <h2><br />●注目すべきはやはり関東 熾烈な戦いの末に勝ち上がった7校</h2> <p>熾烈な戦いとなる総理大臣杯予選。<br />関東のアミノバイタル杯を勝ち上がった7校が今年総理大臣杯に出場するとあり、例年通りトーナメント戦だからこその激戦だった。</p> <p>総理大臣杯出場を決めたのは以下の7校</p> <p><strong>アミノバイタル杯優勝 明治大学(2年ぶり12回目)</strong><br /><strong> 準優勝 筑波大学(3年ぶり22回目)</strong><br /><strong> 3位 流通経済大学(3年連続11回目)</strong><br /><strong> 4位 法政大学(3年連続19回目)</strong><br /><strong> 5位 東洋大学(初出場)</strong><br /><strong> 6位 専修大学(2年連続3回目)</strong><br /><strong> 7位 平成国際大学(3年ぶり2回目)</strong></p> <p>まずは明治大学。<br />明治大学といえば五輪候補にも挙げられている室屋をはじめ、ユニバーシアード代表にバックアップメンバーも含め7名が選出されており、Jリーグクラブからのオファーも多い明治大学は今タレント揃いといえる。<br />昨年は総理大臣杯出場とはならず悔しい想いをしただけに、今年こそはとの意気込みも強い。</p> <p>アミノバイタル杯2位となった筑波大学は現在関東リーグ2部で戦っている。<br />筑波大学といえば大学サッカーの真髄ともいえる大学であるが、昨年は屈辱の2部降格を経験。<br />一年での1部昇格を目指すのはもちろんのこと、2部といえども力があるのはどこの大学でも知っていることだ。<br />実力は充分。そんな筑波大学は関東二部所属であっても力は充分であり、大学№1を目指している。そのためには総理大臣杯を獲ること。それが目標だ。</p> <p><img width="400" alt="" src="/uploads/b37f6ddcefad7e8657837d3177f9ef2462f98acf/post-754/1434374171" /></p> <p>(昨季二連覇時の流経大)</p> <p>3位となったのは総理大臣杯二連覇中であり、総理大臣杯優勝候補である流通経済大学だ。<br />今年は三連覇をかけて総理大臣杯に臨むことになり、サッカー部創立50周年の節目の今年、タイトルへ向けて全力だ。<br />準決勝で筑波大に敗戦となったものの出場権を得たからといって力を落とすことなく最後まで戦いに全力で臨み4ゴールを得て、法政大学に勝利し3位となった。<br />今年も大注目のチームであることは間違いない。</p> <p>昨季のインカレ(全日本大学選手権)が関東の大学が優勝だったため(流通経済大学)インカレ優勝地域枠として1がプラスされ7校が強豪関東から出場となるが、<br />注目したいのは初出場の東洋大学だ。</p> <p>東洋大学は現在関東2部で戦っている大学だが、指揮を執るのはコンサドーレ札幌やモンテディオ山形で選手として活躍した古川毅氏。<br />以前ツエーゲン金沢の記事でもお伝えしたが<br />エース清原を札幌大学の監督として指導した指導者であり、京都サンガU-15では宮吉や駒井などを指導。<br />バルセロナの指導メゾットを軸にした独自の理論を持っている監督である。<br />東洋大は総理大臣杯初出場となるが、強豪校が多く歴史ある大学が多い関東から大宮アルディージャからの派遣で指導者が派遣されている東洋大が初出場というのは新たなケースであり、注目したいところだ。</p> <h2>●ホームで戦う力 関西地区代表</h2> <p><img width="400" alt="" src="/uploads/b37f6ddcefad7e8657837d3177f9ef2462f98acf/post-754/1434374187" /></p> <p>関西では関西学生サッカー選手権大会が行われ、総理大臣杯出場の4校が決定した。</p> <p><strong>優勝 関西学院大学(2年連続5回目)</strong><br /><strong>準優勝 阪南大学(2年連続12回目)</strong><br /><strong>大阪体育大学(6年連続21回目)</strong><br /><strong>大阪経済大学(34年ぶり3回目)</strong></p> <p>関西学院大学はJ特別指定選手も在籍している関西強豪大学のひとつだ。<br />同じく阪南大といえば、関西の中では強豪校として長年君臨し、多くのJリーガーを輩出している大学だ。<br />関東に続き関西も力を持っている大学が多く、大阪で行われる大会のため関西勢がホームとなることで力を発揮したいところだ。</p> <p><img width="300" alt="" src="/uploads/b37f6ddcefad7e8657837d3177f9ef2462f98acf/post-754/1434374181" /></p> <h2><br />●関東関西にどう挑むか 強豪福大を中心とした地方校</h2> <p><strong>北海道代表 北海道教育大学岩見沢校(3年ぶり3回目)</strong><br /><strong>東北代表 仙台大学(2年ぶり30回目)</strong><br /><strong>東海代表 中京大学(2年ぶり23回目)</strong><br /><strong> 常葉大学浜松キャンパス(2年ぶり6回目)</strong><br /><strong>中国代表 IPU環太平洋大学(3年ぶり3回目)</strong><br /><strong>四国代表 高知大学(15年連続25回目)</strong><br /><strong>九州代表 福岡大学(7年連続32回目)</strong><br /><strong> 鹿屋体育大学(4年連続12回目)</strong><br /><strong>※北信越代表は6月21日決定</strong></p> <p>開催されるのは大阪府内となっており、<br />開催場所は</p> <p>キンチョウスタジアム<br />ヤンマースタジアム長居<br />ヤンマーフィールド長居<br />J-GREEN堺</p> <p>となっている。</p> <p><br />8月7日(金) 1回戦<br />8月10日(月) 2回戦<br />8月12日(水) 準々決勝<br />8月14日(金) 準決勝<br />8月16日(日) 決勝</p> <p>が行われる。</p> <p><br />組み合わせは今後発表されることとなる。<br />夏の大阪の陣。</p> <p>今季の大学サッカー全国の戦いが火蓋を切る。</p> <p></p>Mon, 15 Jun 2015 22:08:53 +0900【ツエーゲン金沢】 J1昇格へ向けて動かした大きな力。J1ライセンス申請へ 【J2】http://chantsoccer.com/posts/746http://chantsoccer.com/posts/746<p><img width="400" alt="" src="/uploads/b37f6ddcefad7e8657837d3177f9ef2462f98acf/post-746/1433933392" /></p> <p><br />現在J2戦国時代において、3位の位置につけており、2位ジュビロ磐田との勝ち点差1という好位置に付けている、ツエーゲン金沢。<br />J3から昇格してきたばかりの金沢は、現状のままではJ1ライセンスは満たさず、J1昇格という目標を置くことができなかったが、J1昇格に必要なJ1ライセンス取得申請書をJリーグへ提出することが分かった。</p> <p>ツエーゲン金沢は当初、来年以降のJ1ライセンス申請を目指していたが、現在J2で好成績を刻み上位の位置で長い期間戦っていることから、前倒ししJ1ライセンスを申請することを決めたというのだ。<br />現在はクラブハウスも専用の練習場も持っていないツエーゲン金沢だが、安原スポーツ広場の多目的グラウンドを拠点グラウンドとし、クラブハウスを新設し、天然芝と人工芝の2面を持つ方針だ。</p> <p>今季のライセンス交付の判定は9月末であり、時間がなく簡単な道のりではないものの、チームの戦いが大きなチカラを動かした。</p> <h2><br />●チームの次の一歩を動かしたリーグでの戦い</h2> <p>今季のJ2は強豪と資金力のあるクラブが多く、戦国時代と表現され、いつも以上に熾烈な戦いとなっているが、その中でも今季J2での大事件のひとつとして挙げられるのはツエーゲン金沢の戦いであろう。</p> <p>J3から昇格したツエーゲン金沢だが、開幕戦となった大宮アルディージャとの試合でその存在感を早くも示した形となった。<br />前評判としては大宮に何点取られるかというほどの下評価だったにも関わらず、試合がはじまってみると決死ブロックを中心に記憶に残る試合を展開し、0-1の惜敗。<br />そこからジワジワとツエーゲン金沢らしさをJ2でも表現し、気づけばリーグ最少失点。(現在は大宮が最少失点)<br />2失点以上を喫したのは、横浜FCとジュビロ磐田のみとなっている。</p> <p>安定した守備とカウンターから成る攻撃を軸に、現在J2で強敵として数えられることが普通となった。<br />ツエーゲン金沢に注目を置く関係者も多く、今後の戦いにも注目だ。</p> <p>J3からの昇格を果たし、すぐに今のような位置になるとは嬉しい想定外だったであろう。<br />現場はもちろん挑戦者の立場で全力で戦うものだが、クラブとしては先回りしてさまざまなことを想定しなければならない。<br />数年はJ2で戦いながら力をつけ、その間にJ1ライセンス基準に満たすクラブへと進み、J1を目指すという方向性だったと思われる。</p> <p>しかし、その方向を変えたのは、今のツエーゲン金沢の戦いと力であろう。<br />上位で戦い続けるその力はチームの未来を動かした。<br />J1昇格という次の一歩なく戦うのではなく、次のステップに急務ながら進もうという決断をさせたのは、チームの力あってこそだ。</p> <p>ライセンス交付の判断は9月末。<br />申請を出してからJリーグが審理することとなるが、当然それには数々のいばらの道が待っていることであろう。</p> <h2><br />●知っておきたいライセンス制度</h2> <p><img width="400" alt="" src="/uploads/b37f6ddcefad7e8657837d3177f9ef2462f98acf/post-746/1433933409" /></p> <p>まず必要なのは地域との連携である。<br />現在でも、Jクラブとして金沢は金沢市と連携を取りながら運営を行っていることと思うが、現在金沢市が持つスポーツ施設を拠点として、グラウンドの整備やクラブハウスの建設などを行い、ツエーゲン金沢の施設として使うためには、金沢市の協力と容認がなくてはならない。<br />J1ライセンス申請をするとクラブ側がまとめた段階であり、金沢市にはこれから話を持っていくことになるという。</p> <p>そして気になるのが観客数だ。<br />ツエーゲン金沢には熱きサポーターがたくさんいるが、観客数として見るとまだまだ少ない。<br />ホーム開幕戦に6000人を超える観客を集め、現在9試合のホーム試合を行い平均観客数が4000人ちょっとというのは寂しい数字だ。<br />今季ホーム試合で一番観客数を集めたのはコンサドーレ札幌戦の6657人。<br />これから先、セレッソ大阪やジュビロ磐田、ジェフ千葉などの有名選手が在籍するクラブとの対戦では数字が伸びそうだが、今のままでは観客数の動員が多いとはいえない。<br />もちろんJ1昇格という先があるという戦いになると、結果に伴い応援しに駆けつける人も増えていくであろう。<br />しかし、J3参入条件であっても平均3000人以上が必要となる今、J1に参入するからには観客数は伸ばしたいところだ。<br />試合によっては1200人代だった試合もあり、集客にむずかしさを感じていることであろう。</p> <p>観客動員についてはJ1ライセンスのAランク項目で必要とされるのはスタジアム規模の1万5000人以上という施設規模の話しながら<br />観客動員=観客収入に繋がることになるため、動員人数の縛りはなくても収入という部分で大きく反映されるため、少しでも観客を集めることが求められる。</p> <p>さらに、現在ツエーゲン金沢は今年度のスポンサー収入が目標よりも4000万円ほど少ないという。<br />収支の面に一番厳しい目が向けられるライセンス制度。<br />資金の面での先行きをどう予定するかによって、審理結果に大きく関わることになるであろう。</p> <p>ここでJ1ライセンスに必要な事項を確認しておきたい。</p> <p>ライセンス交付に関しては、クラブライセンス交付第一審機関(FIB)が審査することとなる。</p> <p>クラブライセンスは3つの等級基準が存在する。<br /><strong>A等級基準&hellip;44項目。ライセンス交付のために無条件に必須の基準</strong><br /><strong>B等級基準&hellip;3項目。達成しなかった場合に処分が課せられた上でライセンスが交付される基準。</strong><br /><strong>C等級基準&hellip;9項目。必須ではないものの推奨される基準</strong></p> <p>5つの審査基準</p> <p>1競技基準<br />2施設基準<br />3人事体制、組織運営基準<br />4法務基準<br />5財務基準</p> <p>主なA等級基準</p> <h4>・競技基準</h4> <p>承認されたアカデミープログラムを持っていること<br />アカデミーチーム(U10.U12.U15.U18)を持っていること<br />選手の医療面でのケアができること<br />プロ選手との書面による契約があること</p> <p>等</p> <h4>・施設基準</h4> <p>公認スタジアムがあること<br />スタジアム入場可能数 J1 1万5000人以上<br />医務室・救護室があること<br />国内法令に沿った安全性が確保されていること<br />承認された避難計画があること<br /><strong>常用できるピッチ、クラブハウス、メディカルルームなどトレーニング施設があること</strong><br /><strong>アカデミーのトレーニング施設があること</strong></p> <p>等</p> <h4>・人事体制、組織運営基準</h4> <p>クラブ事務局があること<br />代表取締役、財務担当、運営担当、セキュリティ担当、メディア担当、マーケティング担当、石、理学療法士、<br />トップチーム監督、トップチームアシスタントコーチ、アカデミーディレクター、アカデミー監督、アカデミーこち、警備組織、警備員がいること。</p> <p>等。</p> <h4>・法務基準</h4> <p>クラブ登記情報<br />他クラブの経営等えの関与の禁止</p> <p>等</p> <h4>・財務基準</h4> <p>年次財務諸表(監査済み)<br />選手移籍活動によって生じる他フットボールクラブに対する危険経過未払い金の皆無<br /><strong>ライセンス交付の決定に先立つ表明書</strong><br /><strong>予算及び、予算実績、財務状況の見通し</strong><br /><strong>財務状況の見通しの修正義務</strong></p> <p>等</p> <p>ツエーゲン金沢に関わりそうなライセンスA等級基準としては<br />やはり施設基準、そして財務基準ということになりそうだ。</p> <p><br />J1昇格という先の見通しがまだ整っていない中、チャレンジャーというモチベーションで強く戦ってきたツエーゲン金沢。<br />J1昇格へ向けてという戦いができるようになると、チームとしてもさらなる目標ができる。</p> <p>昨年はJ1昇格資格を持たないギラヴァンツ北九州がプレーオフ圏内の順位でシーズンを終えた。<br />その素晴らしい戦いは記憶に新しいが、<br />ツエーゲン金沢の一年目の挑戦の先に、金沢の大きな夢の一歩があると期待したい。</p> <p><br /><img width="400" alt="" src="/uploads/b37f6ddcefad7e8657837d3177f9ef2462f98acf/post-746/1433933384" /></p> <p></p>Wed, 10 Jun 2015 19:41:22 +0900【FC東京】 久保建英という日本の未来 FC東京下部組織に入団か 【U-15】http://chantsoccer.com/posts/684http://chantsoccer.com/posts/684<p><img alt="" src="/uploads/b37f6ddcefad7e8657837d3177f9ef2462f98acf/post-684/1428385109" width="400" /><br />日本に生まれた天才が、ついに帰国を決断したようだ。<br />まだ若干13歳。<br />しかし、彼の名はプロサッカー選手たちよりも有名かもしれない。<br />日本から遠く離れた名門中の名門スペイン・バルセロナで選手としての人生を歩んでいた彼のプレーが、日本で観られるようになる。</p> <p><br />サッカーの神様が日本に産んでいったのは、久保建英くん。<br />天才として騒がれた時はまだ一桁の年齢だった彼は今、中学生の年となった。<br />小さな頃からバルセロナのカンテラで育つというのは異例中の異例。<br />日本サッカーという枠を飛び越えて育った彼は、日本でどんな姿を見せてくれるのだろうか。<br /><br /></p> <h2>●6歳の時に設定したのは 夢ではなく「目標」</h2> <p>神奈川県神奈川市にて2001年に産声を上げた。<br />2000年以降の生まれということに改めて驚かされる。</p> <p>久保くんが最初にバルサに入団したいという目標を持ったのは、6歳の頃だったという。<br />6歳の頃の夢。ではなく「目標」。<br />この夢のような言葉を「目標」と捉え、そのためにはどうするかと本気で取り組んだ久保くんはもちろん、親御さんに至っても本当にすごい決断だと言わざるを得ない。<br />私自身、一人の子供の親としての立場ではあるが、子どもが6歳の頃に口にした夢を目標と捉え、それに向かって邁進するような生活が送れたのかというと無理だったであろう。<br />その頃に芽が出ていて、可能性を感じていたとしても、それでもその高い目標設定を現実のものとして受け止め取り組むには相当な努力と情報量、そして行動力が必要だったはずだ。</p> <p>その目標に向かっていく上で可能性が拡がるのは、バルセロナの下部組織に入ることだったという。<br />下部組織に入るためには日本で開催されるバルセロナキャンプに参加すること。それが大きな一歩だった。</p> <p>久保くんがバルセロナキャンプに参加したのは、2009年のこと。<br />そして見事MVPを獲得する。それは偶然でもたまたまでも僅差で獲得したのではなく、久保くんしか考えられないといったレベルでの獲得だったという。<br />その直後に、川崎フロンターレジュニアセレクションに合格。<br />全体で600人が参加したセレクションの中で、小学校3年生で合格したのはたったの3名。<br />その中の一人が久保くんだったのだ。</p> <p>2010年には、バルサキャンプの特典としてバルセロナスクール選抜チームに参加し、大会に出場した。<br />そこでも存在感をしっかりと示し、その大会でもMVPを獲得する。<br />当時の年齢は8歳。7試合に出場し、6ゴール1アシストの結果を残した。</p> <p>翌年、2011年にはバルセロナカンテラ(下部組織)コーチである、オスカル・エルナンデス氏に推薦され、バルセロナの下部組織の練習に参加。<br />その頃、川崎フロンターレでも飛び級し、4年生でU12のチームに昇格した。</p> <p>練習参加が実質的な入団テストとなり、合格となった久保くんは2011年9月。<br />10歳でバルセロナカンテラで契約を交わした。<br />これも特例だった。本来であれば13歳未満の選手はカタルーニャ自治州出身でなければ契約しないのだが、久保くんは特例で10歳で入団が認められたのだ。</p> <p><br />バルセロナのカンテラとは、トップを頂点としたピラミッド型の下部組織のことである。<br />Jリーグも同じく下部組織をピラミッド型に考え組まれているが、バルセロナはさらに細かく10のカテゴリーに分類されている。<br />常にトップチームと同じシステムでプレーし、トップの選手を育てるための機関として位置づけられ、一貫したバルセロナのサッカー哲学を各カテゴリーで植え付ける。</p> <p>現在バルセロナ、そして世界のスーパープレーヤーとして名前が一番に挙がるであろうメッシも、このカンテラ出身なのだ。</p> <p>久保くんのプレーを観た人は誰もが、「異次元」という言葉を使う。<br />日本人のプレーヤーとしては考えられなかった姿がそこには、在る。</p> <p>日本に生まれたサッカーの申し子は目標を設定し、その目標に向かって進み続けていた。<br />しかし、思いもよらない事態となる。</p> <p>EU圏内では16歳未満、圏外では18歳未満の選手の国際移籍を原則禁止とするFIFAの規約が存在し、その規約に違反しているとして、バルセロナがFIFAから該当選手たちの活動停止を命じられた。<br />それが2013年2月のことだった。<br />その該当選手に久保くんの名前はなかったものの規約違反として指摘されることが考えられる久保くん他2名計3選手の出場に関して、バルセロナは自制することを決めた。<br />FIFA公認試合に限らず、FIFA非公認の試合であっても出場できない日々を送ることとなってしまったのだ。</p> <p>その後、バルセロナはスポーツ仲裁裁判所にFIFAの処分取り消し、または軽減を求めて上訴した。<br />しかし、棄却。<br />その後争う道もあったが、その道を取ってしまうとすでに何年も試合に出場できていない選手が出てきてしまっている上に、結果に数年かかってしまうことでこれからも試合に出場できない環境が続くことは所属の未来ある子供たちを潰してしまう可能性もあるため、バルセロナはこれ以上の追及を断念した。</p> <p>結果、EU圏外の国籍選手である久保くんは、18歳まで出場できないこととなってしまう。<br />10歳の早い時期に入団した彼だからこそ、その期間は最長となってしまった。<br />バルセロナで練習を重ねることはもちろんプラスであることであろう。<br />しかし、この土台の一番大切な時期に試合経験を重ねられないというのは、とても厳しいサッカー生活となってしまうのも確かだ。</p> <p>日本から初めてバルセロナ・カンテラの狭き門を最年少という形でくぐった日本の未来の輝ける星は、日本に帰国する苦渋の決断をしたようだ。<br /><br /></p> <h2>●問われる日本の育成。今後の久保くんを成長させるプログラムはいかに</h2> <p>異次元と言われる彼を今後伸ばせることができるかというのは日本サッカーとして未来を懸けて取り組まなくてはいけない「育成」であろう。<br />FC東京の入団が決まったという報道があったが、FC東京のU-15は深川とむさしとがあるがどちらの所属になるのであろうか。<br />FC東京はJリーグの中でもアカデミー組織としては屈指の巨大組織だ。<br />アカデミー全体の選手の数は5000人。<br />この人数はJリーグのアカデミーの中でも一番多い人数となっている。</p> <p>その莫大な人数の中からピラミッド式で形成されるアカデミーは<br />外部からのセレクション受験生も入れると、振るいにかけられる人数は一番多いであろう。<br />数千人の中から10人前後が合格することができるのはU12以上のカテゴリーだ。</p> <p>現在の東京U-15にまずは所属することが考えられるが、飛び級でU-18ということも充分に考えられるであろう。<br />日本のサッカーにおいて第2種=18歳未満の選手で構成されるチームであることとされており、年齢の何歳以上という項目はない。<br />現在13歳の久保くんがU-18ユース年代の試合に出場することも可能だ。</p> <p>さらにはトップの試合に出場することも可能である。<br />現在J1での最年少出場記録は、森本貴幸の15歳10か月10日。<br />16歳以下で出場していたことを考えると、久保くんの今後次第ではそれ以下でトップの試合に出場することも可能性として考えられる。</p> <p>久保くんは今後も目標に向かっていくことには変わりなく、目標設定は「バルセロナの一員になること」だ。<br />そのためには規約にある18歳以上となる頃にバルセロナに入団できるような選手になっていたいと目標を定めることとなるであろう。<br />現在バルセロナで必要とされた日本人選手は今のことろ存在しない。<br />日本人一人目として一番近い場所にいたのは、間違いなく久保くんなのだ。<br />そのレベルも現地で経験し、その中でトップレベルで育ってきた。<br />バルセロナのトップがプレーするバルセロナスタイルが身体にしっかりと染みついていることであろう。</p> <p>今後、FC東京で育っていくことになるか注目されるが、これから先、日本で「異次元」を感じられることになるのはサッカーファンとしてはとても興味があり、体感してみたいと思うことであろう。<br />日本サッカーが今、アジアでも勝てなくなってきている現状を考えると頼みの綱といっても良いほどの光り輝く日本サッカーの星なのだ。</p> <p><br />日本に帰ってきたから&hellip;なんて言葉で評価はされたくないときっと久保くん自身が、思っているはずだ。<br />日本サッカーという枠を飛び越えた天才と呼ばれる申し子が、日本でどんなプレーを魅せてくれるのか、楽しみだ。</p> <p></p> <p></p>Tue, 07 Apr 2015 14:32:16 +0900【横浜Fマリノス】 マリノスタウン移転?世界的施設マリノスタウンは今後どんな未来を迎えるのか 【J1】http://chantsoccer.com/posts/642http://chantsoccer.com/posts/642<p><img src="/uploads/b37f6ddcefad7e8657837d3177f9ef2462f98acf/post-642/1425359006" alt="" width="400" /></p> <p></p> <p>Jリーグにはビッグクラブと呼ばれるクラブがいくつかあるが、その中のひとつとして数えられるであろう 横浜Fマリノス。</p> <p>Jリーグ発足当時、ヴェルディ川崎(現東京ヴェルディ1969)と共にライバルチームという位置で2大人気を誇った横浜マリノス。<br />1999年、同じく横浜をホームタウンとする横浜フリューゲルスとの一部合併を経て、現在は横浜FマリノスとしてJリーグ屈指のビッグクラブとして存在感は大きい。</p> <p>神奈川県には5つものJクラブが存在するが、その中でもクラブとしての浸透度は大きく、規模としては最大のクラブ規模となっている。<br />日本有数の大きな都市である横浜。そこをホームタウンとするマリノスは横浜市民にとって当たり前のように根付いているプロクラブである。</p> <p><br />その横浜Fマリノスが練習で主に使用している場所が、マリノスタウン。<br />Jリーグ最大規模、世界的なサッカー施設から見ても大型で優良な施設を誇る練習場となっている。<br />そのマリノスタウンが移転かというニュースが流れた。</p> <p>横浜Fマリノスはこの報道を受けて、公式コメントを発表。<br />まだ今後のことは未定であり、決まり次第発表するとした。<br /><br /></p> <h2>●世界が認めるフットボールクラブ施設</h2> <p>現在、みなとみらい地区に位置しているマリノスタウン。<br />建設が決まった当時は、みなとみらいという横浜のシンボル的地域に巨大な練習場が建つとあって、話題となった。<br />横浜駅から徒歩で向かうことができ、近くには開発によって建設された高層マンションやエンターテイメント施設などがある。</p> <p>マリノスタウンはJリーグの多くのクラブで使用されている郊外の練習場やあまり人が出向くことのない地ではなく、大都市のど真ん中にできた。<br />自然と人々が足を向かわせる位置に練習場を設けたののは、Jリーグクラブとして大きな改革だった。</p> <p>観光地とのアクセスも良く、横浜市民であってもその他の地域からの人であっても向かいやすいことで、気軽に練習を観ることができることとなり、ひとつの地域密着の形として確立した。<br />サッカーを観ない人でも知るほどのスーパースターである中村俊輔をはじめ、中澤佑二や栗原勇蔵など名の知れた選手たちを気軽に観に行ってみるという気持ちで足を運ぶ観光客や横浜市民が存在し、その結果選手たちを身近に観れたことで親近感からマリノスを応援するといった導線の役割もできた。</p> <p>マリノスはそれまで何度か練習場を変更してきた。<br />新子安の練習場から、獅子ヶ谷、そして合併後は東戸塚と何度か練習場を変更してきたが、どれも今の施設と比べると比べることもできないほどに規模は小さく、観覧席などのことを考えると観る側にとっても優しくない施設だった。<br />それがマリノスタウンになったことでアクセスも良くなり、スタンド席が設けられ、グッズショップも存在し、コンビニまである。<br />キレイで利便性のある施設は観る側にとってもありがたい施設であり、サッカーの練習を観に行く上での障害をできるだけクリアにした施設となった。</p> <p>そして選手たちにとっても良い施設であることは間違いない。<br />グラウンドは天然芝2面、人工芝1面、そしてスクール用の地位様のコートが1面。<br />芝とその下の土の状態がいつも最良にされ、質が高いことで、世界各国の有名クラブが日本に訪れた際には練習グラウンドとして使用するほどだ。<br />FCバルセロナなどクラブW杯で訪れた有名クラブたちがマリノスタウンをレンタルし、本拠地のように連日使用したのは質の高い施設だからだ。</p> <p>グラウンドだけでなく、クラブハウス内部も充実している。</p> <p>クラブハウス内は大きく分けると、1階は選手たちのフロアとなっており、2階はクラブを運営する横浜マリノス株式会社のフロア、そして3階は休憩と食堂のフロアとなっている。<br />1階は選手たちのロッカールーム、そしてメディカルルームなどがあり、日々の練習前練習後に使われるスペースとなっており、メディカルに関してやトレーニング機器、メンテナンス機器など最新で充実した物が揃っている。<br />3階にはリラックスルームや食堂などが用意され、栄養をしっかりと考えどのタイミングで食べるかを想定された献立を組み、食べられるようになっている。<br />次の試合に向けたスカウティング(分析)をするための部屋や、マリノスの歴史が分かるような多くの盾やトロフィーなども置かれている。</p> <p>Jクラブに存在するクラブハウスの中でも、最大規模となるクラブハウスはマリノスタウン全貌を見ても大きな存在感がある。<br />マリノスタウンを作るためにかかった費用は約20億円と言われており、マリノスタウンの土地は横浜市から借りる形で契約してきたとされる。</p> <p>マリノスタウン建設を負担したのは日産自動車。<br />日産自動車がグラウンド、クラブハウス、店舗等にかかった約20億円をまずは負担し、それをマリノス側が10年間で返済するというもので、年間2億円の返済がされるという計画の元で建設されたとされる。<br />設備維持費なども含め年間3億円から5億円をマリノス側が支払っているとされており、大きな負担となっていることが取り上げられた時期もあったが、それでもマリノスタウンは横浜Fマリノスを象徴する施設となり根付いたことは間違いなく、たくさんの人が訪れたことで、マリノスに興味を持ったりその名を知るきっかけとしての役割も充分果たしているであろう。</p> <p>このマリノスタウンの契約が2015年で切れる。<br />しかし、契約は4月までとなっておりシーズン中であることに加え、これからのことを考えると今すぐにという形ではなく将来的にということになりそうだ。<br />マリノスとしてもこのままマリノスタウンとして継続したい考えと、どうしてもかかってしまう大きなコストの面を考え、現在の場所ではなく違う地に移転しコストを押さえたいという考えもあるようだ。</p> <h2>●憧れの地マリノスタウン マリノスを支えるひとつ 大規模スクール</h2> <p>横浜FマリノスはJリーグの各クラブのアカデミーと比べても、かなり会員数が多いクラブとなっている。<br />最大はFC東京の約5000人だが、横浜Fマリノスも会員数約3700人を誇る。<br />クラブ運営の上でも大きな収益の部分であり、マリノスが大切にしている事業のひとつだ。<br />スクールは横浜市を中心に、横須賀市、大和市などで行われているが、その中でもやはり人気はみなとみらい地区で行われるスクールとなっている。</p> <p>トップの選手たちが練習するあのピッチの隣で練習したい、という子供たちの憧れ。<br />マリノスタウンがあるからこそ、自分もマリノスでサッカーをしてるんだという意識も強く生まれる。<br />子供たちの大きな夢も生んでいる マリノスタウン。</p> <p>大きな都市のど真ん中にあるJクラブの練習場は、新たなる試みであり、マリノスだからできたことだった。<br />郊外のように人々がなかなか足を運ばないような地では、費用面でメリットはあるものの本当に好きな人しか訪れない地となってしまい、なかなかクラブとして広告的な期待やホームタウン密着に結びつくような効果は得られない中で、マリノスらしいという形を創ってきた場所であったマリノスタウン。<br />移転は今すぐではなくとも、今後に向けた案がこれから出されることとなり、協議される。<br />今後マリノスタウンがどんな形となるのか、注目したい。</p> <p></p> <p>マリノスタウンに完全移転したのが2004年。<br />現在10年の月日が経ち、定着したマリノスの「ホーム」。<br />Jリーグ最大規模の施設であるマリノスタウン。今後どんな形となるのであろうか。</p> <p><img src="/uploads/b37f6ddcefad7e8657837d3177f9ef2462f98acf/post-642/1425359040" alt="" width="400" /></p>Tue, 03 Mar 2015 13:59:07 +0900【日本代表】 アギーレ監督 契約解除!日本代表は0からのスタートへ 【ハビエル・アギーレ】http://chantsoccer.com/posts/609http://chantsoccer.com/posts/609<p></p> <p><img src="/uploads/b37f6ddcefad7e8657837d3177f9ef2462f98acf/post-609/1422951744" alt="" width="300" /></p> <p>日本サッカー協会の調査により、八百長問題の告発がスペイン当局に受理されたことを受け、アギーレ監督の契約解除が発表された。</p> <p>今後、裁判になる可能性や取り調べなどが行われることも考えられるため、日本代表としてその影響は避けたいということが解除理由とされる。<br />アギーレ監督は昨年8月下旬、ブラジルW杯後の日本代表監督として就任。</p> <p>4年後のW杯に向けて新たなスタートを切ったはずだったが、過去の監督を務めたチームでの八百長問題が浮上。<br />問題が取りだたされたが、日本サッカー協会は受理されるまでは日本代表監督として問題ないとし続投を強調していた。</p> <p>渦中の中、日本代表はアジア杯を戦い、最低でも優勝とされるほどの日本代表の立ち位置で、決勝トーナメント1回戦で敗退という結果に終わった。<br />アジアのライバルであるオーストラリアと韓国は決勝まで駒を進めたことを考えると日本はW杯後のリスタートに失敗したという結果となった。</p> <p>今後の後任は未定。<br />今後3月に親善試合が2試合組まれているが、それまでには後任監督を決めたいとしている。<br />アギーレ監督解任による違約金は発生していないということは、契約に契約解除しなければならないほどの重大過失といったような明記が契約にはあったと考えられ、アギーレ元監督側の問題ということで契約解除という収束となった可能性が高い。</p> <p>アジア杯という大きな大会で、結果を残すことができなかった日本代表。<br />各世代別でも国際大会でアジアで敗退という結果が続いており、日本サッカーは今大きな転換が迫られている。</p> <p>アギーレ監督の問題が取りだたされる中、選手たちはアギーレ監督が指揮すること指導することへの手ごたえを感じ口にしていた部分もあったが今後は後任監督の元、新生日本代表を創りあげていくこととなる。<br />ブラジルW杯が終了してから半年以上が経過し、日本代表はまた0からのスタートとなった。</p> <p>アギーレ監督の就任前の身辺調査などしたはずの日本サッカー協会。<br />人事に絡む責任も追及されることになりそうだ。</p> <p></p> <p></p>Tue, 03 Feb 2015 17:02:03 +0900ユヴェントスのOBダヴィド・トレゼゲ氏が福岡に上陸http://chantsoccer.com/posts/604http://chantsoccer.com/posts/604<p><font color="#333333" face="ヒラギノ角ゴ Pro W3, Hiragino Kaku Gothic Pro, メイリオ, Meiryo, Osaka, MS Pゴシック, MS P Gothic, Verdana, Arial, Helvetica, sans-serif"><span style="font-size: 14px; line-height: 23.7999992370605px;">サッカーショップKAMO福岡パルコ店で30日に、ユヴェントスのOBで元フランス代表FWのダヴィド・トレゼゲ氏によるトークショーが行われました。私が最初ニュース欄を拝見して、トレゼゲ選手が日本に来日しているというタイトルを見て、また大物がJリーグにきたーと思ったのですがどうやら早とちりだったらしく、ユヴェントスのイベントのPRの為にクラブOBとして来日しているようですね。いやはやびっくり致しました。去年のセレッソ大阪のフォルラン選手の移籍にはとてもびっくりしたのを思い出しました。</span></font></p> <p><font color="#333333" face="ヒラギノ角ゴ Pro W3, Hiragino Kaku Gothic Pro, メイリオ, Meiryo, Osaka, MS Pゴシック, MS P Gothic, Verdana, Arial, Helvetica, sans-serif"><span style="font-size: 14px; line-height: 23.7999992370605px;">&nbsp;</span></font></p> <p><font color="#333333" face="ヒラギノ角ゴ Pro W3, Hiragino Kaku Gothic Pro, メイリオ, Meiryo, Osaka, MS Pゴシック, MS P Gothic, Verdana, Arial, Helvetica, sans-serif"><span style="font-size: 14px; line-height: 23.7999992370605px;">ダヴィド・トレゼゲ選手はフランス共和国ルーアン出身の元サッカー選手です。現在は引退されています。フランス代表として、ジダン選手、アンリ選手、ピレス選手といった伝説の選手達と共にプレーをし、フランス代表としては70キャップ以上を記録し、母国開催の1998年ワールドカップで優勝を経験しました。EURO2000ではイタリアとの決勝でゴールデンゴールを決めて母国を大会連覇に導きました。フランス代表での通算34ゴールはティエリ・アンリ選手、ミシェル・プラティニ選手に次ぐ記録となっています。</span></font></p> <p><font color="#333333" face="ヒラギノ角ゴ Pro W3, Hiragino Kaku Gothic Pro, メイリオ, Meiryo, Osaka, MS Pゴシック, MS P Gothic, Verdana, Arial, Helvetica, sans-serif"><span style="font-size: 14px; line-height: 23.7999992370605px;">&nbsp;</span></font></p> <p><font color="#333333" face="ヒラギノ角ゴ Pro W3, Hiragino Kaku Gothic Pro, メイリオ, Meiryo, Osaka, MS Pゴシック, MS P Gothic, Verdana, Arial, Helvetica, sans-serif"><span style="font-size: 14px; line-height: 23.7999992370605px;">クラブでの戦歴としては、モナコで頭角を表したトレゼゲ選手は、2000年にユヴェントスへ移籍しました。10年間を過ごしたユーヴェではFWアレッサンドロ・デル・ピエーロ選手とコンビを組んで数々のタイトルを獲得しました。ユヴェントス退団後はスペインとUAEでのプレーされていたようです。昨年秋にはインド・スーパーリーグのプネー・シティでもプレーし、それが最後のクラブとなりました。</span></font></p> <p><font color="#333333" face="ヒラギノ角ゴ Pro W3, Hiragino Kaku Gothic Pro, メイリオ, Meiryo, Osaka, MS Pゴシック, MS P Gothic, Verdana, Arial, Helvetica, sans-serif"><span style="font-size: 14px; line-height: 23.7999992370605px;">&nbsp;</span></font></p> <p><font color="#333333" face="ヒラギノ角ゴ Pro W3, Hiragino Kaku Gothic Pro, メイリオ, Meiryo, Osaka, MS Pゴシック, MS P Gothic, Verdana, Arial, Helvetica, sans-serif"><span style="font-size: 14px; line-height: 23.7999992370605px;">29日、トレゼゲ選手はユベントスFCの展示会が福岡市のJR博多駅で開催される為、佐賀新聞社を訪問されたようです。トレゼゲ選手は「ユベントスの魅力を世界に発信していきたい」と語り、&ldquo;広報大使&rdquo;としての第一歩を佐賀で踏み出したそうです。</span></font></p> <p><font color="#333333" face="ヒラギノ角ゴ Pro W3, Hiragino Kaku Gothic Pro, メイリオ, Meiryo, Osaka, MS Pゴシック, MS P Gothic, Verdana, Arial, Helvetica, sans-serif"><span style="font-size: 14px; line-height: 23.7999992370605px;">&nbsp;</span></font></p> <p><font color="#333333" face="ヒラギノ角ゴ Pro W3, Hiragino Kaku Gothic Pro, メイリオ, Meiryo, Osaka, MS Pゴシック, MS P Gothic, Verdana, Arial, Helvetica, sans-serif"><span style="font-size: 14px; line-height: 23.7999992370605px;">トレゼゲ選手のような大物選手が日本にきてくれる事は、サッカーファンとしてはとても喜ばしいことですよね。是非この勢いでJリーグへ参入して頂きたいです。トレゼゲ選手はリーグアンやセリエAのネットワークが広いでしょうから、Jリーグと関わりを持って頂ければとても日本サッカーに影響を与えてくれる展開になるのは間違いないと思います。是非とも日本サッカー協会の方々はトレゼゲ選手にゴマをすって良い印象を持って頂きたいものです。これを機会に日本とフランスがよりよい関係を築いて頂けたらとても喜ばしい話だと思う今日このごろでした。</span></font></p> <p></p>Sat, 31 Jan 2015 16:15:07 +0900ドルトムント 香川選手の不振は太ももが原因だったとの事http://chantsoccer.com/posts/599http://chantsoccer.com/posts/599<p>ドルトムント・クロップ監督が、日本代表MF香川真司の不振の原因を明かした。</p> <p>「(チームに復帰して)最初の4週間、彼は太ももの問題で、左足でしか シュートしなかったが、それを誰にも話さなかった。</p> <p>マンチェスターU時代の再現を恐れていたのだろう」と26日、ドイツ紙シュテルンのインタビューで説明 した。</p> <p>引用元:http://www.sanspo.com/</p> <p></p> <p></p> <p>早くまた、こんなプレーでみんなを魅了してほしい!!</p> <p><a href="https://www.youtube.com/watch?v=4Pct-txX-4A" target="_blank" rel="nofollow">https://www.youtube.com/watch?v=4Pct-txX-4A</a></p>Wed, 28 Jan 2015 15:36:19 +0900障がい者サッカー協議会http://chantsoccer.com/posts/593http://chantsoccer.com/posts/593<p>障がい者サッカー協議会が設置へ&hellip;東京パラリンピックに向けJFAが推進</p> <p><a href="http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150115-00271619-soccerk-socc" target="_blank" rel="nofollow">http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150115-00271619-soccerk-socc</a></p> <p></p> <p>日本サッカー協会(JFA)は15日、JFAハウスで2015年度第1回理事会を開催し、「障がい者サッカー協議会(仮称)」の設置を決定した。</p>Fri, 16 Jan 2015 11:34:13 +0900前田遼一のFC東京移籍が正式発表。両クラブが公式HPで同時リリース。http://chantsoccer.com/posts/586http://chantsoccer.com/posts/586<p></p> <p>FC東京とジュビロ磐田は、前田遼一が完全移籍でFC東京に加入することを発表した。</p> <p>また、FC東京は同時に札幌からDF奈良の期限付き移籍加入も発表。</p> <p>同じくジュビロ磐田は、上田康太と森島康仁の加入を発表した。<br /><br /><br /></p> <p></p> <h2>FC東京のリリース</h2> <p><a href="http://www.fctokyo.co.jp/?p=204376" target="_blank" rel="nofollow">前田遼一選手 完全移籍加入決定のお知らせ </a></p> <p></p> <h2>ジュビロ磐田のリリース</h2> <p><a href="http://www.jubilo-iwata.co.jp/newslist/detail/?nw_seq=3984" target="_blank" rel="nofollow">前田遼一選手がFC東京へ完全移籍</a></p> <p></p>Mon, 29 Dec 2014 17:04:47 +0900「9位なのに!?」FC東京からベストイレブン3名選出。年間3位未満クラブからの3名選出は史上初!http://chantsoccer.com/posts/567http://chantsoccer.com/posts/567<p></p> <p><img style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" src="/uploads/ac3478d69a3c81fa62e60f5c3696165a4e5e6ac4/post-567/1418130190" alt="" width="400" /><br />2014年12月9日。<br />Jリーグアウォーズが行われ、2014年シーズンのベストイレブンが発表されました。</p> <p>劇的な終盤の追い上げで見事優勝したガンバ大阪から最多の3名が選出されるのは至極当然ですね。<br />宇佐美、遠藤、パトリックと納得のメンバー。<br /><br />しかし、そんな中、9位と中位でフィニッシュをしたFC東京からも、ガンバ大阪と同じく最多の3名が選出されたことは、少なからず驚いた方がほとんどではないでしょうか。</p> <p><br />メンバーは、森重真人、太田宏介、そして今年ブレイクした武藤嘉紀。<br />言われてみてば、それなりに納得なのですが、一方で、「優勝間違いなし」の状況からまさかの大失速で優勝を逃した浦和レッズからは、わずか1名の選出。<br />終盤の失速のイメージが悪かったかもしれませんが、総得点も総失点もFC東京よりも優れているチームがわずか1名で、東京が3名というのは、FC東京サポという色眼鏡があっても、少し違和感がありますね^ ^;<br /><br /></p> <h2>ベストイレブン3名以上選出クラブの歴史</h2> <p>ベストイレブンという称号のは、一部のスタープレーヤーを除けば、選手にとって現役のうちに一度取れるか取れないかの、物凄く素晴らしい栄誉だと思います。<br />有名な選手でも、一度も取ったことのない選手は、いくらでもいますから。<br /><br />そして、そんなベストイレブンに3名以上選出されるなんて、チームにとってこれほどの栄誉はありません。<br />特に現在J1リーグには18チームもある中で、11人中3人。約27%を占めるということですから。<br /><br />過去も、ベストイレブンに選出されたのは基本的に優勝争いを繰り広げたクラブしかありません。<br />まして、過去の記録を見てみましょう。<br /><br />-----------<br /><br /><strong>・1993年シーズン</strong><br />ヴェルディ川崎:4名(優勝)<br />鹿島アントラーズ:3名(2位)<br /><br /><strong>・1994年</strong><strong>シーズン</strong><br />ヴェルディ川崎:7名(優勝)<br /><br /><strong>・1995年</strong><strong>シーズン</strong><br />ヴェルディ川崎:4名(優勝)<br /><br /><strong>・1996年</strong><strong>シーズン</strong><br />横浜フリューゲルス:3名(3位)<br /><br /><strong>・1997年</strong><strong>シーズン</strong><br />ジュビロ磐田:4名(2位)<br />鹿島アントラーズ:3名(優勝)<br /><br /><strong>・1998年</strong><strong>シーズン</strong><br />ジュビロ磐田:5名(優勝)<br />鹿島アントラーズ:3名(2位)<br /><br /><strong>・1999年</strong><strong>シーズン</strong><br />清水エスパルス:6名(優勝)<br /><br /><strong>・2000年</strong><strong>シーズン</strong><br />3名以上選出のクラブなし<br /><br /><strong>・2001年</strong><strong>シーズン</strong><br />鹿島アントラーズ:5名(優勝)<br />ジュビロ磐田:5名(2位)<br /><br /><strong>・2002年</strong><strong>シーズン</strong><br />ジュビロ磐田:7名(優勝)<br /><br /><strong>・2003年</strong><strong>シーズン</strong><br />横浜Fマリノス:4名(優勝)<br /><br /><strong>・2004年</strong><strong>シーズン</strong><br />浦和レッズ:3名(優勝)<br />横浜Fマリノス:3名(2位)<br /><br /><strong>・2005年</strong><strong>シーズン</strong><br />ガンバ大阪:3名(優勝)<br /><br /><strong>・2006年</strong><strong>シーズン</strong><br />ガンバ大阪:4名(3位)<br />浦和レッズ:3名(優勝)<br /><br /><strong>・2007年</strong><strong>シーズン</strong><br />浦和レッズ:5名(2位)<br />ガンバ大阪:3名(3位)<br /><br /><strong>・2008年</strong><strong>シーズン</strong><br />鹿島アントラーズ:3名(優勝)<br /><br /><strong>・2009年</strong><strong>シーズン</strong><br />鹿島アントラーズ:3名(優勝)<br /><br /><strong>・2010年</strong><strong>シーズン</strong><br />名古屋グランパス:5名(優勝)<br /><br /><strong>・2011年</strong><strong>シーズン</strong><br />柏レイソル:4名(優勝)<br />名古屋グランパス:2名(2位)<br /><br /><strong>・2012年</strong><strong>シーズン</strong><br />サンフレッチェ広島:5名(優勝)<br /><br /><strong>・2013年</strong><strong>シーズン</strong><br />3名以上選出のクラブなし<br /><br /><strong>・2014年</strong><strong>シーズン</strong><br />ガンバ大阪:3名(優勝)<br />FC東京:3名(9位)<br />-----------</p> <p></p> <h2>1クラブ3名以上選出を、成績別でまとめると&hellip;</h2> <p>-----------<br />優勝:18回<br />2位:7回<br />3位:3回<br />・<br />・<br />・<br />9位:1回<br />-----------<br /><br />以上のように、これまではベストイレブンに1つのクラブから3名以上選出されたのは、すべて優勝争いに絡んだ「3位以上」のクラブに限られており、9位のクラブから3名以上選出されるとは、よほど珍しいことであることが分かります。<br /><br /></p> <h2>来期こそ中位脱却をしてほしいFC東京</h2> <p>個人的には、圧倒的なクロス数を残し、クロスの切れ味も抜群な太田宏介は、レオ・シルバと並んで中位クラブから選ばれても文句なしだと思います。<br /><br />ただ、武藤もとてもいい選手ですが、将来への期待を込めて13得点でベストイレブンは、まだ早かったかなと。。<br />あれだけ覚醒した2009年の石川直宏がやっと取れたベストイレブンですから。<br /><br />また、森重も結果としてチームの失点数も同率5位ですし、浦和や最少失点の横浜FM辺りから選んだ方が、他のクラブから見ても納得感があったかな&hellip;とも思います。<br /><br /><br />ただ、9位でありながらこれだけ評価されている、というのはFC東京というチームに大きなポテンシャルがあると、周りから思われているからだと信じてます。<br />来シーズンは、このベストイレブンの結果を裏切らないよう、中位を脱却してもらいたいばかりですね。<br /><br />そろそろベストイレブンなんかより、優勝争いをするFC東京がみたいですから。<br /><br /><br /></p>Tue, 09 Dec 2014 21:53:13 +0900【アルビレックス新潟】 悪天候により延期された最終戦 鹿島アントラーズが差し伸べたファミリーの手 【J1最終節】http://chantsoccer.com/posts/565http://chantsoccer.com/posts/565<p><br />12月6日にすべての日程が終了するはずだったJリーグ。<br />毎年最終節は同じ日、同時刻で行われるのが通常ながら、今年の12月6日は一部地域で大雪という天候となってしまい、新潟ビッグスワンで行われるはずだったアルビレックス新潟&times;柏レイソルの試合が中止となった。<br />その結果、Jリーグ初の最終節順延となり、アルビレックス新潟&times;柏レイソルの試合の代替試合を8日に行うことを決定、発表した。</p> <p>新潟は寒波が続き、天候が難しいため新潟やその周辺での試合開催を断念。<br />柏及び、関東周辺などのスタジアムと調整をした結果、カシマスタジアムでの開催が決定した。</p> <h2>●唯一全面強力を申し出た鹿島アントラーズ</h2> <p>各スタジアムはJリーグ以外の予定が入っていたり、自治体へ向けた申請書類を出すのは試合開催の3日前までとなっているといった規則的な壁があったりとなかなか急にスタジアムを借りるということはできなかった。<br />東京、神奈川、千葉などの関東地方を中心に東北までにもスタジアムの確保に奮闘したが、なかなか開催場所は見つからず、だった。</p> <p>しかし、唯一全面協力を申し出たチームがあった。<br />それが鹿島アントラーズだ。</p> <p>カシマスタジアムだけでなく、雪で練習施設が真っ白になってしまっているアルビレックス新潟に対し、練習場の貸し出しも申し出た。<br />クラブハウスの使用、グラウンドの使用、そしてスタジアムの使用すべてをアルビレックス新潟に快く使ってくださいと手を差し伸べた。</p> <p>新潟からは距離もあり、ホーム開催として難しい場所ではあるものの、それでも近日中に行わなくてはいけないという条件の中で、早急に対応をしてくれるだけでなく練習場の心配などもしてくれたのは鹿島アントラーズだけだった。<br />スタジアムを貸し出すだけでなく、一部のカシマスタジアムで人気のあるスタジアムグルメの出店も約束。<br />Jリーグ最終戦が中止と発表されたのが6日の午前。<br />試合開催が8日の夜と時間がない中で、鹿島アントラーズはさまざまな手続きを経て、準備してくれたのだ。</p> <p>アルビレックス新潟だけではなく柏レイソル、そしてJリーグが無事に最終節を迎えることができることとなった。</p> <p>鹿島アントラーズは以前、東日本大震災時にクラブハウスやカシマスタジアムが一部震災被害にあった。<br />大きな地震でありショッキングな現実が身の周りに起きた中で、Jリーグの中断が決まり、大きな余震も考えられるため、鹿島アントラーズは一旦活動を休止。<br />その休止していた期間、選手たちは地元である各地に避難の意味を含めて帰る選手たちが多く、選手たちが以前所属していたチームなどでトレーニングをさせてもらえたという機会があった。<br />当時在籍していた新井場(現セレッソ大阪)や梅鉢はガンバ大阪で、西大伍はコンサドーレ札幌で、など選手たちが各地のクラブでお世話になった経緯があった。<br />受け入れてくれたクラブに感謝の意を鹿島アントラーズは何度も発信し、その時にJリーグファミリーとしての絆も深く感じたことだろう。</p> <p>その時のことがリンクしたかはわからないが、困っているクラブに自分たちの最大限で手を差し伸べることができるというところが<br />いかにも鹿島のファミリー理念の結果だと感じてならない。</p> <p>結果、急遽開催の試合、平日のナイター試合ということもあり、集まった観客は約2100人。<br />Jリーグ最終節としては寂しい数字だが、鹿島アントラーズのサポーターや対戦2クラブのサポーターではないサポーターも駆けつけ、Jリーグ最終戦に少しでも貢献しようとするサッカーファンも多かった。<br />これが「Jリーグ」なのだ。</p> <p>結果は柏レイソルが古巣アルビレックス新潟を相手に試合終了間際ゴールを決めた鈴木大輔の活躍などで2-0で勝利。<br />アルビレックス新潟の最終順位は12位。<br />柏レイソルは終盤の怒涛の追い上げ、ネルシーニョ監督最後の試合を勝利で飾ったこともあり、4位へと浮上。<br />ガンバ大阪が天皇杯も優勝となった場合にはACL出場という権利を得ることができる位置につけた。</p> <h2>●問われる日本の気候と日程の組み方</h2> <p>雪によって毎回叫ばれることとなるのがやはり秋春制問題だ。<br />今回は12月の雪ということで、秋春制の在り方として12月から2月は中断期間と言われているが、それでも3月にも積雪する地域も多く、<br />試合だけに焦点を置きがちだが、練習場の確保や寒い中でトレーニングをすることになることで各クラブの条件に格差が生まれること(選手獲得時の条件などでマイナスであるかもしれないこと)、寒い中で練習を行うことで選手の怪我をする可能性が高くなりえること、雪に対応する除雪費やヒーティング設備、電気使用などで雪国クラブの冬にかかる費用が莫大な予算が必要となってしまうことなど、問題点はたくさんある。<br />12月の1週目という冬時期に新潟でのホーム開催で雪が降る可能性としての予測は今回まったくなかったのだと思われるようなバタバタさだったが、どの地域でも天候に関しては自然の問題なので、どこの地域でも同じことが起きる可能性はあった。<br />しかし、雪が降る地域ではそれ以上に可能性として高いと認識することはできなかったのか。<br />そして前日から降り続く雪だったが、中止と決めるタイミングをもっと早くできなかったのか&hellip;など今回のことで問題点が浮き上がったことは確かだ。</p> <p>Jリーグ最終節なだけに柏から向かっていたサポーターも多く、全国からその試合を観ようと駆けつけていた。<br />柏の選手たちも当然現地入りをしていた。しかし、試合が中止、そして延期試合が二日後の鹿島というのはとても大変な大移動をこなさなくてはいけないため、かなり大変だったことだろう。</p> <p>両チームが早めの開催を希望したためとなっているが、Jリーグアウォーズが今日9日に控え、その前に試合を行わなくてはというJリーグとしての事情も当然あったことだろう。</p> <p>毎年起きることではないし、Jリーグもさまざまなことを想定してそして各クラブも想定して最良な状態で最終戦を開催するために毎年準備をしている中で起きてしまった自然のなすトラブルであったが、<br />これを受けて、どう教訓とし今後に繋げるか Jリーグにはどうにか開催できたという感謝だけでなく検証と対策を願いたい。</p> <p></p>Tue, 09 Dec 2014 13:02:08 +0900【サンフレッチェ広島】 ナビスコ杯決勝 スタメン発表!優勝はどちらの手に 【ガンバ大阪】http://chantsoccer.com/posts/514http://chantsoccer.com/posts/514<p>&nbsp;</p> <p>いよいよ決戦を迎える―。</p> <p>2014ナビスコカップは今日、埼玉スタジアムにて決勝が行われる。<br />毎年サッカーの聖地国立競技場で行われてきたナビスコ杯決勝だが、国立競技場改修のため、埼玉スタジアムにて行われる初めての決戦となる。</p> <p>3月から戦ってきたナビスコ杯も今日で最終決着となる。<br />対戦カードは</p> <p>サンフレッチェ広島&times;ガンバ大阪</p> <p>決戦まであと数時間。<br />どちらにナビスコカップが渡るのか―。</p> <h2><br />●勢いがあり強さを魅せるガンバ大阪</h2> <p><img src="/uploads/b37f6ddcefad7e8657837d3177f9ef2462f98acf/post-514/1415414915" alt="" width="400" /></p> <p></p> <p>今年のガンバは本当に時間をかけて力を付けてきたチームだ。<br />元々ガンバ大阪の選手たちの能力は高いレベルにあるものの、昨年のJ2での戦いから今年のJ1復帰までのチーム力では難しい試合が続いた。<br />その試合を経ての中断期間の取り組みが功を生んだためなのか、中断期以降は徐々に好調を維持し、気づけば優勝争いをする位置にまで上り詰めた。<br />さらに天皇杯でも現在ベスト4の位置におり、今日の対戦相手であるサンフレッチェ広島を破り勝ち上がっている。</p> <p>ナビスコ杯ではガンバ大阪は予選リーグから戦った。<br />予選での成績は6試合を4勝2敗で終え、予選リーグ1位通過でガンバ大阪は勝ち上がった。</p> <p>決勝トーナメントは<br />関西対決となったヴィッセル神戸と戦った1回戦で第1戦は1-1で引き分けたものの、第2戦は3-0の完勝で準決勝にコマを進めると、<br />川崎フロンターレを相手に第1戦は3-1、第2戦は2-3と第2戦は試合には負けたもののトータルで激戦を制し、決勝に上がってきた。</p> <p>エース宇佐美は今大会5得点と日本人トップの得点力をみせ、ニューヒーロー賞を受賞。<br />存在感がとてもあるエースとして日本サッカーの今注目選手の一人であることは間違いない。<br />宇佐美ばかりが目立つ印象だが、実はそんなことはない。<br />一時期は世代交代に苦しんでいたガンバ大阪に見えたが、今ガンバ大阪の選手たちは経験を積み重ねた結果、選手一人一人のパフォーマンス能力がとても高い上に、ガンバの顔である遠藤の調子は近年で一番ではないかというほどに圧倒的な存在感をみせている。</p> <p>遠藤・今野のボランチは日本トップレベルであることは間違いなく、攻撃に関しても守備に関しても発信どころとなることは間違いない。</p> <p>そしてガンバ大阪は層が厚いのがひとつのポイントだ。</p> <p>ベンチには倉田や佐藤、リンスなど得点能力を持った選手たちが控えており、さらには大森や藤春、といった全体のバランスを取ることができる選手も控えている。<br />交代カードで相手に嫌な選手を投入することができ、交代カードの選手たちがシーズン通して良い動きをしてきていることを考えるとガンバ大阪にとってとても大きな力であることは間違いない。</p> <p>ナビスコ杯決勝は延長になった歴史も多く、そういうときに層が厚いというのは武器になることだろう。</p> <p>リーグ、天皇杯、ナビスコ杯とすべてにおいて優勝の可能性を握っているのはガンバ大阪のみ。<br />それだけに試合も日本で一番こなしており、試合日程もハードだ。<br />疲れるシーズンを送っているとも思われがちだが、結果がついてきている試合をこなすことは疲れではなく手ごたえと自信に変わっているはずだ。</p> <p>ガンバ大阪がどんな戦いを今日魅せるのか。攻撃と守備のバランスが良い今季のひとつの集大成がみれるのか―。</p> <h2><br />●エースの復調と全員力で戦うサンフレッチェ広島</h2> <p><img src="/uploads/b37f6ddcefad7e8657837d3177f9ef2462f98acf/post-514/1415415044" alt="" width="400" /></p> <p>リーグ2連覇を果たし、去年、そして一昨年は広島を止められるチームはほぼなかったことを考えると今年は苦戦しているシーズンとみられるかもしれないが、サンフレッチェ広島の状態は上がってきている。<br />リーグこそ8位という順位に今いるものの、広島には明るいニュースが多いのだ。</p> <p>まず一時はスタメンから外された時期もあった佐藤寿人の好調。<br />プレーとしてではなく、ピッチ外のことが原因で戦線から外れたことは佐藤寿人という大エースにとって大きな経験となった。<br />それでも下を向くことなく、自分を信じて使ってくれる日を待った佐藤寿人はその信頼を裏切ることのない活躍を今続けている。<br />広島をエースは俺だ!という存在感は圧倒的なものだ。</p> <p>それに加え、怪我で離れていた石原もピッチに戻ると佐藤寿人、石原直樹、高萩洋次郎からなる広島のトライアングルが再び完成。<br />多くのクラブを苦しめたこのトライアングルと広島の看板でもある、バランスのとれた守備と最終ラインから時間をかけて組み立て、センターラインを越えると一気にスピーディーに攻撃を仕掛ける広島特有のその展開力が戻ってきた。</p> <p>しかし、広島を支えてきた大きな中心の核が負傷によって不在の状態が続いていた。<br />森崎和幸の不在だ。</p> <p>目立つ存在ではないと広島のサッカーを年に数回しか見ない人たちは思うかもしれないが、森崎和幸こそが誰もが認める広島の心臓部であり、森崎和幸がいるからこそ守備のバランスとポジションにバリエーションが生まれ塩谷などディフェンダー陣が攻撃に参加し、攻撃の厚みを増すことができる。<br />柏戦から戦線を離れていた森崎和幸はこのナビスコ決勝に標準を合わせ、復帰を果たした。これは広島にとって大きなニュースであろう。<br />森崎和幸の不在を務めたボランチ柴崎も質の高いプレーができる選手であり、経験も豊富。しっかりと引き継いで戦ってきた。<br />今日は柴崎スタートとなりそうだが、森崎和がベンチにいることはとても心強い。</p> <p>サイドからの攻撃力を上げるために中断期から練習を重ねてきたが、サイドの達人ミキッチを負傷で欠いている。<br />しかし、サイドを任せられるベテラン山岸や柏、清水など両サイドの選手たちからの攻撃にも迫力があり、ボランチがしっかりと攻撃にいったサイドのバランスをみることができることで守備の崩れも心配がない。<br />そしてボランチから攻撃を組み立て自身も得点チャンスと攻撃の最後の一矢を報いるキャプテン青山の存在も大きい。</p> <p>今年はガンバとの対戦成績として3戦で未勝利の広島。<br />だからといってそれはデータ上のことであり、過去の戦いは関係ない。<br />そう言い切れるほどに、今まで3戦戦ってきた広島とはワケが違うことがきっと今日みせつけられるはずだ。</p> <p>佐藤寿人を中心としたトライアングルに脅威を感じ、ガンバが秘策としての戦術を組むという報道もあるほどに、J屈指の恐るべき形態であるサンフレッチェ広島。<br />リーグ2連覇をしたのは伊達ではない。</p> <p>ナビスコ杯優勝はまだサンフレッチェ広島には経験がない。<br />今季は天皇杯もガンバ大阪の前に伏し、終わってしまい、リーグも優勝の可能性はもうないものの、タイトルのチャンスを掴んでいるこの戦いを屈するわけにはいかない。</p> <p>今年の広島はACLで戦い、ナビスコ杯は決勝トーナメントからの出場となった。<br />その1回戦ではライバル関係にある浦和レッズとの対戦で0-0.2-2というどひらも譲らない接戦になったがアウェイゴールで勝利を掴み勝ち上がると、準決勝では柏レイソル相手に2-0.1-2とし、トータルスコアで勝ち上がり、決勝行きを決めた。</p> <p>佐藤寿人のナビスコ杯で積み重ねたゴールは今、新しい記録を作ろうというところまで来ている。<br />その記録のゴールを記憶のゴールにすることができるか―。</p> <p>一時期の不調と、主力の怪我やエースの戦線離脱によって自信を失いかけたサンフレッチェ広島だったが、その苦しい時があったからこそ経験として積み重ね、強くなった。<br />今は復調の手ごたえと自分たちができるサッカーの自信を取り戻している最中であり、リーグ2連覇をした自信がここにきて大きな力になることだろう。<br />タイトルの経験というのはタイトルを獲ったことがあるチームにしかない強き力なのだ。</p> <p>&nbsp;</p> <h3>スターティングメンバー</h3> <h4><br />◆サンフレッチェ広島◆</h4> <p><strong>GK 1林卓人</strong><br /><strong>DF 4水本裕貴</strong><br /><strong> 5千葉和彦</strong><br /><strong> 33塩谷司</strong><br /><strong>MF 6青山敏弘</strong><br /><strong> 30柴崎晃誠</strong><br /><strong> 18柏好文</strong><br /><strong> 16山岸智</strong><br /><strong> 10高萩洋次郎</strong><br /><strong> 9石原直樹</strong><br /><strong>FW 11佐藤寿人</strong></p> <p><br /><strong>リザーブ</strong></p> <p><strong>GK 13増田卓也</strong><br /><strong>DF 2ファンソッコ</strong><br /><strong>MF 8森崎和幸</strong><br /><strong> 7森崎浩司</strong><br /><strong> 24野津田岳人</strong><br /><strong> 27清水航平</strong><br /><strong>FW 22皆川佑介</strong></p> <h4><br />◆ガンバ大阪◆</h4> <p><strong>GK 1東口順昭</strong><br /><strong>DF 14米倉恒貴</strong><br /><strong>DF 5丹羽大輝</strong><br /><strong> 8岩下敬輔</strong><br /><strong> 22オジェソク</strong><br /><strong>MF 17明神智和</strong><br /><strong> 15今野泰幸</strong><br /><strong> 13阿部浩之</strong><br /><strong> 7遠藤保仁</strong><br /><strong>FW 39宇佐美貴史</strong><br /><strong>FW 29パトリック</strong></p> <p><strong>リザーブ</strong></p> <p><strong>GK 16河田晃兵</strong><br /><strong>DF 4藤春廣輝</strong><br /><strong> 6金正也</strong><br /><strong>MF 19大森晃太郎</strong><br /><strong> 11倉田秋</strong><br /><strong>FW 9リンス</strong><br /><strong> 20佐藤晃大</strong></p> <p>&nbsp;</p> <p>運命のキックオフは13:05</p> <p>&nbsp;</p> <p>今年初のタイトルは どちらに―。</p> <p><br />&nbsp;</p>Sat, 08 Nov 2014 11:44:57 +0900FC東京、シャビ(バルセロナ)へオファー準備。スナイデルも候補にビッグネーム獲得へ。http://chantsoccer.com/posts/503http://chantsoccer.com/posts/503<p></p> <p><img style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" src="/uploads/7b52009b64fd0a2a49e6d8a939753077792b0554/post-503/1415050296" alt="バルセロナ・スペイン代表・シャビ" width="400" /></p> <p style="text-align: center;">(Wikipediaより)<br /><br /></p> <p>FC東京が来季にビッグネームの獲得を目指しているようです。</p> <p>第一候補に元スペイン代表でバルセロナに所属しているのシャビ。</p> <p>シャビは現役選手の中でも世界最高選手の一人に挙げられる選手ですから、実現すればフォルラン以上のインパクトがありそう。</p> <p>また、同時にガラタサライでプレーするスナイデルもリストアップ。</p> <p>スナイデルの方が、FC東京にゆかりのある長友と親交が深いので、現実味があるような気がしますね。。</p> <p><br /><br /></p> <p>川崎フロンターレの大久保嘉人にもオファーするなど、来季に向けて積極的な補強を進めているFC東京。</p> <p>今期も万年中位を脱却できず、現実的には7位以下が濃厚。</p> <p>日本代表で武藤がブレイクしたこともあり、一気に流れに乗って世間のFC東京への注目を集めたいのかもしれません。</p> <p>柿谷の時がそうだったように、東京は人だけは多いですから、ちょっと話題になれば味スタなんてすぐにいっぱいになります。</p> <p>Jリーグ全体の観客が増えることはいいことですから、正直難しいでしょうが、なんとか良い選手を獲得して欲しいですね。</p> <p><br /><br /></p> <p>ソースは日刊スポーツ。</p> <p></p> <p></p>Tue, 04 Nov 2014 06:25:42 +0900【UEFA】 ホワイトカード?ルール改正への新たな提案 【プラティニ会長】http://chantsoccer.com/posts/481http://chantsoccer.com/posts/481<p></p> <p><img src="/uploads/b37f6ddcefad7e8657837d3177f9ef2462f98acf/post-481/1413881507" alt="" width="400" /></p> <p><br />今現在、サッカーというスポーツでは主審が選手を裁く方法として、イエローカードとレッドカードというカードが用いられている。<br />カードにまでは該当しないファール、そして警告、退場とその段階は3つといって良いだろう。</p> <p>しかし、新しくホワイトカードというカードの導入が提案されているのをご存じだろうか。</p> <h2>●ホワイトカードという新たな裁きの提案</h2> <h4><br /><strong>UEFA(欧州サッカー連盟)のミシェル・プラティニ会長はは、現行のサッカーのルールーのいくつかの改定や新ルール導入を提案しているという。</strong></h4> <p>かつて、サッカーでは審判が警告と退場の処分を口頭によって伝えてきたという歴史がある。<br />しかし、国際試合が多いサッカーシーンにおいて、言葉が通じないというリスクがあり、さらに口頭で行われるので理解していない場合などが生じることも多く、退場処分が出ているにも関わらず退場しないなどという誤りがよく起きていた。<br />そのため、見ている人たちにも、そしてピッチ上の選手たちにもわかりやすいようカードの提示制度が導入された。<br />それがイエローカードとレッドカードの導入だった。</p> <p>サッカーだけでなく様々なスポーツで、このイエローカードとレッドカードが用いられているが、新たに提案されたのはホワイトカードというカードだ。</p> <p>ホワイトカードは、審判に対して不適切な抗議を行った選手に提示をする。<br />そしてラグビーにおいて用いられている「シン・ビン」という制度と同じく、10分間選手を一時的に退場処分にするというものだ。</p> <p>この一時的に選手を出場停止にさせるのはラグビーやアイスホッケーなどで導入されている。<br />10分間一人少ない状況というリスクが課せられるとうカードというわけだ。</p> <p><br />その他、プラティニ会長が掲げる提案は、公式戦で3人までとされている交代枠をハーフタイムに限り、別枠で2人の交代をさせることができる5枠案や、GKがペナルティ・エリアにて決定機を阻止し、それがファールとなった場合、GKは退場、さらに次の試合での出場停止、そしてGKが絶対的に必要となるためせざるを得ない交代という3重苦に迫られる処分に対しての特別ルールを提案。<br />エリア内においては、イエローカードとすること、そしてエリアの外であればレッドカードで同じく次節の出場停止で交代もする、が、FKという場所によってのリスクの重みのバランスをみた処分を化せてはどうだろうという提案を出したのだ。</p> <p>これらはプラティニ会長が出版した著書の中で提案をされているものであり、まだまだ現実的な話ではない。<br />しかし、こういった案が正式に提案された場合は時間がかかるものの、今後導入されることもあるかもしれない。</p> <p>そしてそれらが実行となった際に、一番に理解し取り入れるのは主審や審判団ということになる。<br />各国の審判たちがしっかりとした準備の上で導入し、ピッチ上に取り入れることとなるのだ。</p> <h2>●スポーツにはルール改正が付き物</h2> <p>これまでも細かなルール改正や、導入が行われてきた。<br />今回のW杯でも数点導入されたルールやシステムがあったように、これからもfootballを取り巻くルールは根本は変わらないだろうが細かな部分は変わっていくものだろう。</p> <p>ルールの改正が大幅に行われているスポーツといえばバレーボールだ。<br />バレーボールはもともとのルールからかなりの変化を遂げている。<br />最初は6人の選手たちのローテーションによってポジションが変わっていったものの、リベロという固定ポジションができ、7人でローテーションしていくルールと進化し、足に当たるだけで反則だったが今では足でのレシーブが讃えられる時代だ。<br />スポーツにおいてルール改正は通るべき道なのかもしれない。</p> <p>こういったルール改正が行われる際に、実験となるのは育成世代だ。<br />バレーボールも同じだった。ルール改正となるかなり前に小学生世代から徐々にそのルールを試していき浸透させていた。<br />サッカーも同じく育成世代から実験的に取り入れ浸透させる動きになることだろう。</p> <p>ルール改正に違和感を覚える人が多数だろ思うが、それもサッカーの歴史のひとつのポイントを受け入れられる時代に生きているのだということは貴重だと思うと良いかもしれない。</p> <p><br />&nbsp;</p>Tue, 21 Oct 2014 17:42:47 +0900【ジュビロ磐田】 名波浩監督就任 黄金時代の選手たちが創るジュビロ磐田のこれから 【J2】http://chantsoccer.com/posts/436http://chantsoccer.com/posts/436<p>&nbsp;</p> <p>現在のジュビロ磐田はとても苦しい状況といってよいだろう。<br />昨年まさかのJ2降格となった悪夢。<br />新たなスタートを切ったはずのジュビロ磐田は今まだ長いトンネルの中にいる。</p> <p>23日に行われた水戸戦では、磐田が引き分け以下で、湘南が引き分け以上の場合は湘南のJ1昇格が決まってしまうという試合だった。<br />優勝を目指し、J1へ一年での復帰を最低目標に掲げたジュビロ磐田は今、自動昇格圏の位置にもいない。<br />そんな中で首位の位置を走り続ける湘南に、少しでも追いつきたいはずの試合だったが、結果的にまさかの4失点で敗戦。<br />湘南ベルマーレの昇格の壁になることもできず、昇格の一席をあっさりと渡してしまう形となった。</p> <p>現在勝ち点56。<br />首位を走る湘南ベルマーレとは勝ち点が28も離れてしまっている。<br />2位の松本山雅にも8離されておりJ2が甘くない場所だということをシーズンを持って思い知らされている形だ。</p> <p>特に失点の数が多い。<br />総得点数56に対し、失点は44もある。<br />湘南の失点数はたった18というのは偉業だが、2位の松本で27ということを考えると、かなり多い失点だ。<br />ジュビロより下に位置しているものの他クラブの方が失点が少ないというチームがたくさんある。</p> <p>現在のジュビロは強い時代のジュビロを見ることができない。<br />黄金時代のジュビロ磐田とは違う。今のジュビロは今のジュビロという人も多いが、黄金期をみてジュビロを知りジュビロを好きになった人も多いはずで、それを切って離すことはできない。<br />しかし、今あの頃のジュビロを重ねてみるのではなく、再建へ向けて大きくシフトしなくてはならない時期に来ているのは確かだ。</p> <h2>●大きなテコ入れなるか</h2> <p>ついに名波浩がジュビロ磐田の監督に就任することとなった。</p> <p>名波浩といえば今の若者にとってはサッカーご意見番のように映るかもしれないが、Jリーグが生んだスーパースターの一人だ。<br />日本がはじめて出場したW杯であるフランスW杯に 背番号10を背負って出場し、黄金期のジュビロではN-BOXという名波中心の戦術が組まれたほどに名波浩の存在は絶対的だった。<br />日本を代表するレフティである。</p> <p>名波浩がS級ライセンスを取得したのは昨年のこと。<br />いつかはジュビロの監督に&hellip;そう思っていたことだろう。<br />それは名波自身も、そしてサポーターも期待し、そのいつかが現実になるところまであと一歩というところまで来ていることに気づいていた。</p> <p>ジュビロ磐田がJ1に昇格したのは、当時J2は存在なくJFLだった頃の時代。<br />オリジナル10にはじめて昇格という形で参入したのが、現在の湘南ベルマーレであるベルマーレ平塚とジュビロ磐田だった。<br />当時2部であっても中山雅史や吉田光範といった日本代表を有していたジュビロ磐田は存在が大きく、Jリーグに昇格してからもその存在感はとても大きなものだった。<br />その中、ジュビロ磐田に入団した名波浩は当時から有名な天才レフティと大卒から騒がれていた。<br />すぐに頭角を現しチームの軸になると、日本代表で活躍するのもあっという間だった。</p> <p>私の中では日本代表の10の背中は一番名波浩が印象に残るほどに、日本代表を引っ張ってきた素晴らしい選手だった。</p> <p>選手の時にどんなに輝いていても、監督として輝けるかどうかは別とよくいうが、名波浩の場合は監督気質といってよいだろう。<br />解説を聞いていてもわかるように非常に頭脳派でありつつ、天性の能力を持っているだけに戦術眼が素晴らしい。そして分析能力が高い。<br />たくさんのサッカー選手と関わってきたが、名波浩のようなタイプの選手は天性的に高い能力を持ちながら、さまざまな状況で一瞬で判断することができ、とても広い視野を持ったサッカー人だ。</p> <p>プレーヤーとしても十分なスターだったが、監督になるときっと能力を発揮するだろうと期待できる人であることは間違いない。</p> <p>名波はまだコーチの経験も監督の経験もないが、説得力のあるサッカーを観る目を持ち合わせ、現在プレーする選手たちが憧れを持って観ていただろう選手だったこともあり影響力も大きいことだろう。</p> <p>&nbsp;</p> <p><br />しかし、だ。</p> <p>&nbsp;</p> <p><br />ジュビロ磐田としてはクラブの功労者である名波浩をなぜこのタイミングで監督に就任させるのかという疑問は感じる。<br />功労者であり黄金時代を創った一人である名波はジュビロ磐田にとって特別な人間だからこそ、こんな苦しい状況で突然就任させるのは厳しい状況に置くことと理解しているはずだ。<br />あたためていた大事な一手をここで使うというのは、本当に先がない状況でなんとかしたいからなのか&hellip;。</p> <p>複数年を提示したとされているが、ここからジュビロ再建を向けてきっと普段からジュビロの試合を全試合観て分析済みの名波がどう指揮を執るのか注目される。</p> <h2><br />●黄金期が支えるジュビロ&hellip;</h2> <p>現在の強化部長は昨年引退した服部年宏であり、コーチには鈴木秀人がいる。<br />そして監督に名波浩と黄金期を創った元選手たちが現場を創る役割にまわる。</p> <p>この人事はもちろん期待はできるが、しかし不安とも紙一重の状況ではないだろうか。</p> <p>強化部長を務める服部は、選手からすぐに強化部長へと転身した。<br />強化の仕事を一度もまだ務めたことがない元選手が、強化部長に就任するのは異例だといってよいだろう。<br />選手は選手を見る目があるのも確かで、服部は現役を昨年まで続けていただけに現在の選手の動向や現在の選手たちの質を相手にしてきただけにわかることもあるだろう。<br />しかし、選手としてピッチに立っている状況と、強化部長という立場での必要な選手を探すというのは難しいことなのではないだろうか。</p> <p>鈴木秀人がそのままコーチとして入閣したまま、名波浩が指揮を執るとするならば、黄金期の厳しさがある二人だからこそなぁなぁになることもなく厳しく取り組むことだろう。<br />お互いをわかっているからこそお互いに厳しく在れるのも良い効果を生むかもしれない。<br />しかし、指導者としてと選手としてがイコールで結びつくかは未知数だ。</p> <p>黄金期はジュビロにとって残した大きな一時代であり、その時のメンバーが集まってまた強いジュビロを創り上げるとすれば、それはクラブにとって最高の形となる。<br />しかし、これは大きな賭けでもあるだろう。<br />まだ結果も経験もない元選手たちが責任あるポジションのつくことは、今後のクラブを左右する未来への賭けに近いものがある。</p> <p>輝かしい黄金期があったからこそ、今のジュビロ磐田の現状にどうしてという強い疑問を抱く人たちも多い。<br />その中で黄金期を知る人間が再び強いジュビロを創るというのは よい試みと映るのだろうか。</p> <p>ジュビロにとって大切な人物たちであるからこそ、救うならここと白矢を立てたのかもしれないが、黄金期にすがるような形なら難しい。<br />残り9試合で残る勝ち点は27。<br />残り試合はあと2か月の間に存在し、それだけの期間で結果を残すというのは、どんな監督であっても時間が足りないだろう。<br />黄金時代の大切な元選手たちに苦しんでもらう役となってもらうことは、クラブとして引導を渡すタイミングとしては良いタイミングではなかったはずだ。</p> <p>ジュビロに魂があるからこそ、今のこの苦しい状況を引き受けよう・自分の手でどうにかしたいと思ったというのも強いだろう。<br />きっと思うようにいかないジュビロ磐田を観ていて、名波浩はどうにかできないものかといろんな想いと思考を持っていたはずだ。</p> <p>J2でのシーズンがはじまる時。<br />もしかするとジュビロは名波を監督に就任させるのでは?という噂があった。きっと本人もその気があったはずだ。<br />しかし、磐田フロントが選択したのはシャムスカというJリーグ経験のある外国人監督だった。<br />J2を戦う上で経験ある監督を呼んだのだ。</p> <p>結果、このような形となり、現在3位。<br />ジュビロのプランとして自動昇格圏から外れるなんてことは想定していなかったことだろう。<br />3位といっても圧倒的ではなく、そのすぐ下に位置しているチームが今か今かとジュビロを追い越すチャンスを狙っている。</p> <p>この状況でプレーオフに入ってしまうのはジュビロにとってはあまりに不利な状況となってしまう。<br />3位以内を目指して他のチームは上を向いて戦っているが、ジュビロ磐田はもっと上を目指している上で3位にとどまっている状況だからだ。</p> <p>他のチームとのモチベーションの差がどうしても出てしまう中で、トーナメント方式のプレーオフを戦うには気力気迫の部分も大きく関係するため、試合を決定づけられるようなモチベーションで戦うのは今の段階では難しいだろう。</p> <p>もちろんそれでもその結果となり、プレーオフを戦うということになったときにチームの総力をあげて戦えるようなチームでなければならない。<br />現在3位の位置にいる磐田は、すぐ下に位置するチームとも勝ち点差がないため入れ替わることも想定しながら6位以内を目指すということにシフトしなければならないことになるかもしれない。</p> <p>そういったさまざまなことを想定して、戦うチームとするために影響力が強く理論派でわかりやすく浸透させることのできる名波氏が今就任することで、良い化学反応を起こせるかもしれない。<br />もう少し早く動いても良かったのではと思ってしまうのも否めないが、それでも残された時間を有効に使うための大事な大事な一手だ。</p> <p>3位という位置にいながらその位置に納得ができないのは、J1のクラブであった意地とジュビロ磐田という大きな看板があるから。<br />他のクラブは3位に位置していたらここまで焦ってはいない。<br />しかし、ジュビロ磐田は3位の位置にはいてはいけないのだ。</p> <p>全試合に勝利し、湘南が全部に負けたとしても優勝することはできない。<br />それはもう決まってしまった現実だ。<br />目指していたひとつの目標に手が届かなかったという厳しい現実をすでに1つ結果として生んでしまった。</p> <p>しかし、昇格だけは絶対に逃すわけにはいかないであろう。</p> <p>J1の順位表をみて、いまだにジュビロ磐田という名前がないことに違和感を覚えることがある。<br />それほどジュビロ磐田はJ1の場において大きな存在だったはずだ。</p> <p>黄金期を知っている人間ならば、どうしてもあのジュビロ磐田を求めてしまう。<br />が、今はとにかくJ1に復帰するジュビロ磐田がみたい。</p> <p><br />名波浩 初指揮はジュビロ磐田で―。<br />これは偶然ではなく必然だったと、後から名波を語る上で そしてジュビロを語る上で<br />そう言えるような結果になりますように。</p> <p>ジュビロ磐田の再建は、レジェンド名波浩の手に託された―。</p> <p>名波を支え応援してきたサポーターたちもきっとまた力となり、大きな声援で応えてくれることだろう。</p> <p>だからこそ、これ以上苦しい想いはさせたくないはずだ。</p> <p><br />ジュビロ磐田の監督として名波浩が立つ。<br />そう考えただけで鳥肌が立ったものだ。</p> <p>それが今、現実となる。</p> <p><br />ジュビロ磐田に残された今シーズンは残り9試合。<br />総力を挙げて一人でも勝ち点を積み重ねる熱き全力の戦いをまずはみせてほしいと願う。</p> <p>&nbsp;</p> <p><br />&nbsp;</p>Thu, 25 Sep 2014 19:31:18 +0900【セレッソ大阪】 二度目の監督交代!セレッソ大阪は再生できるのか 【Jリーグ】http://chantsoccer.com/posts/397http://chantsoccer.com/posts/397<p>何が起きてしまっているのか&hellip;。</p> <p>セレッソ大阪が今季二人目の監督、ペッツァイオリ監督の解任を発表した。</p> <p>セレッソ大阪は本当に苦しい状況に今立たされている。<br />2人目の監督交代がもたらす結果がどういった結果になるかは誰にも今はわからないが、かなり危機的な状況にあることはサッカーファンなら誰もが感じることができるであろう。</p> <h2>●新体制となった2014</h2> <p>今年はセレッソ大阪にとって新しい門出となった。<br />強化部長、GM、そして監督を一新したセレッソ大阪は特大の花火を打ち上げた。<br />それはウルグアイ代表で前回W杯得点王のフォルランの獲得というビッグプロジェクトだった。</p> <p>いつもJリーグには大物外国人が来るという噂が飛び交い、期待されながらもなかなか実現することはできず、J開幕当初のような大物外国人はなかなかJリーグクラブが招聘するには至らなかった。<br />フォルランが移籍かと出たときも来ないだろうという見解の方が大きかったのではないだろうか。<br />しかし、セレッソ大阪はJリーグ側と協議を重ねフォルラン獲得を実現させた。</p> <p>Jリーグはじまって以来の大きな招聘プロジェクトとなったと言ってもよい獲得劇は世界各国から注目を集めた。</p> <p>フォルランの入団会見はスカパーで中継され、そしてセレッソ大阪のホームスタジアムである長居陸上競技場(現ヤンマースタジアム)にはたくさんのフォルラン入団を喜び受け入れるサポーターが集まった。</p> <p>フォルランの年俸は6億円から7億円と言われており、その実力や経済効果に期待が大きくかかっていることがわかる。<br />大物外国人であるフォルランにJリーグ№1といってよい人気を誇っていた柿谷曜一朗の共存は大きな可能性を大きく秘めていた。</p> <p>リーグ序盤こそ良いスタートとなったものの、その後は低迷。<br />リーグ戦は5月の名古屋戦から勝利がない状況となっている。</p> <p>新監督として就任したのはFC東京を率いていたポポヴィッチ監督。<br />しかしポポヴィッチ監督のサッカーはそれまでのレヴィクルピ監督が創り上げたセレッソ大阪のサッカーとは違ったサッカーであり、深く浸透していたセレッソ大阪にポポヴィッチ監督のサッカーは浸透しなかった。<br />うまくいかない状況でポポヴィッチ監督は名指しで選手批判をはじめ、選手の責任にする言動が多く見られたこともあり、選手たちとの溝が深まり、結果も出ない状況が続いたことで中断前にクラブは解任を発表。</p> <p>W杯が開催されている中断期間に二人目の監督となるペッツァイオリ監督を就任させた。</p> <h2>●なぜ時間のかかる監督を選択したのか</h2> <p>中断期間という短い準備期間の中で、日本サッカーを指揮したこともなく監督経験も浅いペッツェイオリ監督に与えられた時間が短すぎた。<br />ポポヴィッチ監督よりは明確なプランを持ち、セレッソ大阪をこういったチームにしたいという意図は見ることができたものの、それでも昨年までのセレッソ大阪らしさがみられた試合はなく、選手たちの能力の良さをすべて引き出せるような試合は少なかった。</p> <p>中断期間を終えた時点で優勝を狙うと公言していたチームは低迷といってよい位置にいた。<br />そして中断後に発表されたセレッソの申し子エース柿谷の移籍。</p> <p>絶対的エースがいなくても大丈夫と選手もサポーターも柿谷の移籍に背中を押したが、今季柿谷がいた時も思うようにチームは機能しなかったものの、その後はさらに攻撃力が低下。<br />複数得点を挙げられる試合もあったものの、全体的に波があり難しい状況となった。</p> <p>12戦勝利なし、勝った試合は格下相手の天皇杯のみという状況。<br />そしてその天皇杯も格下という言葉ではかたずけられないほどの相手であり、三重県社会人リーグのクラブに1-0、現在J2最下位のカターレ富山に1-0という辛勝という結果は穏やかではなかった。</p> <p>史上最攻 とチームスローガンを掲げた今季リーグ戦での総得点数は現在27。<br />この得点数はリーグ下から5番目となっており、昨年の同時期と比べると7得点少ない。<br />史上最攻というほどに攻撃力の爆発に期待されたフォルランの獲得と柿谷の共存。<br />しかし、そんなにうまくはいかなかったというのが結果論だ。</p> <p>そもそも、攻撃力を重視したサッカーとして昨年までのクルピ監督のサッカーよりもポポヴィッチ監督のやり方が攻撃バラエティに富んでいたかというとそうではない。<br />フォルランという大物外国人の加入はチームにとって大きなものとなったかもしれないが、期待したような結果も今の時点では現れていない。</p> <p>フォルラン一人ではダメだと踏んだクラブはさらに元ドイツ代表で無所属となっていたカカウを加入させた。<br />カカウにかける金額は2億円と言われているが、今のところその2億円の価値があるのかは微妙なところといって良いだろう。</p> <p>日本人選手たちは他クラブと比べても平均的な金額となっており、二人の巨額の外国人を前になにを想うだろうか。<br />お金で買えない想いや物事はたくさんあるが、それでも金額というのはサッカー選手にとって一番の評価だ。<br />しかし、未知数の外国人に大きなお金が動いたことは所属選手たちにとっては穏やかな状況ではないであろうことが予想できる。</p> <p>フォルランはJリーグきっての大プロジェクトであり、観客収入やグッズ収入、広告収入、経済効果などを考えての日本とウルグアイの国同士のプロジェクトといって良いほどに大きな大きな背景があるのだろうが、カカウに関しては戦力としての金額以外何物でもない。<br />残留請負人としてなら大きな金額を出してでもということだったのだろうかわからないが、それでもシーズン途中から億単位の金額を出しての外国人獲得は疑問が残る。</p> <p>フロントから監督まで交代してのシーズンスタート<br />そして監督スタッフの一新にて中断期から1からスタートさせた引き継ぎ感のなさ<br />浸透には時間がかかることを想定したと思われるような監督人事にしたにも関わらず、それを全うすることもできずに最終的にクラブ内人事により1シーズンで3回目のチーム作りが始まる状況。</p> <p><br />大物外国人の獲得<br />エースの移籍<br />そして未知数の巨額外国人の獲得。</p> <p>完全なる 迷走 の中にいるセレッソ大阪だが、昨日行われたナビスコ杯2ndレグの戦いは奮わせてくれるものがあった。<br />トータルスコアでは負けとなり、先がないものになってしまったものの久々に得た勝利。<br />圧倒的不利な-3の状況からあと1点まで追い上げた気迫と気力、そして意地。<br />まだこのチームは下なんて向いていない、目の前の試合を必死に戦っていると思わせてくれた戦いから一夜明け、まさかの監督交代、強化部長交代、スタッフ陣の一新という衝撃的なニュースが駆け抜けた。</p> <p>この状況で我慢をしているのは選手たちだけでは当然なく、サポーターも戦い続けている。<br />その状況でまたもクラブを一新する人事が発表された。<br />明後日には天皇杯を控えている。</p> <p><br />新監督となるのはセレッソ大阪ユース監督を務めている状態だった大熊裕司氏。<br />同じくユースから村田・田島両コーチの就任<br />昨年までコーチを務め、一昨年の天皇杯では監督代行を請け負った小菊コーチも再びスタッフとして入閣することとなった。</p> <p>小菊コーチは現在クラブの将来を見越しS級ライセンスを受講しており、本日より行われている中期合宿に参加予定だったと思われるが、クラブの緊急事態によりライセンスの取得ではなく現場スタッフとして入閣することが第一とされた人事となったようだ。</p> <p>選手たちからの信頼の厚い身近なクラブ内人事となったものの、それでもこの厳しい状況でこの一手をつかわなければいけなかったのかという疑問は抱く。<br />育成チームとして名高いセレッソ大阪の基盤を作る大切なスタッフたちをトップチームのこの厳しい状況の中で責任を大きく背負った状態で任せる状況となり、残留を目指すこととなる。<br />トップのこの状況の混乱をユースにまで拡げてしまうこととなり、ユースの選手たちの未来に大きく関係する指導者たちがシーズンの途中で異動となってしまうのは良いことではないだろう。</p> <p>この状況をセレッソ大阪全体でなぜ取り組むことが遅れてしまったのか。<br />今季のセレッソ大阪のフロントの判断は現在のところすべて外れてしまっているといってもよい。<br />選手、サポーター、下部組織も含め、一丸となる戦いが必要となる。</p> <p>史上最攻を掲げ、優勝を狙うなら今年と意気込んだチームが現在降格圏という現実を受け止め、これからどういった戦いをしていくか、そしてこの時期はクラブとして来季の構想、そして評価もしなくてはいけない時期だ。<br />そういった大きな現実を前に逃げずに戦ってほしいものだ。</p> <p>今回の人事はさまざまな人間、選手に影響がある人事。<br />だからこそ絶対に失敗はできないところに来ている。</p> <p>信頼は失うのはあっという間だが、取り戻すのは難しいからこそ<br />もう間違いは許されない。</p> <p>誠意を持って、セレッソ大阪はfootballに向き合わなくてはならない。</p> <p>選手とサポーターが一体となって桜満開の中、笑顔があふれる形となるよう、願うしかない―。</p> <p><br /><img width="443" height="300" alt="" src="/uploads/b37f6ddcefad7e8657837d3177f9ef2462f98acf/post-397/1410167939" /></p>Mon, 08 Sep 2014 18:06:55 +0900