CHANT(チャント) サガン鳥栖

走り勝つ強さ【サガン鳥栖】

2014/10/20 08:37配信

OG

カテゴリ:コラム

J2から昇格してきた時は『本当にJ1で戦えるのか』と疑問が大きく、すぐ降格候補に挙げられていました。

当時の全国的な有名選手も豊田陽平選手くらいで、無名の選手達で構成され、

ユン・ジョンファン前監督が1日3部練習やとにかく走るトレーニングを選手達課し

とにかく相手よりも走るということを重視してきました。

技術よりも走ることで相手に勝る。

それも中途半端にではなく徹底的に。

その戦いを徹底しJ1昇格年には、リーグ戦2位に入る健闘ぶり。

『走る』ということが、選手達の大きな自信となっていました。

◆走るスタイルの維持

今年の8月衝撃的なニュースが入ってきました。

クラブがユン・ジョンファン前監督の契約を解除したのです。

チームはリーグ戦首位にたっていたにも関わらず、この契約解除にはクラブと監督間での

ビジョンや考え方の違いが大きく左右されたとのこと。

ただ、このリーグ戦真っただ中での交代は少し疑問に残りました。

後任はコーチであった吉田恵コーチが監督に昇格。

ユン・ジョンファン監督が築き上げてきた走るスタイルは継続。

メンバーやスタイルを変えずに戦い続けたことで監督交代後は少し調子を落としていましたが、

現在は首位と勝ち点差6の3位にまで復帰してきました。

監督交代劇がありながらも、この時期に優勝を狙える位置まで這いあがってきたのです。

◆日本代表にも選出された二人の守備者

積極的に若手選手を起用してきたことで力をつけ、遂に鳥栖から世界に羽ばたける選手が育ってきた。

ディフェンダーの坂井達弥選手とゴールキーパーの林彰洋選手。

坂井選手はセンターバックとして高さや強さを兼ね揃え、センターバックでは珍しい左利きで

フィードを得意としています。

林選手は数々のクラブを渡り歩き、若い頃から高い評価を受けてきた選手。

身長195cmの高さに長い手足を活かしたセービングで何度となくチームのピンチを救ってきています。

鳥栖はもともと失点はリーグの中でも少ない方で守備力には以前から定評がありましたが、

ようやく豊田選手以外にも代表クラスの選手が育ってきている証拠です。

これだけ走れて戦える選手達は、アギーレ監督の好みにも合いそうです。

今後も鳥栖から代表へチャレンジできる選手が増えてくるような気がします。

サガン鳥栖は、残りの試合に浦和レッズ、鹿島アントラーズ、川崎フロンターレと

上位との対決がまだ残されています。

この上位対決を制することができれば、J1優勝も夢ではありません。

この九州の地方クラブに優勝をもたらすことができるのか注目です。

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