CHANT(チャント) 川崎フロンターレ

川崎のアンパンマンが世界へ【川崎フロンターレ】(小林悠)

2014/10/03 08:12配信

OG

カテゴリ:コラム

先日、国際親善試合のジャマイカ戦、ブラジル戦に向けて、日本代表が発表されました。

選手の入れ替えは多く、今回選ばれた中の一人に川崎フロンターレの小林悠がいました。

ブラジルワールドカップに向けての日本代表候補にも名を連ねた小林悠、しかし怪我や体調不良により

代表合宿に今まで参加したことがなく、初参加となります。

選ばれたメンバーの中には、麻布大淵野辺高校のチームメイトだった太田宏介も一緒に選出。

Jリーグで結果を出し続けている小林悠は日本代表へ定着できるのだろうか。

◆フィリッポ・インザーギスタイル

彼が憧れる選手は、現在のACミランの監督フィリッポ・インザーギ。

インザーギは、テクニックやフィジカルの強さは持ち合わせてなく、決して技術や創造性があるプレーヤーではない。

チームのパスのつなぎに参加することは比較的少なかったです。

FWとして、【ゴールを奪うこと】に美学を持ち、前線で常にディフェンスと駆け引きを繰り返し裏のスペースを狙っていました。

よりゴールの近い位置でプレーし、オフサイドを繰り返しながらも、ゴールを仕留める、そして高い決定力を持っていました。

そんなインザーギのスタイルを好む小林悠も、近いスタイルを持つ。

彼の裏への飛び出しのタイミングは速く、常に裏のスペースを意識しています。

川崎フロンターレでは、中盤の中村憲剛や大島僚太から裏へ絶妙なパスが供給されるので

彼は今、非常に活き活きとしています。

相棒の大久保嘉人との関係も良く、小林が裏へ飛び出せば、大久保は少し下がってパスのつなぎに入る。

そのような仲間の協力を得て、今シーズンは10ゴール決めています。

もちろんゴールだけではなく、アシストも量産していることが彼の調子の良い証拠。

彼はペナルティエリアのゴールの近い位置で、決定的なパスも出すことができるんです。

◆日本代表での位置

アギーレ監督は小林をどこで起用するのか。

おそらく前線の3トップの位置であれば、どこでもプレーすることができると思いますが

センターフォワードの位置はやや難しいかもしれません。

アギーレ監督は中央のFWには身体を張るプレーも求めます。

小林の特長は動いて相手の嫌なスペースをつくこと、前線で身体を張ってボールを収めることは難しいかもしれません。

経験を積めばこなせるかもしれませんが、彼の裏への飛び出しが影をひそめるような気がします。

おそらく、右か左のFWで起用されることが多くなると予想され、かなり強力なライバル達が待ち受けています。

ACミランの本田圭祐、マインツの岡崎慎司、FC東京の武藤嘉紀など、多くの優れた選手達がいます。

果たして小林悠は彼らの中に割って入れるのでしょうか。

川崎のアンパンマンが世界へ羽ばたいていくのをじっくりと見届けたいと思います。

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