CHANT(チャント) アルビレックス新潟

スペイン帰りの男【アルビレックス新潟】(指宿洋史)

2014/10/01 09:34配信

OG

カテゴリ:コラム

先日のJ1リーグ第26節、アルビレックス新潟はアウェイで貴重な勝ち点3を奪いました。

その勝利の中心にいたのが、決勝点を決めた途中加入の指宿洋史。

右サイドからのクロスを見事に合わせ、ゴールを決めた。

スペインのバレンシアCF・メスタージャから途中加入し、早いうちにレギュラーを勝ち取り

そして待望の初ゴール。

日本を代表するストライカーになっていくかは彼次第ですが、

プレーでは大きな期待をもたせてくれています。

◆ストライカーの資質

小学生の頃から柏レイソルの下部組織で育つも、Jリーグクラブからの誘いはなく

スペイン2部リーグのジローナFCというクラブに入団テストを受けにいき、見事に入団を勝ち取りました。

しかし、スペイン2部リーグの壁は厚く活躍する場がないまま、4部リーグのレアル・サラゴサBへレンタル移籍。

4部リーグという下部リーグで腐ることなくレギュラーを掴み取り、

27試合12得点という結果を出し、1年で当時一つ上の3部リーグで戦っていたCE・サバデルにレンタル移籍。

この3部リーグでも見事に二桁得点を決め、トップチームがリーガエスパニョーラ(1部リーグ)で戦っている

セビージャのBチームであるセビージャ・アトレティコへの移籍を勝ち取りました。

これはリーガ・エスパニョーラ(1部リーグ)デビューに向けて大きな扉を開いたことになります。

そして見事にその期待に応えて、1シーズンで20ゴールを叩きここみ、

トップチームのセビージャFCへのトレーニングにも参加し、セビージャダービーという注目の試合で

遂にリーガ・エスパニョーラデビューを果たしました。

海外でも少しづつ注目を集め、2012年シーズンにはベルギー2部リーグのKASオイペンにレンタル移籍。

新たな国でのチャレンジにもかかわらず、10ゴールを決めてスペインに舞い戻りました。

そして次の移籍先はこちらもリーガ・エスパニョーラにトップチームを持つバレンシアCF・メスタージャ。

スペイン3部リーグで戦いながら、トップチーム昇格を狙い戦い続けていました。

ここでもレギュラーで7得点を決める。

このスペインでの下積み生活を終え、今シーズン途中からJ1リーグのアルビレックス新潟に移籍しました。

彼は海外という環境の中、特に厳しいスペインでも

下部リーグでありながらも得点を量産してきたところに意味があります。

それは非常にコミュニケーション能力に長け、環境適応能力も高い証拠です。

これはスペインで活躍するためには必要不可欠な要素で

いくら凄い選手でも上記2点を持っていなければ、スペインでの活躍は難しいです。

◆日本を代表するストライカーへ

日本のトップリーグであるJ1リーグで戦うことになった指宿。

彼は時間がかからずに、既にレギュラーの座を掴んでいます。

先日得点も決め、量産体制に入ったことは間違いありません。

彼のゴールへの意識の高さは観ていてすぐにわかります。

ゴールを決めることが自分の仕事であり、結果を残さなければ生き残っていけないことを

彼の海外経験から身を持ってわかっているのです。

これからゴールをコンスタントに取っていけば、日本代表にも呼ばれることでしょう。

スペイン語を喋れる指宿はアギーレ監督とも直接コミュニケーションがとれます。

彼にとって良い方向に進んでいることには間違いないので、このまま突き進んで欲しいと思います。

 

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