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田邉草民 -セグンダでの挑戦

2014/08/12 11:03配信

OG

カテゴリ:コラム

昨シーズン、スペインのセグンダディビシオン(2部リーグ)のCEサバデルへ移籍した田邉草民。

2013-14シーズンは10位で終わり、29試合に出場し4得点を挙げた。

試合出場出来ない時期もあったが、1年目としては悪くない成績だと思います。

クラブの順位も年々上がってきており、新シーズンはプレーオフ進出を目指したいところ。

昨シーズンも7位のCFコルドバがプレーオフを勝ち上がり、プリメーラディビシオン(1部リーグ)への昇格を決めた。

CEサバデルにもプリメーラディビシオン昇格のチャンスは大いにあると思います。

セグンダディビシオンの現状

スペインのセグンダディビシオンは、日本でよく言われているスペインの華麗なパスサッカーはあまり行われていません。

それは今に始まったことではなく、昔からです。

どんなサッカーが行われているかというと、縦に速いフィジカル重視のサッカーをしているクラブが非常に多いです。

プレミアリーグほど、ロングボールが多いわけではありませんが、

どんどん縦にボールを入れて身体をぶつけ合います。

サイドからのクロスも非常に多いです。

ただ、中盤でショートパスをつないでスペイン代表のようなサッカーをしているかというと

おそらくFCバルセロナBくらいではないでしょうか。

このなかで戦いつづけなくてはいけないので、身体が大きくより走れる選手が求められます。

田邉草民選手もその部分は今シーズンも続けて高めていかなくてはなりません。

戦えない選手は技術があっても使われない

スペインでは戦える選手であることがまず試合出場の絶対条件になります。

どんなにテクニックがあっても、身体を相手にぶつけられない、ヘディングの競り合いを恐れない、

相手や味方に何を言われてもブレないなど、自分の身体で戦っていることを表現できる『心』が大切です。

これはセグンダディビシオンだけでなく、3部であろうが4部であろうが、子供たちの試合でも

監督、コーチ陣が口酸っぱく言っていることです。

これが出来ない選手は、日本人はもちろん、スペイン人でも試合に使われることはありません。

日本人がスペインリーグで安定した活躍ができていないのは、こういった部分もあると思います。

日本人の優遇はどう出るか

CEサバデルは日本人である坂本氏が代表を務めている。

彼がサバデルに来てから、日本人色が圧倒的に大きくなっている。

日本人選手にとってはスペインでプレーするチャンスが増え、すごく良いことだと思います。

しかし、スペイン人サポーターがこの日本人化に対して、ずっと黙って大人しくしているとは思えません。

全ては結果を出せるかどうかだと思います。

日本のJリーグクラブのように集客にいろんな工夫をしても

スペインの場合は結果が出ているか出ていないか、チームは良い状況なのかをすごくシビアに見ています。

これは自分のクラブを愛するゆえに、悪い状況であればすぐに改善を要求してくるでしょう。

田邉草民選手にも同じことが言えます。

戦う姿を魅せ、結果を出し続けることが、スペインではサポーターの信頼を勝ち取ることが一番の方法だと思います。

今シーズンはさらなる活躍を彼に期待したいと思います。

 

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