CHANT(チャント) インテル・ミラノ

偉大なるカピターノへ

2014/08/03 14:51配信

OG

カテゴリ:コラム

白熱と感動のブラジルワールドカップから、あっという間に3週間が経とうとしています。

各国クラブは、すでにプレシーズンの各大会に参加して、調整を着々と進めています。

現在、アメリカではギネス・インターナショナル・チャレンジカップが開催されており、

ヨーロッパのビッグクラブが集結し、シーズン前の調整も兼ねて試合が行われています。

そのプレシーズン大会に参加しているイタリアのインテル・ミラノ。

昨日インテル・ミラノ所属の日本代表長友佑都選手が、同じイタリアのASローマ戦でゴールを決めました。

しかも、昨年も何度か巻くことがありましたが、キャプテンマークを巻いて戦っている姿は

同じ日本人として大変誇らしいことです。

◆イタリアでカピターノを任される凄さ

「カピターノ」はイタリア語で「キャプテン」という意味です。

そのカピターノを日本人が任されることは本当にすごいことです。

私自身も海外リーグでプレー経験がありますが、ヨーロッパでキャプテンを任されるということは

コミュニケーションが円滑でなければなりません。

しかもその国の言葉で。

異国の言葉でまったく違う人種や性格の選手達をまとめあげ、

監督の信頼を勝ち取り、尚且つ試合で結果を残し続けなければなりません。

また、監督と選手の間に入り、上手く橋渡しをしなければなりませんが

インテル・ミラノという世界有数のビッグクラブですから、選手からの不満は日常茶飯事でしょう。

自国のクラブですら難しい役目にもかかわらず、海外でカピターノを任されるということは

一人の選手としてだけでなく、一人の人間として世界から認められている証拠でもあります。

◆攻撃の選手に変貌

長友選手は以前、1対1のディフェンスが強く、上下動を繰り返す体力やフィジカルが強いことが評価されていました。

インテル・ミラノでは、かなり攻撃面での評価が上がってきています。

中盤の左サイドで起用されることも多くなり、相手ゴール前へ出没する回数が圧倒的に増えてきています。

そして攻撃の形も持ち始めています。

左サイドからカットインをして右足でのシュート。

逆サイドからのクロスに自慢の体力を活かして何度も飛び込み、

そしてクロスの質も上がってきていると思います。

しいて言えば、クロスのバリエーションを増やすと、さらに危険な存在になるのではないでしょうか。

ブラジルワールドカップのギリシャ戦で単調なクロスが多かったのは、この部分が足りないからだと感じました。

ペナルティエリアへサイドから侵入したり、グラウンダーで速いクロスも入れてみたりというところが増えてくると

掴みどころがなくなり、攻撃面でも嫌な選手になっていくのではないでしょうか。

ディフェンス面での1対1の強さや無尽蔵のスタミナを活かした粘り強いディフェンスは

マークされる側としてはやはりやり合いたくないはずです。

攻撃面もさらに充実させ、インテル・ミラノで優勝カップを掲げている「カピターノ」長友が見れる日はそう遠くないような気がします。

 

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