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ワールドカップ観戦旅行-開催都市間移動に関するあれこれ

2014/06/24 03:14配信

おりんぴあ

カテゴリ:コラム

前のコラムでワールドカップを実際現地観戦する際の宿のことについて書きましたが今回は試合が行われる開催都市間の移動手段についてちょっと考察してみます。

ヨーロッパ開催-「列車」という強い味方

 

日本で最も有名なガイドブックでもある「地球の歩き方」にもヨーロッパ鉄道旅行を専門に取り扱うガイドブックがあるように、ヨーロッパ開催の場合は試合がある都市間の移動に関しては鉄道を使えばあまり問題はありませんでした。各国の鉄道会社はLCC(格安航空会社)や既存の航空会社との競争が激しいことから、スピード競争で負けないように日本の新幹線に相当する高速列車を多数運行しており、また早割等のチケットが充実していることからこれを使って列車に乗ればOKでした。

例えば1998年フランス大会を現地で観戦した時、私は数え切れないくらいTGVというフランス国鉄(SNCF)の高速列車に乗りました。また2006年ドイツ大会でもICEというDB(ドイツ鉄道)ご自慢の高速列車に嫌になるくらい乗った記憶があります。また日本と異なりヨーロッパでは夜行寝台列車もまだかなり残っている(最近はそれでも減少傾向にあるらしい)ことからこれを使うという手もありました。特にお金のない貧乏観戦旅行の人にとっては宿代を浮かせることもできるというメリットもあったそうな()

ある意味、日本で「列車」を使って旅行するのと同じような感覚で開催都市間の移動はできたと思います。

ヨーロッパ以外の開催-「列車」は強い味方ではなくなる

ところが、これがヨーロッパ以外の開催だとどうなるのでしょうか?日本やヨーロッパのように必ずしも「鉄道」は公共交通機関のメインではないということが多いです。つまり、鉄道よりも道路整備に力を入れて鉄道が発達してない、あるいは鉄道は専ら貨物輸送がメインであるという国も珍しくないのです。
例えば1994年アメリカワールドカップ。現地に赴いた私の友人は「飛行機移動がメインだったね」とアメリカワールドカップの思い出を語っています。御存知の通りアメリカを移動するには’FLY&DRIVE’と呼ばれるように飛行機を都市間移動で使い、空港からはレンタカーを使うというのが一般的な方法です。確かにグレイハウンドのような長距離バスもあります、これはどちらかというとお金がない下層階級向けの移動手段であって一般的ではありません。
また今回の現地ブラジルで観戦している知り合いの話を聞くと移動はほとんど飛行機だという話を聞いています。ブラジルはアメリカ同様相当広く地下鉄などを除き鉄道は発達してない代わりに前述の飛行機、および長距離バスが縦横無尽に走っており24時間近く乗り続けるモノもあると聞きます。今大会のブラジルで観戦旅行を続けるには飛行機かバスという移動手段にならざるをえないことは容易に想像しえるでしょう(レンタカーもありだろうけど運転を長時間しつづけるのはかなり辛い)。

次のロシア大会は?

ヨーロッパ開催のワールドカップか否かで移動手段もかなり異なり、観戦旅行のスタイルも変わってくるのかもしれません。次の2018FIFAワールドカップロシア大会はどうなるのかちょっと興味深いですね。

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