CHANT(チャント)

【北海道胆振東部地震】 地震、被災からサッカーのある日常に戻るまで 第1回 地震前日、台風。

2018/09/09 16:12配信

飯守 友子 (CHANT編集部)

カテゴリ:コラム

 

北海道胆振東部地震―。

 


このような名称がついた地震となったことに気付いたのは、地震発生から約2日経ってからでした。
北海道厚真町あたりを震源とした、大きな地震。最大震度はいつの間にか7に訂正されていた大きな地震。
私は札幌市の震度5強 大きな被害が全国的に伝えられた地域で この地震に遭いました。

「いつも通り」といえる サッカーの現場に戻れるまで、まだ時間がかかりそうなので
サッカーのある日常に戻ることができるまで、実際に地震に遭ったことでわかった細かな情報を伝えていけたらと思い、執筆することにしました。
実際に遭ってみてわかったことが、本当にたっくさんありました。
少しでもリアルを伝えることで、今後どこかできっと起きてしまうであろう自然災害に備えて
少しでも情報として役立ってくれたらと思いますので、記録することにします。

多くの方がこれを読んで、日々の生活の中で災害とはということを考えたり
どんな備えがあれば便利かということを考えられる機会になれば良いなと思います。

サッカーとは関係がないようで、けっこうサッカー遠征をしてることで役立ったものや知識もあったので、
お伝えすることができれば、と思います!

●地震前日―。北海道では珍しい台風上陸により過ごした不安な夜。台風被害を想定して準備した電気関連の備え。

大阪を中心に襲った大型の台風が、徐々に勢力を落としながらもまだまだ医療がある状態で台風慣れをしていない北海道に上陸しました。
14年ぶりとなる大きな被害が出てしまうのかもしれないという注意のもと、伝えられていた台風21号。

9月4日の午後23時頃から5日午前3時半頃まで
札幌ではほぼ出くわすことがないような風の轟音が響き、外を見ると木々がしなり葉っぱや枝が飛び、
聞いたことがない破壊音も時々混ざりながら、あまり体感したことのない台風が過ぎ去ることを
身の危険を感じながら家の中で震え、待ちました。

大阪は、年に回数としては数回、日数を合計すると半月以上にも渡るほど サッカーを通じて行く機会があるので、なじみのある地域。
たくさんの友人・知人がいますし、自分が滞在するときに過ごしたり、頻繁に訪れる場所もあります。
台風21号が大阪を通過している最中、大阪の友達から状況が随時LINEで送られてきていたことに加え、
SNSで流れていた数々の動画を見て、自分がいつも滞在する地域が高潮によって海水に浸り、
頻繁に利用するカーシェアの車が置かれている場所では車が横倒しになったり、海水によって流されていたり、という状況を知りました。
実際に知っている場所がいつもとは違う光景にあることや、友達がそういった状況の中で危険を感じていることをリアルタイムで伝えてきていたこともあり、
このまま北海道に上陸すると、大変なことになる。という危機感を強く持ちました。

台風なんて結局いつも弱まっているか、温帯低気圧・高気圧になってるから大丈夫、と 北海道ではあまり備えていない人も多かったと思います。
そのくらい、北海道に台風というのはリアルではないのです。

私は、大阪の「リアル」を感じたことで、これは備えなくてはと思えたことで、まずはとにかく必要な身の回りのものを充電しました。
大阪の友達からのアドバイスでした。

自分のスマートフォンはもちろん、子供のガラケー、スマートフォン。
ポータブルの充電器2つに、ノートPC。
手に持つことができるハンディタイプの懐中電灯と携帯ラジオもまとめて、巾着の中に入れておきました。
万が一、停電になったときに必要だと思ったので。

…それがまさか台風ではなく、違う形で使うことになるとはこの時は思っていませんでした―。

ゴーゴーと唸る風と、いろいろなものが飛んでいく光景に
とにかく窓ガラスが割れないように、窓側に頭を向けて寝てる娘を起こして違うところに移動させようかどうかを悩みながら
とにかく静まってくれ!と願った 台風の夜。

少し風が弱くなったなと感じた4時過ぎに、やっと眠りにつくことができました。

9月5日の朝。
木が根っこから土をつけて倒れているところが何か所もあり、
電柱が倒れているところも。
被害は見えるところでもあったものの、台風が過ぎ去ったことで、一安心。
3時半過ぎまで起きていた寝不足の日。
そんな9月5日でした。

台風で寝不足だから、と深夜型の私がいつの間にか いつもより早めに眠りについたベッドの上。
突然のドカンドカン!!とベッドの真下から突き上げるような揺れで目を覚ますことになるとは
思ってもみませんでした。

 

・ポイント ポータブル充電器、ラジオ、ノートPC

サッカー取材や遠征に行くことが多い私は、スマートフォンの電気が切れることがないようポータブル充電器を持ち歩き、
サッカー仕事の際はノートパソコンを持っているため、ノートパソコンは常。ノートパソコンはUSBで繋げるとスマートフォンの充電もできるため便利です。
心配性の私は携帯ラジオも常に遠征時には持ち歩くようにしています。単4電池で動くタイプの手のひらタイプのものです。
AMだけ聞ければ充分。喧騒のある中では聞こえないので、イヤホンもセットで準備しています。
遠征中は、自分の住んでいる土地ではないところで過ごすものですから情報がなにより大事になると思い、出先でなにかあってもラジオで情報を聴くために常備しています。

手持ちのライトは、主人が仕事で使っているもの。
小さいながら、明るさはけっこうあります。長期遠征の時はコチラも持って行ってますね。
なにかあった時に灯りは大事。

ノートPCは情報を入れるために必要ということと、いざというときにはノートPCにUSBでスマートフォンを繋げて充電ができます。
ポータブル充電器と同じ働きをしてくれるので、充電MAXにしておくと便利です。

 

―第2回 地震当日に続く。

Good!!(100%) Bad!!(0%)

この記事も読んでみる