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本当に必要!?選手への差し入れ問題 ファンサービスがこのままではなくなってまうのではという危機感

2018/08/30 15:16配信

スズキ ケイコ

カテゴリ:まとめ

最近、選手たち側からSNSで差し入れやファンサービスに関しての発信があり
話題になっていますね。
サッカー選手とファンサービス。この関係性ってすごく良い距離で進んできたJリーグですが
今ちょっと変化が起きていること、知っていますか?

ファンサービスを行わないチームも増えてきている現状。
それは、なぜかと考えるとやはりマナーやモラルという部分があるのではと感じます。

選手たちから発信された本音や意見。
全員がSNSをみているわけではないものの、クラブが発信するよりもずっとリアルな意見であり発信だったと思います。

今一度考えたい。ファンサービスについて!

・ユニフォームにサインを書くとき 選手が書きやすい方法

多くのサポーターが自分の好きなチームや選手のユニフォームを購入していますが
ユニフォームを購入したならば選手のサインを入れてもらいたいというのがファン心理ですよね。
選手にサインを頼む際に、ユニフォームの下に下敷きやダンボールをカットしたものなど
土台となるものを入れて頼む人が多くいますが、それに対し鹿島アントラーズ西選手は、ユニフォームの下に下敷きを入れるのではなく
ユニフォームを引っ張ってくれた方が書きやすいので、お願いしますという発信をしました。

西選手だけでなく、多くの選手たちがユニフォームを引っ張ってと言葉にしているのを
何度か目撃したことがあります。
布系のものは下敷きがあってもやぱりサインをするときにペンが布に引っかかって
サインが上手に書けないみたいなんですよね。
選手たちもユニフォームを購入するにあたって高いお金を払って購入してくれていることを理解しているからこそ
ちゃんとキレイなサインを入れたいという想いがあるのではないでしょうか。
ユニフォームを一人で引っ張るのが難しい場合は、同じファンサービスエリア等にいるサポータの方に勇気を持って声をかけて
お手伝いしてもらうと良いですね。
それを断る人はなかなかいないと思います(^^;

・ジュースやコーヒーなどの飲み物、食べ物などは考えた方がいい

鹿島アントラーズ三竿選手が発信したのは、味がついた水のドリンクやスポーツドリンクなどいただくことがあるが
糖分が実はすごく入っていていただいても飲めないというような内容の発信でした。
確かに練習場などで飲み物を差し入れている方をよく見かけますが、コーヒーやジュースからスポーツドリンクなどなど
その種類はさまざまですよね。
スポーツ=差し入れ=ドリンクというと定番ですが、プロスポーツ選手は自分の身体を作る上で
食事や口にするものに気を使っている選手が多いです。
自分はなにもしていませんという選手も中にはいますが、やはり飲み物や食べ物についてはちょっと考えたいところですよね。
クラブとして食べ物の差し入れの禁止を発信しているところもありますが、練習場に訪れる人全員が細かいルールをホームページで読んでいるわけではありませんし
発信があっても差し入れる人が後を絶たないという現状もあると思います。
中には、おみやげと言って自分がいってきた観光地のお菓子を開けて、ひとつずつ選手に配るなどしている方も
見たことがありますし…。
選手に差し入れしたいというお気持ちは充分にわかりますが、選手たちはプロサッカー選手であり、
サポーターのことは大切にしていると思いますが、それでも根本は「知らない人」から食べ物をもらうということ。
選手がいりません。もらえません。というには勇気が必要なことですよね。
そういうと批判されたり、厚意を断るということになりますからハードルが高いと思います。

だからこそ渡す側が考慮しなくてはいけない部分なのではないかと感じますね。
選手と何度も顔を合わせて、お話をするようになったとしても、そこは自分なら大丈夫という気持ちになっては
ダメだと思います。
サッカー選手として頑張ってもらいたいと思うのなら、身体のことに気を使ったり食べ物に気を遣う
選手を応援しているということなので、安易に食べ物を渡してしまわないように困らせてしまわないようにするのが良いのではと感じます。

ドリンクも差し入れしやすいものですが、ドリンクくらい自分で買えます。きっと。
Jリーグといえどもカテゴリーが下にいけばいくほど、もらっている給料は低く生活に困るくらいの
お金しかもらっていない選手も確かにいます。
食べ物や飲み物がありがたいという選手もいるかもしれませんし、迷惑かな?と聞いても
迷惑ではないですよという選手も多数いると思います。でも本音を応援してくれているサポーターに言える選手は
そんなに多くないことも理解しなければならないと思います。
食べ物や飲み物のサポートを必要としているわけではないはずですから。
差し入れをすることで選手の足を止めて話すきっかけを作りたいという方も多くいると思いますが
それなら手紙を書いてもっていくのはどうでしょうか。
お手紙を書きました、読んでくださいの方が選手も困ることはないし、止まってもくれるでしょう。

・J1のクラブでは現在非公開の練習が多くなってきている現状

ちょっと前まではどこのチームにいっても練習を観ることも写真を撮ることも
選手にファンサービスをお願いすることもできるのが、Jリーグでした。
しかし、首都圏のチームを中心に現在は非公開練習となっているチームが多く
さらには世界的スターが所属することになったチームも、パニックを考え非公開に切り替わるなど
本当に今練習非公開のチームが多くなりました。

その背景にはさまざまなことがあると思いますが、まずはSNS等での練習内容や次の試合に向けての情報の発信。
ダゾーンの参入により順位によってより大きなお金が獲得できるリーグになったからこそ
1試合1試合を戦う上で勝ち点が重要になり、勝ち点1の重みが発生しているため
より情報を公開せず次の対戦相手に向けた対策を公開せずに試合までの準備にあたりたいというクラブ側の
考えもあるでしょう。
そしてファンサービスもネックになっていると思います。
トレーニングを終えた後のファンサービスも選手たちにとっては仕事のひとつです。
しかし、マナーを守らない、長い時間おしゃべりをしたいというファンのために立ち話を長い時間行う等
問題となる部分も多いことは否めず、ファンサービスのルールを見守るスタッフを立たせることも少数運営している
Jリーグクラブが多いこともあり難しいなど、ファンサービスを巡っての問題の背景は多くあると思います。

このままでは本当に非公開ばかりのチームが多くなってしまい、
これまで築き上げてきたJリーグのアットホームな雰囲気が変わってしまうことに
なりかねません。
海外では曜日を決めて、練習公開でもお金を発生させるシステムにして
基本的には非公開という形ですが、なんでも海外にならえということではなく
JリーグにはJリーグの良さがあるわけで、そういったことがなくなってしまうのは非常に残念です。
クラブ側が安心して練習を公開できる、選手たちが少しの負担でサポーターを喜ばせることができるファンサービスを展開できる
そういう保たれた良い距離感を継続できるといいなぁと思います。

野球チームは試合数が多いので、練習は公開するチームはあってもファンサービスはキャンプのときのみと
基本的には留めていたりしますが
サッカー選手は会いに行けるサインをもらったユニフォームで応援できることが
ひとつの大きな魅力でもあるので、どんどん禁止事項が多くなってしまう現状はちょっと寂しい気がしますし、
練習が観れなくなってしまうのは、悲しいですね…。

今一度、考えてみることが、Jリーグの発展に自分たちも参加できる機会となるかもしれません。

 

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