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ハリルホジッチ監督解任。不可能であることは重々承知の上で思う 新監督選任における妄想。

2018/04/10 09:43配信

サカログ花子

カテゴリ:コラム


日本代表、ハリルホジッチ監督が解任されました。
何度も唱えられていた監督解任論。

この時期の監督交代に衝撃が走りました。

現在、まったくといって良いほどに盛り上がっていない日本代表。
W杯が本当に開催される年なのかというほどに、今サッカーの盛り上がりがなく
世間の関心がないのが実情といえるでしょう。

・やることをやらず、よりも やることをやって迎えた方がいい

これまで何度もあげられてきた監督交代論。
しかし、いざこの時期ということもあり、交代となるとこんな時期に!?今更!?という声が多かった気がします。

W杯本戦まであと2ヶ月。
選手たち含め動揺が拡がったかもしれませんが、遅かったといえども
この危機的状況がありW杯3戦全敗になるであろうと予測してしまうような状況のまま
なにもしないで迎えるよりも、やれることを今やることで動いてW杯に向けて舵を切る方が
重要なのではないかと、個人的には思います。

あと2ヶ月でなにができる、という声もありますが
期間がかなり短く厳しいことには変わりませんが、あと2ヶ月しかない状況で
W杯へ向けてJリーグの選手たち含め日本人選手たちのすべてに再びチャンスが訪れることや
一度フラットして競争できるというモチベーションを持てることは間違いないのではないでしょうか。

どこか、ハリルホジッチ監督の日本代表は、すべての選手たちが目指すべき日本代表ではなくなっていた感があります。
日本代表に憧れを持つような、魅力ある代表からは少し遠ざかってしまっていて
選手たちが代表に選出される喜びや誇りを忘れてしまったのではないかと感じることも。

W杯がすぐそこにあるからこそ、リアルでしょうからW杯にチャレンジできる切符を目指して
Jリーグ、海外でプレーする選手たちに再び火がつくことは、活性化という面でもプラスなのではないかなと思います。

そして、日本人監督となったことで日本人選手のことを知っているでしょうから
日本人が世界と戦う上でどう戦うかというところを今一度見つめ直すことができるのではないかと思います。


・日本人指導者たちがW杯を知るチャンス

これまで、日本は5度W杯に出場していますが、その中で日本人が監督を務めたのは2回。
日本がはじめて出場したフランスW杯と、2010年南アフリカW杯。
どちらも岡田監督が指揮しました。

それ以外は外国人監督が指揮をして、日本が結果を残せた大会としては
2002日韓W杯のトルシエ監督のベスト16。
しかし、日韓W杯は自国開催ということもあってグループ分けのシードを持っていたため
第1ターンで選ばれる強豪国とは別のグループになれたということもプラスに働いたことも忘れてはいけません。

日本代表に、日本以外の地で指揮した監督を呼んで世界のサッカーを日本代表に注ぎ込むことは
決して悪いことではありません。
しかし、今本当にそれが必要なのかということ。

忘れてはいけないのは、今回のこのW杯に向けてまず監督に就任したアギーレ氏のこと。
アギーレ氏も八百長疑惑などもありましたが、結果の部分も含めて問題視されたことによって解任となりました。
そして今回のハリルホジッチ監督解任と、この4年の間に2回外国人監督を就任させて2度解任したこと。

このW杯に向けて日本代表を強化する中で、2回監督解任をしたという事実をきちんと見つめなければいけません。
W杯が迫っていますから、W杯後にきちんとその点は振り返ってもらいたいところです。

今回はハリル監督のもと、五輪を指揮した手倉森氏がコーチとして入閣していましたが、
W杯で、日本人の指導者がW杯を経験してほしいと感じます。
W杯には、W杯の戦い方があると思いますし、経験が必要な大きな大会だと思うので、日本人指導者がそれを経験する貴重な機会ではないかと感じます。

・不可能であることは百も承知ながら、思い描いた新監督選出方法

今回は時間もなかったことや、サッカー協会が日本代表の監督を決める場所であることも
いろいろな事情や立場の方のお話や考えなどがあったことも踏まえ、
不可能であることはわかっていながらも

たった2ヶ月しかないからこそ、特例といいますか
本当に日本代表をどうにかしたい!の熱意で日本サッカーがひとつになって考えるのであれば
Jリーグから監督を選任するのもありだったのではないかと、思います。

もちろん無理は承知ですし、どの監督もチームを放り出してやりたくはないでしょうし
どのクラブも協力するのは難しかったでしょうが

でもたった2ヶ月しかなくJ1が中断するからこそと、協力をお願いして
Jリーグ監督の中から、選出するという方法もあったのではないかと。

その上で、監督になってほしかったという想いだけで語るとするならば、ジュビロ磐田 名波浩監督。
もちろん2ヶ月でなにができるかというのは難しいですし、リスクもありますが
なにより、名波監督はW杯を知る人物である、ということ。
選手としてW杯の舞台に立った人だからこそ、W杯を世界を痛感した人物で、今は監督としてチームを持つという立場にある方だからこそ
期待を込めて。

五輪を経験した監督は日本人指導者の中でも評価高く、W杯にも繋がっていくような形になっていますが
選手としてW杯を経験した世代の監督が今、Jリーグで指揮をしていることは
今後の日本サッカーにとって必要不可欠な存在となる気がします。
名波監督だけでなく、アビスパ福岡で監督を務める井原監督もそうですね。

そしてJリーグの監督が、一番日本人選手たちを知ってると思います。
海外組の選手たち含めて、Jリーグで指揮する日本人監督が短期間で選手の良さを把握し
引き出せる方法を見いだせるのではないかと感じます。
が…。実際問題Jリーグからというのは難しく、今回の監督交代に関してJリーグは全く関与していないと思いますので
ただの妄想にしか過ぎませんが…

今の日本代表の盛り上がりのなさと、選手たちが目指すべき場所であることさえも揺らぐような状況は
Jリーグ含めて、育成世代にとっても重要な問題です。

子供たちが日本代表を「かっこいい」と思わなくなってしまったら。
サッカーをやるコたちも、サッカーでプロを目指すコたちもいなくなってしまいますから。


西野監督となり、これからどんなチームが作られていくのか。
ハリルホジッチ監督を解任したからには、数年の積み重ねたものがあるのはもちろん理解していますが
そこを継続して補足ではなく、崩す形で良いと思います。
日本人指導者だからこそ、日本人選手の良さと世界と戦う術を見いだせるはずです。

W杯で日本中が熱くなるような、戦いを期待したいと思います。
監督電撃交代という形で、どんな形であれ世間の関心を少し引いた今だからこそ
大きな変化で魅力を発信してほしいと願っています。

 

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