CHANT(チャント) セレッソ大阪

セレッソ大阪は、アジアでどんな桜を咲かせるか。プラスもマイナスも経験となった今、迎えた黄金期。

2018/02/14 15:12配信

サカログ花子

カテゴリ:コラム


先日、フジゼロックススーパーカップが行われ、
昨年のJリーグ王者である川崎フロンターレと、天皇杯覇者であるセレッソ大阪が対決しました。

シーズンの幕開けとなるこの大会。
年内初めてのタイトルとなる優勝者同士の対決。
ACL開幕を前に、今季リーグで他チームから追われる立場となるであろう注目の2チームの対戦となりました。

結果は3-2でセレッソ大阪の勝利。
2018シーズン初タイトル、そして初出場となったフジゼロックス杯を制しました。

リーグは必ず優勝したチームを追う形で進みますが、
間違いなくセレッソ大阪も今季リーグの中心となってくるであろうチームであり、
今季の優勝候補筆頭といって良いでしょう。

ゼロックス杯で感じさせたのは、熟成され進化をさらに遂げてきている 強さ。
黄金期を迎えたセレッソ大阪が、今季Jリーグの主役となることでしょう。

・極め磨く『武器』。ブレない特徴に突き詰める『より攻撃的に』

ゼロックス杯をみていて、セレッソ大阪のサッカーの中にあるこだわりを強く感じる部分がありました。
それが、クロス。サイドからの攻撃です。
近年のサッカーでは、サイドからの攻撃を主とするサッカーは減ってきています。
特に上位に位置するチームでは、パスサッカーを主としていたりポゼッションしながら崩すサッカーをつくり
サイドからのクロスを攻撃のアクセントとして捉えるチームはあっても、
サイドのクロスからゴールを決めるには、放り込む形となることで可能性が決して高くないこともあり、
シンプルなクロスを上げることを多用するチームは減ってきています。

しかし、日本サッカーの『伝統』ともいって良いのが、クロスからの攻撃。
運動量を持ってサイドを上下しクロスを上げて、ゴールを決める。
そういったサッカーを日本サッカーとして磨き上げ、結果を残してきたという歴史があります。

欧州のサッカー等さまざまなサッカーの流行や戦い方を経て、変化してきていますが
日本人に合った形なのかもしれません。一番からだに叩き込まれた伝統のサッカーであることも関係しているのかはわかりませんが、
ユン監督はサイドからの攻撃に非常にこだわりを持っていると思います。

昨季、10アシストの丸橋選手、8アシストの水沼選手のいる左サイドからのアシストが多かったセレッソ大阪。
ゼロックス杯でも左サイドの丸橋選手は特に、右の松田選手も含めてクロスをあげるシーンが多く
丸橋選手の高速で低空を基本とした正確なクロス、ボールに緩急をつけることができて、中にいる選手たちの位置や走り込む位置を想定しての
角度や方向、速さの微調整を瞬時に判断し、クロスを供給する能力の高さはチームの重要なキーとなっていることがわかる戦いでした。

時代の変化や流行、能力の高い選手たちが揃っているからこそ難しいことに着手したいということではなく
シンプルに、かつそのシンプルさを突き詰めて極め高めていくといった方向性を持ってユン監督は
チームを熟成させているところが、強さのひとつ要因なのかなと感じました。

チームで組み立てるサッカーは良い意味で、シンプル。
しかし、ちょっとした足元でのボールの扱いだったり、ボールを受けたときのターンだったり、
トラップで落とすボールの位置だったりといった細かいところで、技術が光るのがセレッソ大阪の選手たちの能力の高さ。
技術だけでなく、セレッソ大阪の選手たちは若き頃からピッチに立ってきた選手たちだけに、経験値の高さが
同じ年代の選手たちより引き出しが多い気がします。
選択肢の多さと、状況判断、駆け引き能力の高さもプラスされ、若き日からピッチに立ってきて
各世代別代表や、五輪代表、そして日本代表を経験し、
成功だけでなく、J1での失敗、J2での失敗も含めてさまざまな経験を経て今、『旬』を迎えているのが
セレッソ大阪という気がします。

セレッソ大阪のACLがはじまります。
韓国でも指導経験があり、アジアのサッカーを知るユン監督がACLでどんな戦いをするのか。
そして、層の厚いさらに今季完成度を高めるであろう黄金期であるセレッソ大阪がアジアの舞台で
どんな桜を咲かせるのか。

注目したいです。

 

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水沼選手は右サイドです

名無しさん  Good!!0 イエローカード0 2018/02/20|17:56 返信

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