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長谷川健太新監督はFC東京を再生することができるのか

2018/02/13 19:40配信

武蔵

カテゴリ:コラム

豊富なタレントを抱えながら結果を出せないクラブ。FC東京にそんなイメージを持つ人も少なくはないだろう。

昨季は大久保嘉人をはじめ史上類を見ない大型補強に踏み切ったものの、最後まで自分たちのサッカーを確立することができず、

最終的にはリーグ13位とサポーターの期待を大きく裏切る結果に終わってしまった。不完全燃焼に終わったシーズンを経て迎える2018年。

ガンバ大阪から長谷川健太新指揮官を迎えて、FC東京は生まれ変わることができるのだろうか。

課題は得点力の向上だが…

FC東京が上位進出を目指す上で解決しなければならないミッション、それは得点力の向上だ。

昨季は過剰とも言える戦力を抱えながら37得点。あまりに物足りない数字だろう。

指揮官もタイトル奪取に向けて「50得点」という目標を掲げているように、FC東京が生まれ変わるためには得点力の向上が必須課題である。

しかし、長谷川監督のもとFC東京は本当に攻撃的なチームへと変貌することができるのだろうか。

あくまで個人的な印象だが、長谷川監督と言うと守備に重きを置く一方で、攻撃の引き出しに関しては乏しいイメージがある。

事実、ガンバ大阪ではそれまでの攻撃偏重のスタイルを一新。

組織的な守備の意識を植え付け、堅守速攻をベースとしたスタイルを確立し、数多くのタイトルを獲得した一方で、攻撃に関しては宇佐美やパトリックといった強力なストライカーの個人技に依存してきた。

そして、その代償として彼らが去った後のガンバ大阪は明確な攻撃パターンを確立することができず、

徐々にタイトルから遠ざかっていった。

残念ながら現在のFC東京には、かつての宇佐美のような独力でゴールを奪えるFWは存在しない。

新加入したディエゴ・オリヴェイラは前線の柱としてはやや迫力不足の感が否めず、富樫や前田に関しては周りとの連携の中で活きるタイプ。

もちろん16歳の久保にも過度な期待をかけることはできない。

そうしたチーム事情の中で、新指揮官はどのようにFC東京を改革していくのか。その手腕に注目が集まっている。

選手間の激しい競争を

長谷川監督はFC東京に対し、「非常に才能がある」と一定の評価を下しながらも、チーム内に巣食う甘さを指摘。

そのポテンシャルを開花させるためには、選手間のより激しい競争を求めている。

その言葉通り、プレシーズンマッチでは積極的に様々な選手を起用。現段階ではレギュラーを確約されている選手は見当たらない。

清水エスパルス時代では枝村匠馬や藤本淳吾、ガンバ大阪時代では長澤駿や堂安律など、これまで数多くの若手選手を積極的に起用してきた長谷川監督。新天地でもその思い切りの良い采配でチームをタイトルに導くことはできるのだろうか。

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