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本田圭佑が提案…アシストのランキング化について

2018/01/26 19:28配信

武蔵

カテゴリ:コラム

日頃からSNSを通して自身の考えを発信しているパチューカの本田圭佑が、公式Twitterにて新たなアイデアを提案している。

そのアイデアとはJリーグにおけるアシストのランキング化だ。

「元からランキング化されてなかったっけ?」

と思う人もいるかもしれないが、雑誌やテレビ番組が独自の調査によってランキング化しているケースはあるものの、Jリーグにおける公式記録としては認められていない。

その理由としてよく挙げられるのがアシストの曖昧さだ。

単純に考えれば、ゴールに繋がる直前のパスのことをアシストというが、もしパスを受けたFWが個人技で相手DFのマークを外してからゴールした場合、パスを出した選手にアシストはつくのだろうか。

そうした定義の難しさがアシストの公式化を妨げていると言われている。

しかし、個人的にはアシストのランキング化というのは有意義な試みだと思う。

本田が言うように、アシストが公式記録として認められれば、これまで目立っていなかった選手にもスポットライトが当たる機会が増えるはず。

より多くの人たちにサッカーというものを深く知ってもらうためには、ゴール以外にも選手たちのチームへの貢献度を表す指標があった方が良いかもしれない。

アシストだけでなくキーパスを評価対象に

本田はパサーとしての能力を示す指標としてアシストの公式記録化を提案しているが、そもそもアシストというのはFWの力量に依存する部分が大きい。

いくら良いパスを供給したところで、それをゴールに結びつける選手がいなければアシスト数を稼ぐことはできない。

反対にスーパーなストライカーがいれば、何でもないパスがアシストになってしまうこともある。

FWの力量に左右されず、パスの出し手のより純粋な能力を測るためには、攻撃に繋がる効果的なパスとしてキーパスという指標も同時に用いてみてはどうかと思う。

キーパスなら最終局面以外における効果的なパスにも一定の評価を与えることができる。

例えば、中盤の底から攻撃を組み立てるレジスタタイプの選手は、チームに大きく貢献していたとしても、その能力が数値としては現れにくい。

しかし、キーパスが評価基準になれば、そうした選手たちにも正当な評価を与えることができるのではないか。

アシスト以上に定義が難しいという問題点はあるものの、より多くの選手が働きに応じて適切な評価を受けるためにはこうした新たな指標の導入を考えるのも良いかもしれない。

もちろんオフェンス面だけでなく、ディフェンス面における指標の導入も検討されるべきだろう。

明確な判断基準が確立されていない以上、最初は批判を受けることもあるかもしれないが、そうしたチャレンジが日本のサッカー文化をより成熟させることに繋がるのではないか。

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