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バルセロナがコウチーニョ獲得に固執した理由とは

2018/01/10 21:40配信

武蔵

カテゴリ:コラム

移籍金の高騰が続く欧州サッカー界だが、また新たなビックディールが成立したようだ。

バルセロナが自身の公式サイトでブラジル代表MFコウチーニョの獲得を発表したのだ。

移籍にかかる費用は総額で200億円にも上ると見られ、もし交渉が成立すれば史上3番目の高額移籍となる。

今夏にもコウチーニョ獲得に動いたバルセロナ。そのときはリバプール側の抵抗により取引が実現することはなかったが、今回は何とか獲得までこぎつけたようだ。

コウチーニョがバルセロナでどのような活躍を見せてくれるのか。注目していきたい。

しかし、なぜバルセロナはコウチーニョの獲得にここまで固執したのだろうか。現在リーガエスパニョーラで首位を走るバルセロナ。

コウチーニョが務めるであろうCMFや左サイドのポジションは比較的人員が充実しており、特別補強の必要性は感じられない。

さらにコウチーニョは今季すでにリバプールでCLに出場しているため、規定によりバルセロナでは出場することができない。

そのような状況下で、なぜバルセロナは大金をはたいてまでコウチーニョの引き抜きを急がなければならなかったのだろうか。

理由1「イニエスタの代役」

バルセロナが今後も常勝であり続けるために成し遂げなくてはならないミッション、それはイニエスタの代役探しである。

長年バルセロナの中盤に君臨してきたイニエスタだが、近年は怪我がちになってきており、シーズンを通してコンディションを維持することが難しくなってきた。

もちろん卓越した技術や戦術眼は健在でピッチに立てば違いを作り出す存在であることに変わりはないのだが、この先のシーズンを戦っていく中でコンディションを崩すことは十分想定できる。そうなったときにイニエスタの代役を務められる存在を確保しておかなければならないのだ。

理由2「イニエスタと共存できる」

一つ目の理由と矛盾しているように思うかもしれないが、これもイニエスタの代役を獲得する際の必須条件と言える。

イニエスタが世界最高峰の選手の1人であることに異論はないだろう。そんな選手の代役が務まるような選手は、当然ながら相応の実力を持った者でなければならない。しかし、それほどのポテンシャルを秘めた選手を、控えとしてただベンチに置いておくことはできない。

つまり、イニエスタの代役を務める選手は、イニエスタの不在時に代わりを務められるだけの能力を持ち、なおかつイニエスタが出場している際は別のポジションでプレーできる必要があるのだ。

その点、コウチーニョはCMFから左ウイングまで高次元にこなす柔軟性を持っており、その条件に合致していると言える。

これまで相思相愛の関係にあると言われてきたコウチーニョとバルセロナ。

果たしてコウチーニョは自身が破格の移籍金に見合った選手であることを証明することができるのだろうか。

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