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セレッソ大阪が天皇杯を制覇!昇格初年度での2冠達成

2018/01/04 18:42配信

武蔵

カテゴリ:コラム

2018年の幕開けを華々しく飾るのはC大阪か、それとも横浜FMか。元旦の恒例行事である天皇杯の決勝戦が今年も行われた。

試合は前半8分に伊藤翔のゴールで横浜が先制。横浜は堅守をベースとしたカウンター主体の攻撃で、その後もC大阪ゴールに迫るも、追加点を上げることができずに試合はそのまま後半へ。

すると、後半20分、相手のクリアボールを拾った山村がゴールを奪い、C大阪が同点とする。1-1のまま試合は延長戦に突入。

序盤からロングカウンターを繰り返してきた横浜に疲労の色が見える一方、C大阪の選手たちは延長戦に入っても運動量が落ちない。

そして、延長前半5分、横浜のGK飯倉のポジショニングミスを見逃さなかった水沼がクロスを冷静にゴールへ流し込み、逆転に成功する。

最後は横浜の猛攻に晒されるも、何とかリードを守りきり、試合は2-1で終了。最後まで懸命に走り抜いたC大阪が、今季2つ目のタイトルを手にし、最高の形でシーズンを締めくくることとなった。

より粘り強く、より勝負強く

C大阪の今シーズンを振り返ると、ほとんど満点に近い出来だったと言っても過言ではないだろう。

昇格チームでありながら、ルヴァン杯に続いて天皇杯を制覇。リーグ戦でも快進撃を続け、最終的には3位につけるなど、見事な成績を残した。

あくまで個人的な意見だが、これまでのC大阪は「上手いけど勝ちきれないチーム」というような印象があった。確かに実力はある。

しかし、重要な試合で、普段の力をいまいち発揮できないシーンを何度も目の当たりにしてきた。

しかし、今季のC大阪からは、そうした悪い意味での繊細さが感じられない。

今季から指揮を取るユン・ジョンファン新監督のハードなトレーニングのもと、確かな走力と攻守両面における献身性を植え付けられたチームは、これまでなら勝ち点を落としていたような難しい試合でも泥臭く勝ち切ることができるようになったのだ。

今回の天皇杯もそうだ。横浜に先制を許し、その後もペースを掴めずにいたC大阪だったが、それぞれの選手が試合終了まで戦い抜き、最終的には勝利を手繰り寄せてみせた。そうしたしぶとさや粘り強さこそ、これまでC大阪に欠けていたものなのかもしれない。

来季は相当タフなシーズンになるだろう。天皇杯を勝ち進んだことにより、他のチームと比べてオフが短く、十分な休息を取れるとは言い難い。

さらに、リーグ戦とカップ戦に加えて、ACLも入ってくる。ただでさえ豊富な運動量を求められるユン・ジョンファン監督のサッカーだ。

今季のように強度の高い試合をしっかりとものにできるのか。C大阪の真価が問われることになりそうだ。

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