CHANT(チャント) アルビレックス新潟

アルビレックス新潟 決して諦めない戦いから得た勇気。ロペス監督と偶然遭遇したあの日から動かされた心。

2017/11/18 22:50配信

サカログ花子

カテゴリ:コラム


勝利を続け、可能性がどんなに低くとも最後まで繋げ掴みたかった残留という目標。
今日もアルビレックス新潟は勝利という結果を残しましたが、サンフレッチェ広島が勝利し勝ち点3を積み重ねたことにより
残り試合すべて勝利しても勝ち点で届かなくなり、J2降格が決まってしまいました。

1シーズンという過程でみるのが、リーグの結果といえども
8月下旬からの新潟からは、強さを感じました。

8月26日、柏レイソルと引き分けるとその後の9戦では3勝4分2敗。
今節では今季初の連勝という結果を残したアルビレックス新潟。

この試合で負ければ決定―。という崖っぷちの状態から今節まで負けなしと
すべての残り試合で勝利したとしても難しいとされる残留条件であっても最後の最後まであきらめないチームとしての力を
本当に感じる試合を重ねてきていました。

試合後、ロペス監督が辞意を表明したとニュースになっていますが…
ロペス監督だからこそ、ここまで諦めずにチームが高いモチベーションを持って戦えてきたのではないでしょうか。

ある試合の後。
たまたまある駅で、新潟に戻るアルビレックス新潟に遭遇しました。

サッカー選手たちはスーツを着ていても、がっしりとしたアスリートの風格があるだけに
すぐにその集団がサッカーチームであることがわかりました。

数人にサインを求められていたロペス監督は、一人一人に
アルビレックスを応援してくれてありがとうございます。と目を見て自ら握手を求め、
サインを書く際には渡されたペンを持つ際に「失礼します」と言って、サインを書き
最後にアルビレックスは諦めないので、一緒に戦ってくださいと、声をかけられていました。

それを見た自分はあまりにびっくりしまして。
失礼な話ですが、フランスW杯に出場する日本代表に助っ人外国人のような感覚で帰化したロペス選手を見ていた自分に気が付きました。
日本代表になりたくて、代表選手としてW杯で戦いたくて日本に帰化した選手、という認識でした…。
が、それは本当に失礼だとその瞬間に感じました。
日本人の古き良き文化の一つでもある、丁寧でわびさびのある接し方。
日本人としての特徴のひとつであるお辞儀をキレイな姿勢でして、感謝を込めて応援者たちに接する姿。

その姿からは、日本人としての文化や気持ちをとても大切にされている方なんだと
日本サッカーに本当に熱き想いを持って、きっと選手時代もそして指導者としての今も
全力で取り組んでらっしゃる方なのだと、伝わってきました。

自分の浅はかな考えを恥じ、この方が指揮をとっているからアルビレックス新潟の選手たちもきっと
諦めない気持ちを持って戦えているのだと感じました。

ほんの一瞬のことなのですが、感動といいますか感激といいますかうまく言い表せない気持ちと
自分を恥じる気持ちとを持ってロペス監督を見ていると、ロペス監督は私の視線に気づいて歩み寄ってきてくれました。
私からはなにも言葉を発していないのに、「もし良ければ、アルビレックス新潟を応援してください。諦めずに頑張りますから」と笑顔で握手とともに声をかけてくださいました。

なんていうんですかね…。
とっても大きくて。人としての大きさをとても感じたといいますか…ほんの一瞬なんです。でも涙が込み上げてくるような感覚で。
「がんばってください。そしてありがとうございます。」とよくわからない言葉をいうのが精いっぱいでした。

突然出た、ありがとうございますという言葉は
日本サッカーにロペス選手やロペス監督が熱意を持って関わってくれて戦ってくれて
ありがとうございますというなんともいえない感謝の気持ちがこみあげてきたことから、言葉になったものでした。

あの日から、アルビレックス新潟の試合はすべて観ました。
すべての試合で本当に勇気を与えられる瞬間がありました。
よく言うじゃないですか。スポーツを通じて勇気を与えたいとかって言葉よく聞きますし、見ますし。
でもそれって言葉ではなく、溢れ出てくる伝わってくるものなんだと改めて感じられるほど
強く勇気を感じる試合をアルビレックス新潟はしていました。

最下位に沈んでいるチームとは思えないほどに、他の残留争いをしているチームよりもずっと
負のオーラなんてなく、諦めない気持ちを持ってできる限りを尽くす。
最下位かもしれないですが、それでもリーグの主役となれるほどの熱き試合を魅せてくれていたと思います。

アルビレックス新潟のJ2降格が決定しましたが、
この戦いが絶対に来年に繋がると信じられる、明るい未来を期待する
素晴らしいチームだと思います。
だからこそ、ロペス監督には来季も続投してほしいというのが、個人的ではありますが想いです。

アルビレックス新潟のサポーターさんたちのように熱心に試合に通い戦っていたわけではありませんが
それでもロペス監督と、監督とともに全力で戦っている選手たちの今後を観たかった。
辞意は非常に残念ですが、責任を取らなければと言ったというロペス監督に「らしさ」も感じます…。
非常に残念でなりませんが…。

リーグは先にも述べましたが、全日程の結果です。
終盤だけが良かったからといって、という意見もあると思いますが
チームが時間を要しながら、上向きになっていた手応えをきっと多くの人たちが感じていたのではないでしょうか。
きちんと補強をしてキャンプを行い、ロペス監督の目指すサッカーの準備をしてシーズンを戦うアルビレックス新潟を観てみたかったです。

結果として、避けられなかったJ2降格という厳しい現実。
来年はJ2で戦うことが決まりましたが、再び熱き新潟をJ1の舞台で観られることを願っています。
そしてJ2でも応援させていただきます。

「新潟はあきらめません」力強いロペス監督のその言葉を、
そしてその通りあきらめることなく一丸となって戦っていた姿を
絶対に忘れません。

Jリーグっていいな。
サッカーっていいな。
を、すごく純粋な気持ちで改めて見つめ直すことができた気持ちになれたのは
アルビレックス新潟の戦いがあったからこそ、でした。

2試合を残し、降格決定。
勝利を得たのに流した悔し涙。
この日をプラスにできる日まで 見つめていきたいと感じました。

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コメント失礼します。
クラブが無くなる訳じゃない。

もう一度、闘いましょう。
今こそ、闘え新潟ですね。

名無しさん  Good!!0 イエローカード0 2017/11/19|00:11 返信

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