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大企業のJリーグ参入!?サッカービジネスの話をしよう!

2017/11/08 15:21配信

サカログ花子

カテゴリ:コラム

ソフトバンクがサッカーに参入!?という話題がネット上で注目されています。
その場合、既存のJリーグクラブのオーナーになることを視野にということになるのでしょうか。

これが実現すると、Jリーグに大きな改革と経済的変化が起こりそうですね。
こういう話があると必ず賛否両論あるものですが、個人的には大賛成ですね。
活性化することで、周囲も必ず活性化しますから。

海外のクラブも、現在のオーナーになってから資金力が潤沢になり強くなったというクラブが多くありますよね。
チームとしては変わらなくとも買収という形で新規会社が参入し、運営をすることに多くの人々がまずは良い印象を持たない傾向にありますよね。
海外でもそうなのですから、日本人はさらに受け入れるのに時間がかかる人々が多いはずです。

有名な海外のクラブでいうと
ロシアの大富豪であるアブラモビッチが買収したチェルシー。
買収前でのリーグ6位以内に入る実力のあるクラブだったものの当時のプレミアリーグは
マンチェスター・ユナイテッドとアーセナル、リヴァプールといったチームが上位を占めることが多かった時代に
積極的な資金を投入し、参戦。
わずか2年後にはリーグ優勝しましたよね。
その後は世界を代表するビッグクラブとなっています。

マンチェスター・シティは、マンチェスター・ユナイテッドに比べると市民クラブのような
アットホームと地域密着が印象的なクラブでしたが、UAEの投資資本グループが経営権を持つと
チェルシー以上の資金を投資し、順調に順位を上げ続け4年でリーグ優勝。
その後は世界的なビッグクラブになっていますよね。
シティグループは世界各地のチーム経営に参入し、メルボルン・シティ(オーストラリア)、
ニューヨーク・シティ(アメリカ)、そして横浜F・マリノスとfootballネットワークを持っています。

中国リーグでもバブルによって多くの企業がサッカー事業に参入し
中国のクラブの強化に繋がっていることで、今ではアジアの強豪クラブとして数えられています。
ただ、中国の場合は収支の部分で釣り合っていない部分があり、経営という意味では成り立っているかというと難しい。
お金をかけているが、お金をかけている企業の楽しみのようになっていて収益に関しては全く追いついていないのが現状です。

ただ、欧州のクラブではお金をかけて強化しながら、しっかりとクラブ経営の根本から見直し
クラブとしてスポーツビジネスとして成功しているクラブが多くあります。

Jリーグクラブはまだまだ社員の数が少なく経営という面において
企業として成功しているというクラブは僅かです。
なにかといえば「お金がない」という理由に掲げることは、プロクラブとして本来はあってはいけないこと。
数万人を集める試合運営を月に数回行うというのに、それを回している社員は数人なんてこともあるJリーグは
お客さんを入れたい、増やしたいといっているわりには、人が少なくお金もかけられずという矛盾が背景にあります。

Jリーグの選手たちの中で年棒1億円をもらってる選手たちが何人いるでしょうか。
中には年間バイトにも満たないお金でプレーしてる選手たちもいます。
それで子供たちがプロサッカー選手になりたい、親がプロサッカー選手に育てたいと夢を持つでしょうか。
お金のためにプロを目指すわけではないですが、夢が膨らむひとつの材料としては大きな意味を持っているはずです。

Jリーグにももっともっとお金をかけられるであろうクラブがあります。
例えば最近の投資に注目のヴィッセル神戸。
J2でメキメキと力を付け自動昇格圏をキープしているV・ファーレン長崎
世界のトヨタの名古屋グランパスに、日産は今大変な問題を抱えながらもシティグループの力を持つ横浜F・マリノスなど
多くのクラブが可能性を持っていますよね。

お金を持っていても湯水のごとく使うのでは、ただのオーナーの道楽になってしまいます。
そうではなくビジネスとして成り立たせるために、お金を使うのならばクラブとしてそれ以上の売り上げを見込めなくてはいけません。
Jリーグがもっともっと活性化し、お金がより動くようになることで資金を持って取り組むところは必ず増えていきます。

ソフトバンクがもし本当に参入することになった時には。
その資金力と運営手腕に注目と刺激が生まれ、今以上に多くのクラブが規模を大きくすることになるでしょう。

これまでサッカー選手たちがフロントに入ることも多かったですが
本格的にビジネスを知る人たちがサッカークラブを運営することによって、企業としての改善が見込まれることとなり
無理無理と今まで避けてきたような見えない壁もすぐに突破して、可能性がもっともっと広がるJリーグになることと思います。
ダゾーンの放映権で分配金が増加となったことは良いことですが、Jリーグ全体ではなくクラブ個々の発展が絶対的に必要です。

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