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本当に観たい!Jリーグクラブの練習場はもっと身近にあっても良いのではないでしょうか!理想の練習場から見る提案

2017/10/11 20:42配信

スズキ ケイコ

カテゴリ:コラム

(過去pic.)


近年どんどんスタジアムの専用化が進む動きになって、新スタジアムの建設や建設案が
目立つようになってきました。
現在あるスタジアムでも改修が行われたり、さまざまな工夫がされたりとJリーグ開幕から25シーズン目を迎え
スタジアムが持つ役割の部分が大きくクローズアップされているような気がします。

スタジアムがサッカー専用スタジアムとなって、アクセスも良くなれば
より臨場感も増し、多くの人が足を運ぶのでないか、スタジアムの規模をおさえることで
満員のスタジアムが常に実現できるのではないかというさまざまなプラスが唱えられています。

Jリーグはゲームが開催され、そこが盛り上がることが第一なのですが、
選手たちがどこで練習しているのか、というところも実は重要だったりしませんか?
Jリーグは25シーズン目を迎えながらも、目立つところに練習場があるというクラブは数えるほど。
驚くほどに遠い場所で練習をしているチームもあります。

もっと身近に!もっと知ってもらう!という点では、練習場が人の目につくところにあるというのは
必要だと感じるのです。

・理想的だったマリノスタウン。練習場にかかる費用は負担ではなく投資もアリなのでは

なんといっても理想的なJリーグクラブの練習場だったといえば、横浜Fマリノスの『マリノスタウン』。
横浜みなとみらい地区に存在したマリノスタウンは、多くの観光客や横浜市民の目につく場所にありました。

その施設は巨大で、横浜Fマリノスの大株主であるNISSAN本社ビル横に建てられました。
ピッチは2面。巨大なクラブハウスと練習見学できるスタンド。
グッズショップに練習見学する人たちにはありがたいコンビニ。
途中で営業しなくなってしまいましたが、カフェもありました。

その巨大な施設はみなとみらいの中でもかなり横浜駅寄りの位置し、横浜駅周辺の主要ショッピングエリアなどの
飲食店や通路からもしっかりと横浜Fマリノスのチームロゴとエンブレムが確認でき、羽田空港からや多くの横浜駅に出入りする高速バス等からも
その施設が横浜Fマリノスの練習場であることがわかるものでした。

当時は横浜Fマリノスには中村俊輔選手が在籍しており、サッカーを観ない人であっても横浜Fマリノスには中村俊輔が在籍しているという認識を持った人が多かったので
あそこに練習を見に行けば中村俊輔がナマで観れるんだ、と感じた人たちも多かったことでしょう。

実際に、みなみみらいを訪れていた観光客がそのようなことを話しながら歩いているのを耳にしたことがあります。

ピッチ2面に巨大なクラブハウス。キレイで目立つその施設はおそらく選手たちも使用していて非常に満足度の高い
施設だったのではないでしょうか。
観光地も近く、ショッピングエリアも近いため練習場に行くだけでなく近くで買い物を楽しもうとか
練習後にサポーター仲間とランチしようとか、お茶しようとか。
横浜以外在住のサポーターが観光したりといった、二次的な用事にも困らない最高な立地に位置する
立派な施設でした。

建った当初はみなとみらいの新しく開発されていく地として周辺にはまだなにもなかったのですが
タワーマンションが立ち並ぶこととなり、どんどん開発が進みみなとみらいにある注目される施設のひとつとして
マリノスタウンが認知されるくらいの存在となりました。

マリノスのアカデミーやスクールでも活用され、非常に人気が高く
憧れのマリノスタウンとなってブランド化していた部分も大きかったのではないでしょうか。

しかし、みなとみらいの価値がどんどん上がっていき費用的な問題で、残念ながら撤退となり
巨大な理想的だった施設 マリノスタウンは解体。
日本一の施設であり、日本一の立地にあったJクラブの練習場はなくなってしまいました。

私はJ1現在の18チーム中、13チーム
J2では22チーム中、7チームの練習場へと足を運んだことがあるのですが(改めて数えてみるとちょっと多かった(^^;)
その中でも群を抜いて、多くの人たちに親しまれる場所であり観光地であり情報発信地でもある都会のど真ん中に位置している練習場がマリノスタウンでした。

正直、Jリーグのチームの練習場はアクセスが良いところに立地しているところは少ないと感じます。
多くの人たちが目に触れるようなところにはあまりない、というのが印象としてありますね。
知る人ぞ、知る。みたいな場所。

野球は年間140試合以上の試合数があり、シーズンほとんどの日程で試合をこなしているため
練習はスタジアムで行われることが多く、練習場需要がそれほどないと思いますが
サッカーは週に1度のゲームで、それ以外はほぼ練習場でトレーニングをしているわけですよね。

その練習場でトレーニングをしているということが、もっと世の中に知れても良いと思うのです。
身近に触れたから試合を見に行きたいという需要も必ずあるはず。
小学校訪問や商店街訪問などホームタウン活動から知って、きっかけとなって試合に足を運んでくれる人たちがいるように
練習場で練習をしているのを観て感じることで、その成果となる試合へと足を運びたいという道運びは
意外とホームタウン活動よりもすんなりと進む道のような気もします。

トレーニングをしている選手たちの努力や日常の時間をみて、その先が知りたくなる。
そんな入口を見出しても良いのでは?と思うのです。

そもそもサッカークラブが自分の街にありながら、どこで練習しているのか
どこに練習場があるのか知らないという人はとっても多くいます。
それってすごく残念なことだと思いませんか?どこで試合をしてるのかは大きな施設だから知っているけど、
それ以外は街にいることすら見たことも感じたこともないなんて、もったいないです。

人々が足を運びやすいことや、気軽に行けるところ…観光地やショッピングができるエリアの近くなど
そういった立地も必要なのではないかと感じます。
スタジアムの建設ももちろん良い傾向ですが、練習場の整備、そして練習場の施設としての価値も大切だと思います。

子供たちが、マリノスタウンを見たら
プロサッカー選手はこんなところで毎日練習をするんだ!すごい!となる施設だったと感じます。
子供たちがサッカー選手になりたい!と、こんなところで練習したい!試合をしたい!と思うことがなければ
未来は存在しませんから、プロとしての施設が絶対的に必要であるはずです。

プロなのに人の目にもつかないような場所で、古く小さな整っていないような練習場で練習をしているのをみて
子供たちがプロっていいなを感じるかといえば難しいですよね。

練習場も立派なチームの顔となるものだと思います。
なので、新たにその街の観光スポットや名物のひとつとなるような練習場を持つクラブが増えると
Jリーグクラブの浸透度も少し変わるのではないでしょうか、と思うのです。

まだまだ行ったことがない施設や練習場も多いので、オススメなどがありましたら教えてください♪
私が今最も気になっているのは、FCいわきの施設です。
Jリーグクラブではありませんが、これからJリーグを目指す上でものすごい施設を掲げているFCいわき非常に気になっています!


では、また♪

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