CHANT(チャント)

【J1】 残留争い過去5シーズンを比較 熾烈を尽くす残り9戦の行方は―。 【2017】

2017/09/15 22:08配信

飯守 友子 (CHANT編集部)

カテゴリ:コラム


J1は今節で26節を迎える。
残り9試合となり、シーズンもあと残り2か月強となった。

優勝争いが注目されるが、残留争いも今後、熾烈な戦いが予想される。

過去5シーズンの残留争いを改めて振り返り、比較する。

J1からJ2へと降格するチームは3チーム。
2012シーズンから2016シーズンまでの降格となってしまったチームと残留争いをしていたチーム含め
下位5チームを比較する。

2016シーズン

14位 ヴァンフォーレ甲府 年間勝ち点31 26節終了時点勝ち点26
15位 アルビレックス新潟 年間勝ち点30 26節終了時点勝ち点27
------------------------------------------------------------
16位 名古屋グランパス 年間勝ち点30 26節終了時点勝ち点30
17位 湘南ベルマーレ 年間勝ち点27 26節終了時点勝ち点19
18位 アビスパ福岡 年間勝ち点16 26節終了時点勝ち点16

昨シーズンなので記憶に新しいですが、名古屋グランパスは最終節で湘南ベルマーレに敗れ降格が決まりました。
15位新潟との勝ち点は同数だったものの得失点差が-4となり降格が決定しました。
湘南ベルマーレは残り2試合を残して、アビスパ福岡は残り3試合を残しての降格決定でした。
降格ボーダーラインといわれている勝ち点35からは低く推移したシーズンだったといえるでしょう。

2015シーズン

14位 ベガルタ仙台 年間勝ち点35 26節終了時点勝ち点27
15位 アルビレックス新潟 年間勝ち点34 26節終了時点勝ち点25
------------------------------------------------------------
16位 松本山雅 年間勝ち点28 26節終了時点勝ち点22
17位 清水エスパルス 年間勝ち点25 26節終了時点勝ち点20
18位 モンテディオ山形 年間勝ち点24 26節終了時点勝ち点18

残留ボーダーは35前後と結果的にはなったものの、最終節まで残留争いすることなく
松本山雅は残り1ゲーム、清水は3ゲームを残し、山形は2ゲームを残し(残り3ゲーム時点では清水が最下位に推移していた)
降格が決定したシーズンでした。

2014シーズン

14位 ベガルタ仙台 年間勝ち点38 26節終了時点勝ち点26
15位 清水エスパルス 年間勝ち点36 26節終了時点勝ち点25
------------------------------------------------------------
16位 大宮アルディージャ 年間勝ち点35 26節終了時点勝ち点25
17位 セレッソ大阪 年間勝ち点31   26節終了時点勝ち点26
18位 徳島ヴォルティス 年間勝ち点14 26節終了時点勝ち点12

熾烈な残留争いのシーズンだったといって良いでしょう。
優勝候補の一角であったC大阪が降格という厳しい結果となったこともありましたが、
勝ち点の推移的にJ1初挑戦となった徳島以外のチームは高くあったシーズンで、C大阪は残り1試合を残しての降格決定。
最終節では大宮はC大阪相手に勝利したものの清水も勝利し最終節勝利での降格決定となりました。
徳島は5ゲームを残し降格決定となった。

2013シーズン

14位 ベガルタ仙台 年間勝ち点45  26節終了時点勝ち点39
15位 ヴァンフォーレ甲府 年間勝ち点37  26節終了時点勝ち点29
------------------------------------------------------------
16位 湘南ベルマーレ 年間勝ち点25  26節終了時点勝ち点23
17位 ジュビロ磐田 年間勝ち点23  26節終了時点勝ち点19
18位 大分トリニータ 年間勝ち点14  26節終了時点勝ち点10

残留した15位甲府が勝ち点37と高い推移だが、16位以下との勝ち点差が大きく開いたシーズンとなった。
J2プレーオフで昇格した大分は6試合を残しての降格決定。
磐田は3ゲーム、湘南は2ゲームを残しての降格が決定した。

2012シーズン

14位 セレッソ大阪 年間勝ち点42  26節終了時点勝ち点32
15位 アルビレックス新潟 年間勝ち点40  26節終了時点勝ち点26
------------------------------------------------------------
16位 ヴィッセル神戸 年間勝ち点39  26節終了時点勝ち点33
17位 ガンバ大阪 年間勝ち点38  26節終了時点勝ち点28
18位 コンサドーレ札幌 年間勝ち点14  26節終了時点勝ち点10

札幌は史上最速記録となってしまった7試合を残しての降格が決定したが、
17位以上の勝ち点推移は非常に高く、勝ち点38を積み重ねたガンバ大阪であっても17位という結果で降格となった。
最終節まで多くのチームに降格の可能性が残る展開となり、最終的にはガンバ大阪、ヴィッセル神戸が降格という結果となった。
26節時点での勝ち点を見てもわかるように、その時点では神戸が新潟に勝ち点差7をつけながらも、
シーズン最終期に入り新潟が怒涛の追い上げをみせた。
残留ラインは勝ち点40と過去5シーズンの中では最も高く推移したシーズンだった。


<現在の順位と勝ち点>

14位 北海道コンサドーレ札幌 25節終了時点勝ち点26
15位 ヴァンフォーレ甲府 25節終了時点勝ち点21
16位 サンフレッチェ広島 25節終了時点勝ち点20
17位 大宮アルディージャ 25節終了時点勝ち点20
18位 アルビレックス新潟 25節終了時点勝ち点11

現在13位に位置する清水エスパルスとの対決を残すチームが多く
新潟、大宮、広島、札幌の4チームが清水エスパルスとの対戦を残している。
残留争いをしているという点で新潟は札幌、甲府との直接対決を残し、
大宮は甲府との直接対決を残し、広島は札幌との直接対決、
甲府は新潟、大宮との直接対決、札幌は新潟、広島と連戦で残留争いをしているチームとの戦いが待っている。

これからどれだけの勝ち点を積み上げることができるか。
残り9試合。少しでも勝ち点を積み重ねられること、重要と定める試合で勝ち取ることが重要となるであろう。

J1リーグ26節は今週末、行われる。

Good!!(80%) Bad!!(20%)

この記事も読んでみる