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【コラム】いまクラブに求められているSNSの有効活用

2017/07/19 19:52配信

武蔵

カテゴリ:コラム

SNS(ソーシャルネットワークシステム)は、近年、私たちの生活に広く浸透してきた。

もはや人々はSNSから情報を得て、SNSで自分の考えを発信すると言っても過言ではない。

そうなると、当然SNSをビジネスに繋げようとする動きが生まれる。

つまり、SNSを自社のPRに使ったり、新たな市場を開拓するために使ったりするようになる。

これは一般の会社だけでなく、スポーツチームも同じことだ。

1人でも多くのファンを獲得したいと思うなら、SNSを上手く使いこなしていかなければならない。

そういう時代なのだ。

そこで今回は実際にどのようなSNSマーケティングをチームが行っているのか、

いくつか紹介していきたいと思う。

告知だけじゃ“つまらない”

クラブの最終目標は、SNSを通じて試合を観に来てくれる人を増やし、

より多くの収益を上げるということ。そのためにはどんな情報を発信していけば良いのだろうか。

多くの人に試合を見てもらいたいと思ったとき、必ず知っておいてもらわなくてはならないことと言ったら、開始時刻などの試合に関する情報だろう。

しかし、試合の開始時刻だけをツイートしたところで、サッカーに興味のない人は試合を見てみようと思うだろうか。

おそらく思わない。

本当にファンを増やしていきたいと思うなら、

プラスαで何か人々を惹きつけるコンテンツを発信していく必要があると思う。

例えば、ロッカールームにおける選手たちの様子を発信するなんて方法は、実際にいろいろなチームが取り入れているやり方だ。

試合後の高揚感や達成感など、普段の試合を見ているだけでは分からない選手たちのリアルな感情を伝えていくことで、新しいファンを生み出そうという狙いがある。

それ以外にも、プレーだけでなく選手個人の人柄に迫ってみるのも良いだろう。

「サッカーのことはよく分からないけど、プライベートのときの選手たちの素顔がどんな感じなのか気になる!」

という人もいるかもしれない。

そういう人たちがSNSの投稿を通じて選手個人のファンになってくれれば、

クラブとしてもプラスである。

また、外国語のアカウント開設もグローバルなファン獲得を目指す上では効果的だ。

海外のビッグクラブでは既に一般的になりつつあるが、

自国の言語だけでなく所属選手の母国語などによる発信は新たな市場開拓に大きく貢献するだろう。

まだ国際的にポピュラーとは言えないJリーグだが、今のうちからそういったサービスを通して海外での知名度を上げていくことは意外と大切なことかもしれない。

SNSマーケティングに成功しているチームはどこ?

現在SNSマーケティングに成功しているチームとしてよく挙げられるのがセレッソ大阪だ。

セレッソ大阪の公式Facebookページは100万いいね!越え。

Jリーグでは頭一つ抜けた数だ。

さらに昨シーズンからの来場者数の変化を見ていると72%アップとこれまたJリーグトップ。

もちろんJ1昇格の影響が大きいのは確かだが、

こうしたSNSの投稿を通じてスタジアムに足を運ぶようになったというファンも少なくない。

でも、なぜここまでセレッソ大阪のFacebookが人気なのだろうか。

私が思うに、人気の秘密は“投稿の充実度”だと感じた。

試合の結果だけではなく、オフ時の選手の様子やトレーニング風景など、

普段は見ることのできない選手たちの様子を見ることができる。

しかも、ほぼ毎日何かしらの投稿がされており、ボリューム感満点。

また、投稿も凝ったものが多く、

あまりセレッソに詳しくない人が見ても楽しめるように工夫されている。

今回は例としてセレッソ大阪を取り上げたが、

最近では他のチームもSNSマーケティングに力を入れ始めている。

こうした活動を通して、今後Jリーグがもっともっと盛り上がっていってほしいと思う。

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