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本田圭佑がパチューカ移籍!なぜメキシコなのか?

2017/07/18 19:43配信

武蔵

カテゴリ:コラム

ACミランとの契約が満了し無所属となっていたサッカー日本代表の本田圭佑が、

メキシコの名門クラブであるCFパチューカへの移籍が決定した。

本田らしいと言えば本田らしいが、

これまで新天地としてはリーガエスパニョーラのラス・パルマスやプレミアのクリスタパレス、

トルコのガラタサライ、そしてアメリカ行きなども噂されていただけに、

今回のメキシコ移籍に衝撃を受けた人も多いのではないだろうか。

本田自身も多くのクラブから話が来ていることを明かした上で

「慌てず全部のオファーをテーブルに乗せてみる」

と移籍先選びには慎重な姿勢を見せていたが、なぜ新天地にメキシコを選んだのか。

少し考えてみたいと思う。

パチューカってどんなチーム?

Wikipediaによる情報で申し訳ないが、

CFパチューカはメキシコ1部リーグであるプリメーラ・ディビシオンに所属するクラブ。

メキシコの名門として知られ、5度のプリメーラ・ディビシオン優勝、

4度のCONCACAFチャンピオンズリーグ優勝などの実績を持つようだ。

FIFAクラブワールドカップにも北中米代表として過去3度出場しており、

今年4月26日には一番乗りでクラブワールドカップ2017への出場を決めている。

私自身試合をほとんど観たことがないため、

どのようなサッカーをするのかなどに関する話はできないが、

決して弱いチームではなく、今後世界の舞台で戦うチャンスも十分にあると見て良いだろう。
参考:CFパチューカ

なんでわざわざメキシコを選んだの?

今回の移籍が本田圭佑という1人のサッカー選手にとっての大きな分岐点となるのは間違いない。

30歳というサッカー選手としては決して若くない年齢で、全く知らない土地での新たなチャレンジ。

そして何と言っても来年はW杯イヤー。

もしもこの移籍が失敗に終われば、キャリアの中でそれを取り戻すのは極めて難しいだろう。
そんな厳しい状況の中、彼はどうしてメキシコを新天地に選んだのだろうか。

本田は以前新しい移籍先の条件として、

「自分が成長できる、刺激的なところに行きたい」

と語っている。

つまり、新たな環境の中で刺激を受けつつ成長していくためにメキシコに行くことを選んだのだ。

何とも本田らしい決断ではないだろうか。

メキシコのサッカーと言えば、

「日本人がお手本にするべきサッカー」

なんて言われることもしばしば。

欧州各国の選手に比べてサイズは小さいものの、

高度な個人技と素早いパスワーク、豊富な運動量で互角に渡り合うメキシコのサッカーは、

日本にとって勉強になるポイントが非常に多い。

過去に日本サッカー協会がメキシコのハビエル・アギーレ監督を招聘したことからも、

そんな意図が伺えるだろう。

本田自身、メキシコのサッカーからいろいろと学びたいと感じたのかもしれない。

本田にはメキシコサッカーの良いところをどんどん吸収して選手として成長するとともに、

そこで得たものを日本の選手に還元していってほしいと思う。

また、本田自身、来年のW杯をキャリアの「集大成」と捉えている面があり、

今回の移籍はW杯に照準を合わせた移籍とも取れる。


近年、欧州のクラブでは攻守における運動量やスピードなど、

フィジカルやタフネスの部分がより重視されるようになった。

古典的な「10番」タイプの南米選手が4大リーグで活躍できなくなっているのもその影響が大きい。

そう考えると、最近フィジカル面で衰えの見られる本田がコンスタントに試合に出場できる保証はまったくない。

その点、よりテクニカルなサッカーを好むメキシコは本田に合ったリーグと言えるかもしれない。

もちろん簡単にレギュラーを取れると言っているわけではないが、欧州よりはチャンスがあると私は思っている。


今回のメキシコ移籍には私も驚かされたが、それと同時に非常に楽しみでもある。

高所での試合に過激なサポーター、未知の環境に苦労することも多いだろう。


しかし、今までいくつもの不可能を可能にしてきた本田圭佑なら必ず乗り越えてくれると思っている。

そして、来年のW杯では今よりひと回りふた回りも大きくなった本田圭佑の姿が見られることを期待したい。

その前にクラブワールドカップもあるので、皆さん是非パチューカを応援しましょう。

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