CHANT(チャント)

ルーニーが移籍金ゼロで古巣復帰!でも本当に活躍できるの?

2017/07/11 18:16配信

武蔵

カテゴリ:コラム

ウェイン・ルーニーが古巣エヴァートン復帰を果たした。

ルーニーといえばマンチェスターUの黄金時代を築いたレジェンドの1人。

サッカーに疎い人でも名前くらいは聞いたことがあるのではないだろうか。

そんなスーパースターの帰還に対し、SNSでは数多くのサポーターから歓迎の声が寄せられている。

しかも、ルーニー本人の意向で移籍金ゼロと、エヴァートンサポーターとしては感涙モノだ。

中には悲願のタイトル奪取に向けて期待に胸を膨らませている人も多いだろう。しかしだ。

本当にルーニーはチームにタイトルをもたらすことはできるのだろうか。私個人の意見ではかなり厳しいと思う。

場合によっては昨シーズンより順位を落とすことも十分考えられる。

今回の移籍を本当の意味でハッピーなものにできるかどうかは来シーズンの成績にかかっていると言っても過言ではない。

ルーニーは今のエヴァートンにフィットするのか

かつては世界最高峰の選手の1人だったルーニー。それは疑いようもない事実だ。

だが、近年の加齢による衰えも否定できない。爆発的なスピードは失われ、以前のような身体のキレは見られない。

足元の技術に関しては未だに一流だが、昨シーズンはモウリーニョ監督の下、ベンチに座ることも多かった。

それは数字にも表れており、25試合5得点と“らしくない”成績に落ち着いてしまった。

そんなルーニーだが、エヴァートンをタイトルに導けるのだろうか。率直な意見を言えば、厳しいと思う。

今のエヴァートンはスピードのあるチーム。前線にはミララスやバークリーら、ダイナミズムに溢れるスピード豊かな選手が並ぶ。

中盤にもトム・デイヴィスなどの若手選手が台頭しており、スピードや運動量で劣るルーニーがフィットする可能性は決して高くない。

もちろん若手の多いエヴァートンではルーニーのような「経験」を持つ選手は貴重な存在で、

リーダーシップでチームを良い方向に導くという働きに期待している部分もあるのだろうが、純粋な戦力としてはどうしても疑問符がついてしまう。

ロナルド・クーマン監督がどのようにルーニーをチームに組み込んでいくのか、注目が集まっている。

大きすぎるルカクの抜けた穴

今回の移籍だが、直接的な関連は公表されていないものの、実質的にはマンチェスターUとエヴァートン間のトレード移籍と見られている。

ルーニーを移籍金ゼロで獲得する代わりに、エヴァートンはルカクを110億円でマンチェスターUに放出した。

ルカクと言えば、昨シーズンまでの“エヴァートンの王様”。パワフルさとスピードを併せ持つプレミアリーグを代表する大型FWだ。

昨シーズンは通算38試合に出場して25得点と文字どおりチームをけん引してきた。そんなルカクの穴を誰が埋めるのかというのが問題だ。

当然今のチームには彼の代役は見当たらないし、近年のルーニーはCFというより中盤でゲームを組み立てる役割を任されることが多く、

ストライカーとしてルカクの代わりを務めるには役不足感が否めない。つまり、新たな戦力を補強するしかない。

候補としてはアーセナルのジルーが有力か。アーセナルでは出場機会が限られているものの実績は十分。

ルカクの穴を埋める能力は持っていると思う。だが、他のチームとの競合になると見られ、獲得できなかった際はかなりピンチだ。

スウォンジーのシグルズソン獲得の噂もあるが、中盤の選手であるためCFとしての活躍は期待できない。

とにかく来シーズンの躍進のためには攻撃の軸となるCFの補強が必要不可欠だ。

あれこれ厳しいことを言ってしまったが、個人的にはルーニーの活躍に期待している。

トップフォームを取り戻しさえすれば、依然としてトップレベルで戦える選手ではあるはず。

“百戦錬磨の経験”

“それに基づいたリーダーシップ”

を武器に、13年前エヴァートンで見せたスタイルとは異なる新しいルーニーを見せてほしいと思う。

Good!!(100%) Bad!!(0%)

この記事も読んでみる