CHANT(チャント)

「受け入れがたい」ことが起きたDAZNに掛けるべき言葉

2017/03/02 19:43配信

武蔵

カテゴリ:コラム

試合が見られないなんてことは、あってはならないことだ

あってはならないことが起きました。

今季から、Jリーグの全試合をライブ配信することになっているDAZNが

先の開幕節において、その配信に支障をきたす事態となったのです。


しかも、その試合は2試合に及びました。

2/25の大宮-川崎と、2/26のG大阪-甲府と続出しただけでなく

後者は、後半の途中まで全く視聴することができないという最悪の事態でした。


もう1度言いますが、これはあってはならないことです。

JリーグのYouTubeチャンネルやDAZNのバレーボールのチャンネルでの配信により

ミスをリカバリーすることができたという向きもありますが

その周知が、試合中の短時間で徹底されたとはとても言い難いものがありますし

どうあっても、DAZN側の不手際としか言いようがありません。


サッカーの1試合において、現地に行けないサポーターがどれほどいるでしょうか?

そんな彼らが、サポートチームの試合を生で見ることのできる手段は

TV放映が無いカードにおいては、今季からDAZNしか無いのです。

この状況下で、試合が全く見られないというのは、忌むべき事態と言えます。

今季からJリーグ中継が、スカパー!からDAZNへと移行することになったのは

10年で2100億円と言われる契約に基づくものです。

この大型契約のおかげで、J1は1ステージ制という望む形を取り戻しました。

配分金、賞金の増額により、各クラブの補強は進み、国際競争力も高まります。

また、クラブ独自に採り得る広報活動の幅も広がり

そのためのソフト面、インフラ整備も進むことでしょう。


そしてDAZNは、サポーターにとっても直接的なメリットを提案しました。

従来のスカパー!Jリーグセットよりも、その月額が安価となったのです。

それであれば、確かに多少のサービスの質の低下は止むを得ません。

「放映」から「配信」となり、安定性に欠けるというのも分かっていたことです。


しかし、試合を滞りなくライブ配信するというのは

最低限であり、サポーターにとって最優先事項のはずです。

それが達成されないというのは、そもそも契約の不履行と言えますし

何より、試合が見られなくて悲しむサポーターがいるということが耐えられません。


今回のスカパー!からDAZNへの移行により、コストは下がりました。

しかし、別にサポーターが値下げを訴えたワケではありません。

もし、DAZNプレミアムと称して現在より高い金額を取り

専用サーバーを用意するなどして

絶対に配信が途切れないことを保証するサービスを打ち出していたとすれば

契約に応じる向きは少なくないはずです。


しかし、現実としてそうではないのです。

現在の価格を提案したのは、何を隠そうDAZN側です。

この価格でやると言った以上、DAZNには責任があるはずです。

そう、DAZNには責任があるはずです。

で、あるならば、今回の不始末の責任を取るべきなのです。


責任を取る、というのは果たしてどんな行動でしょうか?

それは、DAZNのJリーグからの撤退、スカパー!への放映権の譲渡・・・

ではなく、誠意ある謝罪と再発防止です。

これらを求める言葉こそが、今回、DAZNに掛けるべき言葉であると考えます。

DAZNに求めたい責任の取り方と「サポーター」の在り方

繰り返しになりますが、JリーグとDAZNは10年で2100億円の契約です。

つまり、基本的にこの10年間、Jリーグとそのサポーターは

DAZNとともに歩むことが決定しているということになります。


そして、この2100億円により、少なからず恩が発生していると、私などは考えます。

そんなパートナーとは、是非とも良好な関係を築きたいものです。


何より前提としたいことは、失ったもの、ライブで観戦できなかった試合は

もう何をどうしても、取り戻すことはできない、ということです。

それは、DAZN側だけでなく、サポーター側にも言えることです。



かの岡田武史氏は、かつてサポーターとファンの違いを定義しました。

曰く

サポーターはチームとともに闘うなかで感動を得る。

ファンはお金を払って感動を買う。

とのことでした。


もし、チームと戦うサポーターであれば

そのチームの所属するリーグの発展を願うはずです。

そんな人からは「放映権をスカパー!に返せ」といった子供じみた発言や

「スカパー!時代は良かった」といった過度に過去を美化するような言動は

やはり、出てこないのではないでしょうか。

もし、そのような発言があれば、サポーターとしては恥ずべきではないでしょうか?


DAZNのCEOであるジェームズ・ラシュトン氏は今回の件に対して謝罪し

「今後の改善に全力を尽くす」としました。

その中で有った「受け入れがたい」という発言に対して

「こっちのセリフだ!」と言うことは、もっともではありますが、そうではなく

この謝罪に誠意を認め、改善に期待する声を挙げることが

Jリーグのサポーターのあるべき姿ではないでしょうか?


自分を客、上記の定義でいうファンと称するのであれば

こういった不手際に不満をブチまけてスッキリするというのも1つの手でしょう。

ただ、もしそうしてしまえば、Jリーグとともに歩むサポーターとは

今後一切、名乗ることができなくなってしまうのではないでしょうか。

Good!!(0%) Bad!!(100%)

まあ早い話しサポーターとチームは、
一連托生 だから自分の気持ちを優先
することなく、ひたすらチーム第一の
精神でと聞こえます。

名無しさん  Good!!0 イエローカード0 2017/03/15|12:07 返信

この記事も読んでみる