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【FC町田ゼルビア】 ロアッソ熊本戦で届けたメッセージとファミリーという証 【J2】

2016/05/30 21:51配信

CHANT編集部

カテゴリ:コラム


5月28日。
J2は第15節を迎え、ロアッソ熊本はノエビアスタジアム神戸にてFC町田ゼルビア戦を迎えた。

地震の影響でホームスタジアムである うまかな・よかなスタジアムにて試合を行うことがいまだできない状況となっているため、
ヴィッセル神戸のホームスタジアムであるノエビアスタジアム神戸でのホーム試合開催となった。

対戦相手であるFC町田ゼルビアもロアッソ熊本の神戸でのホーム開催に協力し、イベント運営への参加などを行った。
FC町田ゼルビアのスポンサーであるキッズ・ライフ・エンターテイメント株式会社の協力により、FC町田ゼルビアのホーム試合で開催されるゼルビーランドにてシンボル的な存在となっているゼルビードームと、
熊本県PRマスコットキャラクター・くまもんのエア遊具 くまもんフワフワが並んで登場。

キッズ・ライフ・エンターテイメント株式会社のスタッフが現地まで遊具を運搬し、運営も行うという強力なサポートもあり、
あいにくの雨ながら子供たちを中心に会場に大きく登場したゼルビーとくまもんのエア遊具は存在感溢れ、多くの人々が利用し写真撮影するなど会場を盛り上げ、使用料は全額ロアッソ熊本に寄付された。

それに加え、FC町田ゼルビアホーム開催試合において募った「平成28年熊本地震」募金を支援金として、ロアッソ熊本に贈呈した。
『ALL POWER MACHIDA「平成28年熊本地震」募金』は、4月23日長崎戦、5月3日岐阜戦、5月15日北九州戦のホーム3試合で募り、総額1,290,320円が集まったという。
FC町田ゼルビアのサポーターやアウェイ観戦にきた対戦相手のサポーター等、たくさんの人たちの「がんばろう熊本」の気持ちをロアッソ熊本に届けた。


「平成28年熊本地震」の影響から一時サッカーができる環境や状況ではなくなり、一時的に戦える状況になかったロアッソ熊本が、いまだ苦しい状況ながら熊本県民の期待を背負いサッカーで勇気や元気をと強い気持ちを持ってJリーグに帰ってきて3試合目。
5月22日に開催されたホーム試合では、柏レイソルの本拠地である日立台サッカー場を使用する形で行われ、続くホーム試合となったこの試合はヴィッセル神戸のホームスタジアムであるノエビアスタジアム神戸で行われた。

ヴィッセル神戸のスタッフも運営に参加するなど、この日も多くのJリーグファミリーの厚き熱き協力があり、ロアッソ熊本のホーム試合が開催された。

スタジアムにはロアッソ熊本、対戦相手のFC町田ゼルビアのサポーターはもちろん、
その他にもヴィッセル神戸のサポーターやその他のチームのサポーターもチームに関係なくさまざまなユニフォームを着て、現地を訪れた。

FC町田ゼルビアの選手たちは試合後、ロアッソ熊本の赤、FC町田ゼルビアの青を上下に使用した、メッセージ幕を手に周回した。
「これからもサッカーの力で熊本の皆さんを元気にします」
「FC町田ゼルビア・サポーターは被災者の方を応援しています」

町田から熊本へと発信するメッセージ。
FC町田ゼルビアには現在ロアッソ熊本に所属する選手と共にプレーした選手も多く在籍している。
町田で共に戦った選手も熊本で戦っている。
広いようで狭いからこそ、サッカー界は繋がりの輪を持っている。
Jリーグファミリーとして、クラブ、そしてサポーターも共に、熊本を応援していくというひとつの団結を持って、熊本にメッセージを送った。


試合は、FC町田ゼルビアの勝利となった。
熊本に元気をと勝利に向けて強いモチベーションを持って戦うロアッソ熊本に対し、FC町田ゼルビアはひとつひとつの試合を前に今できる限りのことをやろうと向かう姿勢を持って、戦った試合となった。
町田サポーターからは「全力で戦うことが相手へのリスペクト」という横断幕が掲げられたが相馬監督が「選手たちがそれを実行してくれた」と話した通り、全力を持ってロアッソ熊本に挑んだ結果となった。

現在J2上位に位置するFC町田ゼルビアだが、常にチャレンジャーである立場を忘れない。
しっかりと相手をスカウティングし、できる限りの準備を行い、自分たちのすべてを出し戦っている。
ゲームを握られても慌てることなく、自分たちの少ないチャンスをモノにする―。
そのシンプルながら確立されたスタイルをFC町田ゼルビアとして今なお熟成させている最中だ。

会場の外では対戦相手ながら運営にも協力し、サポーター同士の交流もありファミリーとして手を取り合いこの日の試合を創り上げ、ピッチの中では力の限りを尽くしサッカーで真っ向から戦いを挑んだ。
ロアッソ熊本との一戦を経験したことで、Jリーグファミリーとしての絆がまた一段と深くなったことであろう。
協力と戦い。そこにはたくさんの想いが詰まっていた。


がんばろう九州
がんばろう熊本

TEAM AS ONE

今後も戦うライバルであり、かつ最愛のファミリーであることがこの日、刻まれた。

(photo by Ⓒ町田ゼルビア/春木睦子)

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